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2009年1月

2009年1月31日 (土)

USBで時刻同期再び

0131 以前、某大学に納入していたUSB出力の時刻同期用GPS受信機、昨年末に連絡があって別の先生も欲しがっているから同じ仕様であと2台の注文を受けた。
 オリジナルの話があったとき、たまたま余りの材料が有ったので安い見積を出したら取れたのだけど、ゼロから手配すると足が出る値段というか相当お得な値段で出していた。今回は何となく話の勢いで、同じ仕様で同じ値段で2台を受けてしまった(笑)。
 一番困ったのがNMEAと1PPSのタイミング関係で、この辺りはいい加減というか各社、各受信機、各ファームウエアでまちまちな部分。前回のはボロではないけど少し古い型のGPSユニットだったので、今回はそれと同じ仕様の物が入ってこなかった。
 先生の希望としては前回作ったソフトを流用したい様な話だったので、なんとか探して同等品が使ってある別の製品を引っ張ってきてそれからユニットを取り出して何とか完成。
 作業場じゃなくて畳の上で試験しているのは、この部屋の再放射アンテナが屋根の上の一番良い場所に設置してあるから。
 ユニットがあと2台有るので、これで良く似たのを作って値段を付けてWEBに出しておこう。ケースとかアンテナとかは手持ちの物を使ってコストダウンすれば、なんとか魅力的な値段に仕上がりそうな感じ。
 GGA、RMCが毎秒出力、DSRに1PPS、それとは別に1PPS信号源からハードウエアでLEDとTTL出力付き。USB変換経由なのでそっちの精度はそれなりだけど、TTLが有るので割りと魅力的なスペックじゃ無かろうかと思う。

 いつも走る時間帯に試験をしていたので、今日は何もしないまま暗くなってしまった。暗くなったら外に出る気分が萎えてしまうので今日のトレーニングは無し。風呂上がりに少しだけ入念に足首の柔軟をしておいた。

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2009年1月30日 (金)

ヤッパ超硬でしょ

0130 今日の夕方、納期が迫った時刻同期用のGPSを組み立てていたら、NSRのミッションを送りつけてきた友人から電話がかかってきた。
 ミッションの催促かと思ったら違っていて、息子がインフルエンザに罹ったとかタミフルで変になるかもしれないとか、どうでも良い話だった。まあ、ヤツもシングルファーザーで大変そうなのでウンウンと言って話を聞いておいた(笑)。
 そいつのミッションを削るためだけでは無いけれど、切れなくなった小さな中ぐり用のバイトを研ぐのが面倒なのでスローアウェイ式を入手したのがこれ。
 素っ気ない外観だけど泣く子も黙る(どうしてうちのATOKは無く子も黙るになるの?)超硬のシャンクだったりする。知らない人は信じられないと思うけど、普通に買うとこの"何でもない棒"が4万とか5万とかする。そんなのは買えないので1/10くらいの値段の中古品。
 いつもは安物しか買わない私だけど、超硬のシャンクには意味があると思っている。何故ならヤング率が鋼の2倍から3倍も有るのだから。
 ヤング率と言うのは材料レベルのバネ定数というか、ゴムっぽく無い程度と言うか、変形のしにくさというか、そういう類の性質を工学的に気取って言うときの言い方で、それが3倍有れば同じ形状なら1/3しか変形しないと言う事を意味する。
 剛性が命の工作機械に於いて、特に細長い棒を伸ばすしかない中ぐり作業はかなり剛性的にクリティカルな作業だったりする。ここに超硬シャンクを使用する意味は大きい。外形削りならシャンクを太くする方が安上がりだけど。
 ちなみに熱処理していないSS400でも、チンチンに焼きを入れたクロモリでもヤング率は大差ない。差が出るのは表面の硬さと壊れるまでに耐えられる力。だから変形が問題であって破壊は問題では無い場合、クロモリを使って焼き入れしたところでほとんど変化は無い。
 さらに言うならアルミ合金のヤング率は鋼の1/3程度しか無いので、飛行機を作るのには適していても剛性が大事で質量の制限が無い場所に使うのは甚だ疑問だったりする。
 この手の話は機械設計で飯を食っている人であっても、なかなか通じない人が居たりして困る時がある。アーム先端の変位が大きすぎるときに、「断面の"I"を見直しましょう」と言ってくれれば納得するのだけど、「SCMに変更しましょう」とか言われると返答に困る(笑)。

 今日のプールは、またまたキツかった。ハアハア言うキツサではなくて腕が動かなくなるようなキツサだった。
 前半はバタフライのドリルで後半はクロールのドリル。キツかったのはクロールのプルのドリル。全部で50mを10本だったけど、もっと腕を速く回せ、前で溜めろ、そこで止めるな、最後を速く、戻しが遅い・・・、毎回色々な事を言われた。
 一つ言われるとそれを気にして直そうとするのだけど、そうすると他の部分がメタメタになってしまう。言われた部分も一回で直るわけはないので、結局全部が滅茶苦茶に。
 少しだけ収穫もあって、今まではこういったドリルをしても肩の廻りと肩から肘にかけてしか怠くならなかった。水性選手は逆三角形の体型をしているのに、どうして脇の下が怠くならないのか不思議だった。そこが今日は怠かった。
 やっとこの部分を使って水を掻く動きが出来始めたと言うことでは無かろうか?

 帰りの更衣室で先生と少し話をした。「軸が出来てなくて、腕もぶん回すだけで掻けてないから遅い」と言われてしまった。
 私なりに噛み砕いてみると、サーフボードに腹ばいになって手で水を掻くとスイスイ進む。私の泳ぎはそれとかけ離れた所に有るのでは無かろうか。
 取りあえずプルだけなら中学生の真後ろをずっとついて行けたので、少しだけ気分が良かった。

スイム 1.5km

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2009年1月29日 (木)

スバル360のメータ完成

0129 手持ちに無かった1Wの抵抗とか250V耐圧のコンデンサとかが来たので、ヤングSSのタコメータを組み上げた。試験回路で定数は確認しておいたので、特に大きな問題は無し。
 シグナルジェネレータだけでは不安なので、フルトラの試験用に作った試験装置で実際に火花を飛ばしながら、イグニッションコイルの1次側から信号を取って検証。こっちも問題無くて良かった。
 画像は200Hzの信号を入れてメータが6000rpmを示す様に調整しているところ。全域にわたって誤差ゼロには出来ないので、常用域であろう3000rpm-4000rpmあたりをゼロに設定し、6000rpmあたりは100rpmくらい多めに表示する設定で纏めた。
 依頼者に連絡したら夜に便があるのでと早速取りに来てくれた。妙な排気音が聞こえたので小雨の中を外に出てみたら、光岡みたいな変な車が止まっていた。良く見たらダットサン1000だった!
 びっくりした。雨の夜に足として50年前の車に乗ってくるなんて・・・。ピカピカにレストアした旧車よりも、普通に動いている旧車の方に私は興味が湧く。そういう意味では今日のダットサンはかなりインパクトがあった。

