ランニングの科学
次男が参考書が欲しいのでアマゾンで買ってくれと言ってきた。値段が微妙で送料が発生するなあと考えていたら、ちょっと前に買おうと思っていた本を思い出したので一緒に注文してみた。
「ふじい のりあき著 ランニングの科学」。この作者は「ロードバイクの科学」などを書いている、理系の屁理屈(笑)アスリートであるし、マフェトン教の教祖様の親族でも有るらしい?
到着したのでパラパラとめくってみた。私が一番興味が有るのは脚のスイングとか手の振りの、力学的なモデル化とかそれの解析、実際のランナーの感覚との関連など。
その辺りのことも或る程度書いてあるようだった。取りあえず脚のスイングに関しては、P68辺りから書いてある。膝から下を意識して曲げる事に関しては意味が無いらしい。今の私の感覚的には、少し意識して曲げた方が脚の回転が速くなる気がしている。
P72の速い子の「振り戻し」に関しては、私が数年前から矯正しようとしている方向と非常に近い。接地の瞬間というか最大荷重の時というか、まあ有効に地面からの反力を受けているときに、進行方向に対して抵抗となる力を受けてはいかんだろうと言うこと。
現象的に言えば、滑りやすい路面を走っているときに、接地の時に脚が前の方に滑って転んでは良くないと思う。前に滑ると言うことは、摩擦係数の高い路面では減速の力を受けている事に成るから。
これの矯正のために私は、雨上がりでヌルヌルの歩道などを選んで走ったりした。接地から最大荷重に移行するあたりで、強い抵抗方向の分力を受けていると脚が前に滑って転ける。転けないように走るには、この本で言う「振り戻し」の動きに成る必要がある。
取りあえず暇なときに読み進んでいこう。他のランニングの本よりは、理系で屁理屈が好きな似非アスリートに向いているような気がするから(笑)。
腰の具合がだいぶ良くなってきたので、今日は走ってみることにした。強い雨が降ったり止んだりしているけど、まあ運試しというか、濡れても涼しいから良いやと思って家を出る。
強度は低めに。登坂時も極力筋力を使わないように。心拍数を上げて血流を増やし、体温を上げて身体の修復速度を上げることだけを目的と考えた。
いつものコースをぐるっと走った。丁度よい具合に歩道が濡れており、田植えなどの作業の後で滑りやすい土も被さっている。足裏の荷重の具合を感じながら走った。
ラン 13km
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