インターコムの調整
うちは電子機器屋じゃ無いのだけど、グライダーに使っているからと言うだけの理由で(笑)、こんな仕事が入ってきた。
アメリカ製のインターコム。パイロットとコパイがヘッドセットを通じてお互いに通話でき、プレストークを押したらVHFで送信できる。VHFの受信も双方共に聞ける。。。そんな装置。
購入したけど期待した音で聞こえないらしい。メーカーに送ったけど正常で帰ってきたとか。アメリカ人は耳が良くて声が大きいのだろうか?
「OPアンプでも入っているだろうからゲインを上げて欲しい」との要望なので、取りあえず中を開けて回路を追っかけていく。
ICが2個に小信号用のトランジスタが3個と中くらいのが1個。中くらいのトランジスタはツェナーと組み合わせて定電圧電源を構成している。
ICの2個は交互に音声を増幅しているかと思ったら違っていて、外部用に固定ゲインで増幅する部分と、お互いのヘッドフォンを鳴らすためにスケルチとボリュームコントロールが噛んだ部分の2種類だった。3個の小さなトランジスタは、プレストークとかスケルチのコントロールみたいな感じ。
ここまで来て止まったのがICの型番。今はインターネットで大概のICは判明する。気軽に考えていたら手強かった。型番はJR44AC-100183。検索しても出てこない。
取りあえず電源端子と出力端子を特定したけど、良くあるDIP8pinのOPアンプとはプラス電源の位置が違う。。。
ずいぶん悩んだけど、以前にこういう感じの電源ピンを見たことが有るなと思いだし、資料をパラパラめくっていたら出てきた(^^)。NCに成っているピンの機能もそれなりに理解できる。ハハハ、見つけてしまった。
と言うことで、そのICの互換品かバージョンアップ品と考えてコンデンサと抵抗を付けてみたらゲインが上がった。取りあえず基礎的な実験までは完了。
昨日の練習会で惨めな気持ちに成ったので今日はラン。そんなに瞬間瞬間の流れで気持ちが変わったら駄目だろうと思う。確かにその通り。でも悔しいんだもん(笑)。
西中経由でトヨタグランドへ。西中はインフルエンザなのか試験なのか誰もいなかった。グランドは最初は真っ暗だったけど、RCの人が増えてきたら照明が点いた。
100mの流しを繰り返した。太腿の動きを考えながら。あまり必死に成らずに少し余力が有る状態で動きを考えながら。出来たような出来なかったような。
帰り道で考えた。バイキングの練習会では死ぬほど追い込んでしばらく休み、死ぬほど追い込んでしばらく休みの繰り返し。私にとってはレペと言える。
追い込む能力とかピークパワーは確かに上がった気がする。でも昨日感じたような、相当キツい状態が延々と続く状況が弱いまま。弱いままと言うよりも更に弱くなった様な気もする。
そう言う環境で練習してないから当たり前なのだけど、こういう部分も何とかしておく必要がある。なぜならレースではこっちのシチュエーションの方が近いから。
先頭集団に必死で付いていくことは止めにして、少し遅れて単独走で延々とヒーヒー言いながら漕ぎ続けようか。2回に1回くらいは。
ラン 11km
| 固定リンク
コメント