 GPS関係も尻に火が着いた時刻同期用が有ったりして結構忙しい。でもトレーニングもきちんとやった。
 雨が降っているのでガレージで3本ローラ。あまり体調が良い感じは無かったのだけど、こぎ出したら何故か速度が出る傾向がある。いつもはタラタラ漕いでいたら40km/h以下にしか成らないのだけど、今日は45km/h位を推移している。
 それほど足が怠くなることもなく、最後の方は48km/hくらいまで自然と上がって終了した。なんか不思議な感じがする。こう言うのを繰り返していって、最終的には軽く回して速い人が出来上がっていく・・・と良いな(笑)。

バイク 45km

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2009年1月28日 (水)

衰え

 昨日のランニングが割りと調子よかったので、今日のスタート時点では気持ちが少し高ぶっていたかも知れない。そのために最初から少しペースが速かった。所が気持ちほど身体は回復して居らず、2kmくらいの所で既に脚が怠くなってしまった。
 年齢的な物よりも、去年の終わりに小指を痛めてしばらく走っていない事による衰えが大きい感じ。悲しいし情け無いけれど、まあ現実を見つめながらボチボチ引き上げていくしか無い。
 西中で水を飲んで裏の峠を越えトヨタグランドの横の道を通った。以前よりも廻りが明るくなって来たことに気がついたので、久し振りに室木に抜ける峠を走ってみることにした。
 坂道では使う筋肉が違うのか、身体が温まって動きが良くなってきたのか解らないけれど、今までよりも少しだけ具合良く走れているような気がした。特に下りの腕振りとのコンビネーションは悪くなかった気がする。
 坂を下りた所の家の前に三男の同級生で陸上部のヤツが居た。挨拶代わりに飛びかかって首を絞めて頭をガンガン叩いてやった(笑)。「オレ、800で2分4秒出したんっすよ!」とか騒いでいた。よく考えたら速いなぁ。。。

 家に帰ってシャワーを浴びた。テレビの写りが悪い。去年くらいから35chが特に悪くて天気が悪いと白黒的に成ることすら有る。色々言われていたけど私はほとんど見ないので気にして無かったけど、調子の悪い機械という言う物は見ていて気分が悪い。
 屋根の上には古ーい7素子のUHFアンテナが付いている。これをアンプ無しで2台のテレビに分けているのだから、写りが悪くても文句は言えない感じ。皿倉山までは20km以上は有ると思うし。
 地デジの事を思うと、今の時点でそれなりのUHFアンテナに交換するのは無駄じゃ無いかもしれない。と言うことで数日のうちにUHFだけアンテナを交換しようと思う。

 それにしても地デジとかETCとか、その手の物は好きに成れん。機械としてじゃなくて国としての進め方とかシステムとか、国策として無理矢理やって一部の役人と業界が潤うような解りにくい組織が出来上がっている様な感じが。
 人が欲していて役に立つものなら自然に広まるだろう。強制したり異常な割引をしたりしないといけないことが、自然の摂理に対しても経済の原則に対しても間違っていると思う。
 高速道路を使う頻度は高くないから、ETC以外が不可に成ったらETCを付けようと思っている。テレビはほとんど見ないし録画してまで見たいと思う番組も無い。でも爺さんはテレビ漬けなので、デジタル化されても映るようにしておかないといけないのだろうな・・・。

ラン 13km

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2009年1月27日 (火)

混合水栓の修理

0127 台所の蛇口の水漏れが秋頃から気になり始めていて、先週は嫁さんから「なんとかしておきなさい」と言われていた。
 ここ数日は寒くてホームセンターに行く気力も湧かなかったけど、今日は少し気温が上昇したのでグッデイに行ってきた。何が必要なのか解らないのであらかじめ分解して。
 この手の水栓は買うと結構高い。分解して高い理由が解った。オンオフとか冷水と温水の混合割合を決めているのは、一対のセラミック?みたいな感じの平面バルブ。車のウォーターポンプのシールをもっと複雑にしたようなヤツ。
 この摺動面に鉄系の水垢が付いていたので、まずはこれの摺り合わせ。セラミック用のラップ剤とか有るわけ無いので、そのままの状態で2個の部品をゴシゴシと。しばらくやっていると目出度く両側の主要部が鏡面に輝きだしたのでこの部分は完了。
 あとは接続部のゴムパッキンを交換し、丈夫のスライド機構部分にシリコーングリスを塗って組み立てた。
 操作はかなり重くなったけど漏れは止まった。新品の時の重さを知らないけれど、一番軽い状態から変わったわけだからこんな物だろうと。。。

 天気がよいので久し振りに外で走る。自転車と同じようにリラックスして力を抜いて、廻りのランナーの中で自分が一番エネルギーを使わずに楽をしていると言うイメージで。
 西中で水を飲んで裏の峠を越えトヨタグランドに行って流しを数本。ここでも力まずに軽くそれで居て速度はそれなりに出ている状態を心掛けた。
 倉久経由でトヨタの中を抜けて帰ってきた。中山運輸の前が活気がない。トヨタ減産の影響だろうか。明らかに日が長くなってきた。

ラン 11km

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2009年1月26日 (月)

素性の知れない電流計

0126 毎日同じ事を書いているような気がするけれど、今日も寒い。この寒さは筑豊の人間にとって耐えられない。でも、小さい頃は大きなつららで遊んだりした記憶があるので、地球の温暖化と私の年寄り化は確実に進んでいると思われる。

 先日から入ってきていたForeAthlete201の修理をやった。筐体の合わせ目から汗などが侵入して内部の部品を侵していた。数日前にお湯で洗浄して乾燥させていた基板を持ってきて、新しい電池と組み合わせて試験したらまともに動いた。
 パターンが少し侵されているけど、切れるまでは行ってなかった様で良かった。多少の手直しで使えるように成ると思う。早めに分解に着手したのが良かったのだろうと思う。
 外した電池の方も分解してみた。電池本体ではなくて電池に乗っかっている制御基板の方を。こちらも塩を吹いたように成っていて正常に動いているとは思えない。リード線の電圧も500mV以下。
 制御基板を外して電池単体で測定しても変わらない。裸の電池に3.7Vの100mA位に設定した電源を繋いでみても無反応。電池も死んでしまったみたい。
 制御基板の解析をしようかと思ったけど、使ってあるチップがあまりに小さいので今日は断念した。寒い中でこんな小さな部品を相手にする気力が湧かない。春になったらやってみよう。

 画像は旧車用と思われるアンメータ。ついでに治してみてとの事で預かっている分。固定された磁石があって、その次に"固定された"2巻くらいのコイルがあり、その先に板状の部品が付いた回転子とでも言えそうな部品が有るだけ。面白い構造だ。
 良く見ると内部のメータとケースは別物と思われる。電源端子の穴が合わず、適当にヤスリで広げてある。そこに絶縁物を入れずに締め付けてあるので、もし内部が正常でもメータが振れる可能性は低かったと思われる。
 取りあえず内部は反応はするみたいだけど、針が曲がっていて修正がとても敏感そう。面倒なので後回しにして、電源端子の絶縁スリーブを旋盤で作って仮組みしてみた。
 他で使ったポリアセタール樹脂が合ったのでそれを使ってみた。M5のねじに差し込んでみたところ。このねじは旧JIS規格。ところがケースのM5ねじは新JIS規格。この辺りからもケースと内臓が別々の物であることが解る。

 外は寒いし嫁さんから迎えに来いコールがかかってきそうだったので、今日もガレージで3本ローラ。
 昨日よりも何故か調子がよい。同じ気持ちで漕いでいるのに速度が3km/hくらい違っている。ローラ台の速度を論じても仕方がないけれど、昨日よりも脚が良く回っているのは確か。
 1時間ほど漕いだら電話がかかってきた。ランティスで赤間まで迎えに行った。赤木峠は道の両側に雪が残っていた。トヨタの通勤車両がユルユルと走っている。雪が平日だったら大変なことに成ったと思う。。。いや、それを口実に休業にしたかも知れないな、そんなことを思いながら峠を下った。

バイク 40km

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2009年1月25日 (日)

良く似た回路で動かす

0125 外は雪。あまりに寒いので家の中でゴソゴソ。とは言ってもガレージは外と同じ気温なので1時間くらいの作業が限界だったりする。
 勢いのあるうちに目処だけは立てておきたい。スバル360 ヤングSSのタコメータの修理作業の残りをやっつける。
 基板に付いた状態で測定できる抵抗を測定してみると偉く値が違う。外して測定すると最大で2倍以上狂っているのが有る。もしかしたらカラーコードの変色かもしれないけれど、色合いからしてそれは考えにくい。信頼性を考慮して結局全ての部品を外して交換する事にした。
 今の時代の部品で再構成するために、蛇の目基板で良く似た回路を作って試してみた。シンプルなアナログ式の回路。設計者の考えが理解できた。きちんと動く。後は定数関係を煮詰めて保護回路をきちんとしてやれば良さそう。

 ここで少し疑問が発生。スバル360のエンジンは2サイクル2気筒。写真で見た感じでは180度クランクに見える。クランク軸1回転に2回の点火が行われるはず。
 ところがこのエンジンにはディストリビュータが付いていて、キャップの頭は360度を4等分した区画が基準となっており、その中の隣り合った2区画からだけプラグへのコードが伸びている。残りの2区画はポッチだけで何も出ていない。
 ???。この時代に凝った90度クランクという事は無いだろう。写真も180度に見える。しばらく悩んで考えついた結論は、2stだけどディストリビュータはクランク軸の1/2の回転数で回転し、中には4気筒と同じ4角形状のカムがある。ディストリビュータ1回転(=クランク2回転)の間にポイントは4回の火花を飛ばす。
 ロータのアームは中心から両側に伸びており、0度で1番、90度で2番、180度で反対側のアームが1番、270度で反対側のアームが2番、にそれぞれ給電すると。多分合っていると思う。
 と言うことなら、電気式のタコメータは単純に等間隔のクランク軸1回転に2回のパルスが来ると考えれば良い。これで単純になってきた。
 手持ちに無かった1Wクラスの抵抗とか250V耐圧のコンデンサを手配して、到着したら組み上げて微調整しよう。
 でもどうしてこういう構成に成っているのだろう?。クランク軸と同一速度で回すと機械的に速すぎると考えたのか、電装メーカが既にあった4st4気筒のディストリビュータの流用ベースで設計をしたかったのか・・・。この辺りはバイクのエンジンの延長線上で設計を進めたようなホンダと思想が異なっていて面白い。

 昼飯を食ってから大阪国際女子マラソンを見た。渋井の身体が今までよりも絞れている様に見えると嫁さんと話していたらスタート。知り合いを探したけど解らなかった。
 前半の走り方を見る限り、どんなことをしてもこのレースで1回勝っておこうと言う風に見えた。前に出るのがちょっと早いかと思ったけど、後は力の差でねじ伏せた感じ。
 速くても勝つのは難しい。森下さんが初マラソンのワンジルに35kmまでは我慢我慢と言ったのが解るような気がしてきたレースだった。まあ、私は速くないので我慢する必要は無いけどね(笑)。

 外は結構積もっているので出る気になれない。ガレージで3本ローラをすることにした。最初の頃は全然暖まって来なかったけど、20分くらい漕いでいたら段々と暖まってきた。
 それでもからだが硬くて取りあえず漕ぎ続けるのが精一杯。下で踏まないことだけを心掛け、後は寒くならないように回転数を上げ気味で1時間ほど漕いでおいた。

バイク 38km

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2009年1月24日 (土)

ヤングSSのタコメータは電気式だった

0124 ヤングSSとかど根性MAXとか書いても解る人はごく一部かもしれない。今日入ってきた変な?部品はそのヤングSS用の純正タコメータ。
 メールで電気式と聞いていたので社外品かと思っていたけど、スピードメータと並んだ純正品だったので驚いた。流石にスピードメータはワイヤー駆動
 やはり富士重工は先進的な設計が多いな・・・とか思いかけたけど、車種を追加する際にエンジン側に取り出し口を設けるよりも、点火パルスから拾った方が簡単で良かろうという、ある意味保守的で手堅い考え方だったのかもしれない。
 良く解らないけど何処かに適当に電圧をかけてみたら針は動くらしい。この時代にステッピングモータは無いだろうから、単純な電流計あたりだろうと思いながら取りあえず分解。
 見た目は変なところはない。焦げたり変な匂いもしない。メータ部から基板に繋がっている線を外して電源装置に繋ぎ、0Vから徐々に電圧を上げていくと針が反応する。取りあえず1,000rpm毎に電圧と電流のデータを取っておく。
 基板をざーっと見ると流石に古さを感じる。トランジスタはゲルマニウムの時代。ダイオードも同じか?12V系で信号処理のみにしては抵抗もバカに大きい。1個だけ250V耐圧のコンデンサが有るけど、これは点火コイルの1次側逆起電力の吸収用だろう。
 裏と表を見比べながら回路図を起こし、電源とパルス発生器を繋いで簡単な試験をしたけど全く駄目。過電流が流れるような事はないので、その状態で入力側からオシロでパルスを追いながら悪そうな部品を外していった。
 250Vのコンデンサが駄目、トランジスタが駄目、Tr出側の直流カットコンデンサが駄目、整流用のダイオードが1個駄目、振幅を規制するツェナーと抵抗類は一応悪くは無いみたい。
 手持ちのシリコンTrを付けて試験してみたら、取りあえず想像どおりの動きはしそうな気配がある。回路は極力オリジナルを尊重しつつも、今風なトランジスタとショットキーダイオードででも代用し、Vbeの違いとかに起因する部分は定数の微調整で追い込むしか無かろうと思う。
 メータのデータを眺めていたら、直線性が悪いような気がしてきた。表計算にでも入れてグラフを書かせてみよう。

 長崎からK君がコンプレッサを持ってきてくれた。ほぼ新品というか試運転しかしてないような日立のベビコン。素晴らしい。持つべき物は物をくれる友(笑)。
 モータが三相なのでインバータが要るなぁ。。。と。

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2009年1月23日 (金)

これしかないやろ?

0123 ここ数日は何時も赤・茶・緑の線のことばかり考えていた。そう、ヤマハのフライホイールから出てCDIユニットに入っていく配線のこと。
 手元に有るのは壊れているらしいRZVのCDIと、昔所有していたRZ350のサービスマニュアル。あとは海外のサイトで拾ってきたRD500LCの配線図、などなど。その辺をベースに想像力をフルに働かせてたどり着いた結論がこれ。
 昔のヤマハの技術者と言うか日本電装の技術者が考えた内容と同じかどうかは解らないけれど、これなら電圧の高い組み合わせでコンデンサを充電できるし、赤をグランドに落とすことでキルスイッチにも成る。2個のコイルの位置がずれていて、交流的な位相がずれていても対応できる。。。と思う。
 宝くじに当たるよりも低い確率だけど、この辺を担当した日本電装の技術の人、見ていたら教えてください(笑)。

 今日はプールの日。天気予報は雪雪雪と騒いでいる。空模様も少し怪しいのでノーマルタイヤの軽トラは止めてスタッドレスのランティスで行った。
 流石に人が少ない。全部で4名しか来ていなかった。楽が出来るかと思ったら中学生が1名居たので楽は出来なかった。
 今までのスクールの中で5本の指に入ると思えるほどキツいのが有った。半分まで水中をドルフィンで行き、そこから浮上して全力のクロールで向こうまで。と言うヤツ。
 3本目か4本目くらいから半分まで息が続かなくなり、10mくらいで浮上してしまった。情け無いという気持ちなど一切浮かばず、兎に角キツいだけだった。死ぬかと思った。
 顔を上げて足を使わずに平泳ぎの手だけで進むのもキツかった。始めてモトクロッサーに乗ったような感じで、肘から先がパンパンに成ってしまう。でも手で水を掴むというかなでていく感じが良く解る。
 寒いからだろうか、今日は珍しく先生が最後を泳いだりした。体型は魁皇みたいに成ってしまったけど、泳ぐ姿は太めのアザラシのように素晴らしい。流石に元オリンピック選手だけ有る。
 更衣室で口を開けて身体を拭いていたら、一足先に着替えた先生が笑っていた。

スイム 1.3km

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2009年1月22日 (木)

取りあえず火は飛んだ(若干の演出有り)

0122 CDIの実験として、最もプリミティブな構成で実験をしてみたら火が飛んだ。撮影した画像には火花が映って無かったので、その時の気持ちを込めて若干の画像的な演出が加えてある(笑)。
 預かっている部品の中にはフライホイールが無く、もし有ったとしてもぶん回す装置を作るのは大変なので、もっと簡単な方法で高圧を作って実験。
 その方法はあまりにヤバイのでここには書けない(^^)。いや、それほどヤバくは無いかもしれないけれど、何となくセンスの欠片も無い気がするのでやっぱり秘密にしておこう。
 今は装置とも言えない状態だけど、これを煮詰めていけば「CDI試験装置」と「基本的なCDIユニット」が出来上がる。ここまで出来れば同時代の正常なCDIとかタコメータなどからI/Fの仕様を掴み、進角データなどを盛り込んだら出来そうな感じ・・・ホントか?

 昨日走っていないので今日は走る。天気が悪いかと思っていたらそれほどでもない。気持ちの良い感じですら有る。
 いつものコースで西中で水を飲み、ダラダラしていた陸上部の部員と話した。駅伝の順位は相当悪かったらしい。でも「自己ベスト出ました!」とか言っているヤツも居たので、来年はもう少し何とか成るかもしれない。
 それにしてももう少し走り込まないと駄目だろうと思う。特に男子は。私が見ても陸上部には見えないような走り方のヤツが多い。
 人の批評ばかりしていないで自分の事を気にしよう。最近考えている肩の力を抜くことと腰の位置というか腰骨の角度というか、そのあたりのことを。
 今日は肩の力に関しては良くできたような気がする。最後の方で少しキツくなってきたときも、肩に力を入れずに腕は今までよりも大きく振れていた。この調子かな?

ラン 11km

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2009年1月21日 (水)

はい、私たちはできます。

0121 昨日の晩飯の時、こんなスローガンで新しい政党を立ち上げて日本の政治を立て直そうと言ったら、息子達に「何?そのバカっぽい訳文は」と言われた。
 誰にでも解りやすくて、びみょーなニュアンスが結構イケると思ったのだけど駄目か?

 取りあえず私が新しく出来たことが丸い穴を開けること。使ったドリルが手前の"ローソク研ぎ"のドリル。
 外周部が盛り上がっていないので、正確には"ローソク研ぎ"では無くて"2段研ぎ"とでも言うべき形状かもしれない。グラインダーでは小さな刃の縁を盛り上げて研げなかった。
 それでも薄い鉄板に「三角じゃない」穴が開くように成って感動した。しかもこの画像は裏側からの画像。バリも少なくてその面でもかなり改善されている。
 相手が薄い板なら、アシナのボール盤に118度のキリよりも、ホームセンターのボール盤にローソク研ぎのキリの組み合わせの方が100倍マシだろうと思った。

 今日は冷たい雨が降っているので3本ローラかな?とか考えながら仕事が終わる直前、家の方の電話が鳴っていたので走って行って出た。
 「テレビが映らんごとなってしもうてから・・・」出だしがこれ(笑)。声で近所のオバチャンというか婆さんだと解るから良いけど。
 要はテレビが映らない。息子は昨日入院したので他に誰もいない。相撲が始まるけど見えない。と言うことらしい。取りあえず簡単な工具を持って雨の中を家まで行った。
 婆さんと息子の家には場違いなデカい液晶テレビが置いてある。アナログとデジタルとBSとCSの全てが映るような感じ。今はBSとCSしか映らないけど。
 色々やっていたら2回の部屋にも全く同じセットがあることが解り、そこにアンテナブースターの電源スイッチがあって、それが切りに成っていることが解って一件落着。
 クッキリスッキリの馬鹿でかい映像を見て少々驚いた。しかし古い縦横比の映像を横長のデブ状態にして見ることだけは、何回見ても良いと思ったことは1回も無い。この部分だけは我が家の28インチCRT方式が勝っている(笑)。

 少々スタート時刻が遅れたけど、家に帰って着替えてから3本ローラ。腰の横が結構怠くてたまらないので、今日はジョグというかそういう感じでユルユルと漕ぐことに。
 意識して上死点部分まで持ち上げるような動きをしなければ、腰の横の筋肉も怠いとは感じない。取りあえず今日はこんな感じで体調とリズムの維持だけ。

バイク 38km

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2009年1月20日 (火)

納期2.5ヶ月って・・・

0120 試作していたある物がほぼ形になってきて、あとは最終的に使う部品の発注とかの段階に来ているのだけど、「えっ??」と聞き返すような納期が帰って来て困ったりしている。
 結構大きな会社の部品と思っていても、最近は海外生産で在庫は極力少なく的な思想だから、こっちが勝手に「30個の注文とか面倒だろうな」とか思って引き合いを出すと、「19個しかありません。残りは海外から・・・」みたいな話し。
 とは言っても昔経験したMAXIMのICで4ヶ月だったか6ヶ月だったか、そういうのと比べると可愛いのかもしれない。その時はサンプルを纏めて取ってそれで作ってしまった(笑)。

 今日は走った。西中へ行く途中の川の横の道で目の前を黄色の新幹線が横切った。初めてみたけど700系のドクターイエローじゃ無かろうか。旧型のドクターイエローは息子達のプラレールだったか、なにかのおもちゃでみたことがある。でもカモノハシみたいな顔のドクターイエローは初めてみた。
 何となく嬉しくて縁起が良いような気がしてきた。そのまま西中で水を飲み、裏の峠を越えて四郎丸から倉久の道へ。
 昨日の深夜に倉久にある市長の家が全焼したらしい。サイレンが鳴ってうるさかった。そこまで見に行こうかと思ったけど、凄く調子よく走れていたのでそのままトヨタを縦断する坂道を一気に登った。
 やっぱり肩の力を抜いて、それで居て肘は前後に大きく振るイメージが宜しいみたい。腰は反らして臍というか骨盤というか、そのあたりを前に突き出すくらいの感じ。多分これで普通の直立に見えると思う。私は身体が硬いし大腿四頭筋短縮小の気があるので。

 写真は今日到着した黒い箱。RZ250のエンジンをギヤで2台連結し、クランクピンを共有しないけど振動的にはV型と言えそうな不思議なエンジン。そのエンジン用のCDIらしい。
 実際に触ったこともないし資料も持たない。取りあえず配線図を眺めておいてクランクの動きとか爆発の間隔を想像して入荷を待った。
 簡単にテスターで端子を探ってみると、配線図から想像した構成や爆発間隔が正しいらしい事が解ってきた。多分出来そうな気がしてきた。
 ただ問題もあって、バイクは1000km以上遠くに有る。ちょっと作って試すというのが難しい。或る程度まで纏めて送って試して貰い、さらに手直しとか機能追加という段取りで勧めるしかない。
 難しいけど何とかしてみようと思っている。単純な修理ではなくて全てを把握した修理か新作が望ましい。この機種の部品は出ないらしいので、しっかりと解析できれば他のユーザーの役にも立つ。

ラン 11km

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2009年1月19日 (月)

下死点で踏まない

 今日は3本ローラ。スイムのキックのせいで腰の横の筋肉が疲れ果てているけど、さらにその部分を使いそうな今日の練習。
 この冬は故障と寒いのの影響で3本ローラばかりやっている。お陰で軽負荷なら結構綺麗に回せるように成った気がする。しかし実走で負荷がかかってくると、一気に汚い踏み方に変わってしまい、特に下死点あたりで下向きにギューッと踏んでいるのが解る。
 このあたりの癖を直そうと思い、今日は上死点のあたりから3時までギュッと踏んだらお終いにして、それ以降は脚を浮かすくらいの気分にしてみた。さらにその状態を極端に感じるために、片足で漕いでみた。
 凄く疲れる。特に左足が。と言うことは出来ていないのだと思う。あえて速度ムラを作るようにして、ローラの音がギューン・ギューンと上下する様に漕ぐ。片足で一瞬しか力を入れないのならこうなるはず。
 上死点で踏むと言うよりは、意識的には上死点を舐めるように後ろの方から脚を回してきてチョンと押すくらいのイメージが調子よい。これが綺麗に出来たら自然と回転数も上がってくる。
 腰の横がパンパンに成ってしまった。

バイク 45km

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2009年1月18日 (日)

チャック装着

0118 朝一番に長男を試験会場まで送っていき、帰り道にナフコに寄った。頴田のナフコにはM10x65Lの六角穴付きは売ってなかったので、仕方なく宗像のナフコまで行った。
 ここのボルトのばら売りコーナには結構な種類のボルトが常備されているのだけど、残念ながらM10x50までしか在庫が無かった。すごすごと退散。
 帰り道で色々考えた結果、バックプレートのM10タップ穴の入口を11mmくらいのドリルで3mmほど掘り下げることにした。そして装着したのがこの画像。
 少し頭でっかちな感はあるけど、まあギリギリで許容範囲かな?という所。バランスから行くとこの旋盤には125mmがピッタリかもしれない。ただ今回は削る物のサイズから150mmが必要なので仕方ない。

 チャックの防錆材を落としたり、切りくずを掃除したりしていたら何となく時間が無くなってきた。夕方になると長男を迎えに行かないといけない。都道府県駅伝をみながら考えた。
 走ろうと思って外に出掛けたら雨が降り出したので、プールに行ってギリギリまで泳ぎ、そのまま近大まで行って長男を拾うことにした。
 人はそんなに多くなかった。いつものSKPSの200mx4をやった。金曜日のキックで腰の横が筋肉痛。その部分が痛怠い。あまり考えずに膝は曲げても良いから兎に角足の甲の部分が水を逆に押さないことだけを意識した。
 終わってからは息継ぎをする方の手だけを使った片手クロール。息継ぎ前後の姿勢の矯正にイイ感じ。それにしっかりと掻かないと進まないので、水を掴む練習にも成る。

 20分前まで泳ぎ速攻で着替えて近大へ。 とりとめのない会話をしながら家に帰ったら丁度のタイミングで晩飯だった。
 揚げたての牡蠣フライと海老フライが旨かった。小さな幸せ。

スイム 1.3km

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2009年1月17日 (土)

バックプレートがやっと出来た

0117 昨日作ったねじ模範に合わせて、予想通りに半泣きになりながらもM39x3の雌ねじを切った。途中で超硬バイトの先端が欠けたりして、何回も止めようかと思った。
 材料も悪かったと思う。鋳鉄系にすれば汚れるだけで削るのは楽だったと思うけど、直方の鋼材屋さんには鋳鉄の丸棒が無かったのでS45Cのφ160から作った。
 最後にJIS150の四つ爪チャックを取付ようとしたらボルトが最後まで締まらない。外して良く見ると付属品のボルトが長すぎる為だった。ひやっとしたけど安心した。
 明日ナフコに行ってM10の六角穴付きボルトを4本買ってこよう。これで大きな四つ爪チャックが使えるようになる。2日間苦労したけどちょっと嬉しい。

 今日はセンター試験の日。去年の今頃も書いたような気がしたけど・・・何かおかしいぞ、我が息子よ(笑)。
 朝一と夕方に飯塚の外れの近大まで送り迎えした。去年は福教大だったので近かったのに、今年はどうして遠くなってしまったのだろう。
 近大の近くには免許センターがある。高校生の頃は家からバスを3本も乗り継いで、ここまで最初の小型二輪の試験を受けに来た。「バスで行けるだろう」と言いかけたけど、嫁さんに反論されそうなので黙って車で送った。
 どこを受けるのか全然聞いてなかったけど、嫁さんによれば去年とは違うところを受けるらしい。知らなかった。ハハハ。
 去年は"ベンツのSクラスでメチャ高くないヤツ"が欲しかったけどお金が足りない状況だった。今年はそれなりにお金が出来たみたいなのに、ぼくの乗りたい車は"アウディQ7でした"みたいな事を言い出したらしい。
 まあ、自分で考えて決めたのならそれがよいと思う。私は二期校を選ぶとき、先生とか親の言うことを聞いて某大学にした。行きたかった訳では無いし試験を受けに行ったときの雰囲気も好きに成れなかった。結果的に合格したけど行かないという、なんとも中途半端な事をした経験がある。
 自分がその瞬間に行きたいと思うところに行けばよい。その先が巧く行くかどうかは誰にも解らない。巧く行かなくても自分で決めたのなら後悔はしない。失敗したかな?と思うだけだ。

 と言うことで、今日のトレーニングは無し。その代わりに旋盤工としてのスキルが少しだけ向上した。

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2009年1月16日 (金)

ねじ模範

0116 仕事で使う部品を作るために大きめの四つ爪チャックを装着する必要が出てきて、そのためには専用のバックプレートを作る必要があって、この旋盤の主軸は旧式のねじ式で、バックプレートに雌ねじを切るにしてもいちいち外して主軸に合わせてみる訳にはいかず、かといってM39xP3.0とか言う変なゲージなんか持っているわけが無く、仕方ないので遊んでいる面板のねじに合わせて雄ねじの模範を作っておき、それを基準に新しいバックプレートの雌ねじを切ろうと言う段取り。
 巧く行くかどうか解らないけれど、自力でやるにはそれしか方法が無さそうだと判断して作業開始した。
 位置決め用の部分は呼び寸法がφ40で実測値が39.98くらいで出来ていた。これはほぼ同じ値に製作完了。ちょっと表面が汚いけど。
 問題はその先のねじで、この旋盤でピッチ3mmとか切ったことがない。怖々スタートして切り始めた。
 最初は当たり前だけど何も問題は無い。切り込み量が増えてくるにつれて加速度的に負荷が増加してくる。モータも苦しそうだしバイトのあたりもなんか怖い。
 真っ直ぐに切り込まずに斜めに切り込んでみたりしたけど、最後の方は両方の斜面を仕上げないといけないのでやっぱり苦しい。本気でションベンちびりそうになりながら、緊張で奥歯をガチガチに噛みしめて作り上げたのがこれ。
 逃がしの部分がやけに長いけど、ジグなので大きな問題は無い。噛み合わせてみたら予想よりはしっくりと綺麗に噛み合って一安心。
 後の問題は相手の雌ねじの方。バイトを短く保持できる雄ねじでもこれだけ怖々なのに、大きく突き出す雌ねじきりはどうなるのだろう?なんかやりたくない作業だ。

 今日のプールは比較的楽だったけど難しかった。オバチャン連中が韓国旅行に行っているので人数が少ない。今日も全てのクラスが一緒の練習となった。こうなると体力的にキツいメニューは少ない。
 その代わりなのか、平泳ぎの技術的なドリルが続いて難しい。結構な回数怒られたり始動された。一番出来なかったのはスタートの後潜水し、手をかいて両脇に着けて次に前方に伸ばし脚を一蹴りして普通の泳ぎに移行する部分。全然出来てない。
 キツかったのはクロールのキックを45秒サークルで8本。小学校低学年の女の子の後ろに並ばされ、それでも途中で先生に押して貰いながら何とか完了した。
 相変わらず遅い。でも進歩はしているんじゃ無いかとおもう。以前は押して貰っても45秒サークルに混じることは出来なかったのだから。

スイム 1.6km

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2009年1月15日 (木)

小倉まで配達

 今日は色々と忙しい一日だった。仕上げは最後の小倉までの配達。eTrexHを1台、小倉の西港まで配達に行ってきた。
 事の起こり広島時代にお世話になったA氏からの1本の電話。韓国人のヨット乗り(の息子)が不意のジャイブでブームに当たり、GPSを海に落としてしまったらしい。小倉経由で釜山まで帰る途中なので、何とか新しいGPSを間に合わせたいと。
 初めは係留している"ふくしま食堂"の前の岸壁のヨットという宛名で宅配で送れないか?と言う話だったけど、受け付けてくれそうに無かったので持参することにした。
 本当は明日の午前中の話しに成っていたけど、天気も良いし明日は早く発ちたいだろうからと、仕事が終わってから軽トラで一路西港まで。
 行ってみて驚いた。絶対に宅急便なんかで届くわけ無い。小さな食堂の前には交通量の多い道が有り、その先には海運会社のトラクタとかトレーラが沢山並んでいる場所が広がっている。
 その先には鉄のフェンスがあり、そのあたりの地形を知っている者だけがその先に海というか河口というか、そういった場所があると解る程度。
 eTrexの箱を持ち、凄く不安な気持ちでそのあたりを歩き回った。勝手に駐車場の中に入り、トレーラの向こう側に出たらフェンスの先のずっと先の方にマストが見えた。結構遠い。
 フェンスは延々と続いていて入る場所が無い。ぐるっと回ってみると一カ所だけかんぬきだけのゲートがあったので、勝手に開けて中に入った。
 ヨットの近くまで行っても人気はない。中は暗い。「おーい」と呼んでも反応がない。飯でも食いに行ったかな?と思ったけど、念のために「ヨボセヨ!ヨボセヨ~!!」と叫んでみたらハッチが開いた。

 日本に何回も来ているだけ有って、日本語が堪能な人で良かった。言葉が通じなかったら「ムンジェ・オプソヨ」「ケンチャナヨ」と叫び続けて誤魔化そうと思っていたから(笑)。
 近くのコンビニで、店員に鬱陶しがられながらも缶コーヒーを飲みながら話をした。日本でヨットを買い付けて韓国で売るらしい。
 素性の知れないヨットに乗って玄界灘を渡らないといけない。そのための色々な話は面白くて考え方には色々と学ぶ物が有った。
 商売的には片道1時間以上かけてeTrexを1台売っても仕方が無いのだけど、まあこれも国際親善と思えば悪くない。今回は韓国人のオッサンだったけど、次はきっと金髪のイタリア女性だと思う。

 いや、そばかす一杯のニュージーランド娘も悪くない。

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2009年1月14日 (水)

腰の柔軟性

 水泳とランニングと自転車と、その全てに於いて最近考えていることは腰の柔軟性。特に仰向けに反るような方向の動きが全く出来ていないことへの対応。
 今日は仕事が終わってから3本ローラをやってみた。腰回りの動きとか、腰回りの筋肉をいかに使うか等をずっと考えながら。
 腰回りの筋肉を使い、上死点付近まできちんと太腿を持ち上げる意識を持ち、上死点の瞬間から踏み始めて3時の位置では踏むのを止めてしまう。そんな意識でペダリングすると、何とか綺麗に踏めるような気がしている。
 そんなことを色々とやっていたら、なんか左の股関節がグキッと言ったような変な感じになってしまい、痛いような痛くないような何とも中途半端な気持ちで居る。

 風呂の中で股関節を揉んでいて有ることに気がついた。私は自分の弱点を克服するために、日常生活であえて変な動きを取り入れるように心掛けている。
 朝食後の歯磨きは左手でするとか、風呂ではタオルを使わずに両手の平だけで背中まで洗うとか、そんな感じのしょうもない事。。。
 その一環として一つ思いついてしまった。普通は湯船にしゃがむ方向というか仰向けの方向で入ると思う。これを裏返して下向きで湯船に入る方法を。
 脛と首の部分を湯船の両側の縁に載せ、臍のあたりを必死で湯船の底に向けて沈めていく感じになる。
 本人は必死だけど、絶対に人に見られてはいけない格好でもある(笑)。しばらくこれを続けよう。もし私が風呂でポックリ死んでしまったとき、変な姿勢から事件性を疑われたらこの文章を思い出して欲しい。

バイク 42km

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2009年1月13日 (火)

ランティスのオイル消費

 2日ほど走っていないので、今日こそは走ろうと少々意気込んでいた。意気込みすぎると肩に力が入ってしまうので、気持ちはあくまでもリラックスして。
 西中で水を飲んで陸上部の先生と少し話した。部員はそこそこ居るけどあまり速くないらしい。「一番速いので4kmが16分かかる」と言って嘆いていた。「それはあまりに遅すぎますよね・・・」と言おうとしたけど止めた。
 裏の峠を越えてトヨタグランドに行き、腕の振り方とか肩廻りの力に関して考えながら数本走った。トヨタの選手がポツポツと集まってきた。今日は今から練習だろうか?いつもなら解散の時間帯なのに。
 帰り道もずっと肩の力を抜くことや、リラックスして足を運ぶことを頭に置いて走り続けた。こういうイメージで走ったときの方が、同じペースでも帰宅直前の疲れ方が違うことが最近解ってきた。

 帰ったら嫁さんから迎えに来い電話がかかってきたところだった。赤間駅までランティスで出掛ける。最近は嫁さんがランティスで私は軽トラ。久し振りにランティスに乗る。
 赤木峠の"いつものコーナー"を抜けるとき、視界の右下に赤い魔法のランプのような光が見えたような気がした。でも一瞬だったのでそのまま走りすぎた。
 ガソリンが空に近かったのでガスの警告灯だろう、と思いこもうとしたけど、なんか位置が違うような気がする。やっぱりオイル警告灯だろうか?等と考えると背筋に寒い物が走った。
 嫁さんを拾った帰り道、ガソリンを満タンにして"いつものコーナー"へ突入。視線の半分は右下の警告灯を睨みながら。しかし点灯は無い。少し安心した。
 そのまま下りにさしかかり、忘れていた頃の左のコーナーでランプが点いた!。そうか、下りの深い左コーナーでランプが点灯する構造になっているのか(笑)。
 ちょっと緊急事態のような気がしたので、晩飯の前にライトを持ってエンジン廻りをぐるっと見回した。とくに問題は無い。予想通りにオイルゲージには何も着かない。
 そういえばいつ頃オイルを交換したかな?と思ってゴソゴソ探してみると、なんと13,000kmほど前の事だと解って2度目のびっくり。
 明日も嫁さんが乗るみたいなので、取り合えずオイルを補充しようと思って飯も食わずにルミエールへ軽トラで直行。ホンダの一番安い1,680円のヤツを買ってきた。
 行く道で計算。もし2L補充するような事が有れば、13,000kmで2Lなら1Lあたり6,500km走る計算になる。対してガソリンは1Lで11km走ると仮定すれば、ガソリンとオイルの混合比は590:1となる。
 良かった、取りあえず良くできた2ストには勝っていた。現在のエンジンにしては消費量が多すぎるとは思うけど、今更バルブのシールとかリングとかを交換するのも面倒くさい。
 このまま行って100:1に成ったら丸山のケムナイトを入れてみよう。50:1に成ったらハスクの純正オイルを入れてみよう、等と考えたら気が楽になってきた。

 帰って晩飯を食べながら嫁さんに状況を話した。多分解ってないだろうなと思いながら。。。話しながら「この時代のマツダはアペックスシール廻りが弱いからね」と言うネタを思いついたのだけど、「明日マツダに行ってアスペックを修理して貰ってよ」とか言われそうなので止めた。
 コーヒーを飲んでから外に出た。月がギラギラと輝いている。口にLEDのライトを咥えながらホンダのオイルをヘッドカバーから入れた。10W-30なのに濃いのが解る。北海道のセルモータは大変だ。
 手で持った感じでは3L近く入った感じがした。鉛のかたまりを飲み込んだような気分になった。私はチャンドラーじゃ無いからランティスとは別れないと思う。

ラン 11km

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2009年1月12日 (月)

ゴルフ場の薪

 朝一番に、家族がゴルフ場に勤めている近所の人から電話があり、「倒れた木が有るけど要る?」と。直ぐに貰いに行く返事をして、軽トラにチェンソーを積んで出掛けた。
 一番近くのゴルフ場。私はゴルフには縁がないので行ったことがない。フロントのお姉さんに場所を聞いて、頂上にあるコース整備員?の詰め所みたいな建物に行った。
 沢山あるかと思っていたら1本だった。太さも14インチのマッカラーで十分なくらい。でも最近使っていない例の中国製も持ってきたので、途中からそっちに切り替えて50cmのバーで20cmくらいの枝を切ったりした。
 11,800円の中国製チェンソー。最初は少し改善が必要な場所も有ったけど、まわりが期待するほどの?トラブルは無い。今日も2回で始動してあとは毎回1回で始動する。少し濃いめなので最高回転数が低いけど、そろそろ慣らしも済んだと思うのでもう少し絞ってみよう。

 後は硬い小物を削るために、掃除機のモータに100mmのディスクグラインダ用ダイヤモンド砥石を付けるアーバを作った。
 台の部分が完成しなかったけど、手持ちで回した感じでは結構便利に使えそう。同じ要領でツールポストグラインダを作ったら、今の旋盤が"研削盤のようなもの"に変身する。

 こんな事をやっていたら1日が終わった。何故か解らないけど最近の休日はトレーニング無しで作業に熱中している事が多い。無理に気持ちと離れた事をするよりも、気持ちのままに動いた方が良かろうと言い訳している。

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2009年1月11日 (日)

突切りバイトホルダ改良

0111 以前作っていたイスカルチップ用の突切りホルダ。非常に調子が良いのだけどSPHCの1.6tでは強度が持たないみたいで、少し負荷をかけると下あごが開きがちに成ってしまう。
 侵炭焼き入れをやってみようと思って調べてはいるけど、結構手間がかかりそうだなぁ。。。と思いながら過ごしていた。
 今日は工具類を整備したり整理したりしていて、必要になったボルトを買いにナフコに行ったときのこと。革スキというのかスクレイパーと言うのか、まあそういった形の物が売っていた。値段は200円台で高くはない。
 珍しく仕様がきちんと書いてあり、板厚が1.8mmで材質はSUS420J2、硬度がHRC50と有る。刃物に使うくらいだから420ってマルテンサイト系かな?この手の材質は440Cしか知らん。
 良く解らんけど、ロックウェルのCで50も有れば今のホルダよりは格段に硬い。ボルトと一緒に1個買って帰った。
 帰ってから直ぐに板状に切り出し、2mmの切断砥石で溝を掘ってリューターとダイヤモンドヤスリで整形してホルダの完成。
 早速試運転してみたのがこの画像。以前のよりも切れ味がよい。材質的にはヤング率は大差ないと思われるので、違いは板厚が1.6から1.8に増加した事による剛性アップでは無いかと思っている。
 調子に乗って500円硬貨程度の輪っかを8個切り出してみた。主軸の速度は150rpmから350rpm位の範囲。どこでも調子よく切れる。
 送りは気持ちがビビってしまって中々上げることが出来ない。最後の方は自分がNCマシンに成ったつもりで、「F10!」とか叫んでから一定の速度で送ってみたりもした。
 取りあえず今日のところは問題ない。チップの当たり面のヘタリ具合も大したことは無い。今までのSPHCの1.6tよりは長持ちしそうな感じがする。
 残りの部分でもう1個作っておこう。イスカルさん御免なさいチップ買うから許してね。それにミニ旋盤に使えるようなホルダは出てないでしょ?

 今日は全員で18:00から鍋と言われていたので走ることが出来なかった。食べてしまうと身体が動かない。と言うことで今日はトレーニング無し。

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2009年1月10日 (土)

修学旅行

 台風並みに発達した低気圧の影響で千歳空港が閉鎖にならないかと心配していたけど、、使用機材が少し遅れたくらいで大きな影響はなく、次男が北海道のスキーから帰ってきた。
 なんか今の時代は凄いなと思う。田舎の公立高校のくせに飛行機で北海道にスキー旅行に行ったりする。父親は新婚旅行で始めて北海道のスキーを体験したというのに。(笑)。
 ほぼ全てがスキー練習のみという、体育大出の先生か管理が大変と思う生活指導の先生が計画したとしか思えない行程。高校生の私なら嫌で嫌で仕方が無かったと思うけど、次男は赤ん坊の時からスキー場に連れて行って居た事が幸いしてか、楽しくて仕方が無かったらしい。
 経験のあるごく一部の生徒だけは別のクラスで練習したらしい。先生は日の丸飛行隊の時の監督かコーチかそんな位置づけだった人。もう爺さんだったけど滅茶苦茶巧かったと感心していた。
 大勢の生徒は板に慣れたら自由時間などが有ったらしいけど、経験者のクラスだけは2日間ずっと練習漬け。そのお陰で最後の方は片方の板を外して片足スキーの練習までやったというから驚いた。私は外エッジだけで滑るなんて何年かかっただろう。
 「あんな修学旅行は絶対に嫌とか」、「酷い旅行やったね」そんな会話が飛び交っている家庭も有るだろうなぁと思いながら、ハイテンションな次男の話を聞いた。

 今日は部落の新年会の日。仕事は16:30までにして走りに行った。時間が早いので少しだけ遠回りして、柴田アスリートクラブの前を通って羅漢橋経由でぐるっと回ってきた。柴田アスリートクラブは再開しないのだろうか?
 水泳の時の感じを思い出し、肩から先だけじゃなくて胴体側の筋肉を使って肩の付け根から全体を揺動させるイメージで動かした。
 どうも私はそういった動きが出来ていないような気がする。筋肉も肩の廻りばかりに付いてきて、胴体側はそれに比較すると増加していない。鏡で見たバランス的にもこの辺りを強化するべきかと思い始めている。
 走り自体は凄く調子が良かった。最後の方まで疲れて動かなくなる感じが無く、一定の強度とペースで走り終えることが出来た。
 帰ってからシャワーを浴びてから着替え、公民館にバスが来ていたのでそこまで歩いていった。今日の場所は波津の店らしい。自転車で何時も休憩するトイレのところ。
 特に何という事も無い料理と時間が過ぎてお終い。会場の扉が凄かった事だけが印象に残っている。一畳以上有る大きな引き戸が1枚の板から削りだしてあるように見える。こんな板を取るには、樹齢何年くらいの木が必要になるのだろう。

ラン 13km

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2009年1月 9日 (金)

電動機=発電機?

0110 356のレギュレータはほぼ完了したので、参考用のDCダイナモを弄ってみた。1個は普通の中古品の感じ。もう1個はブラシが無くてコミュテータに軽い凹凸が有る。
 コミュテータを旋盤で最低限削り、削りカスとかマイカ深さを軽く調整。最近はマイカなんか使っていないだろうと思うけど、これは古いから本物のマイカだろうか?とか思いながら。
 ブラシはワーゲン用のショップなら在庫が有ると思うけど、今回は参考用を自分の勉強的に検証しているだけなので代替え品で。日立の電動工具用で大きめのが有ったので、これを削って入れてみた。
 サイズはピッタリに削れるけど、100V用なので1500W用でもリード線が細くて常用は出来ない。DCダイナモはブラシに発電電流がダイレクトに流れる。オルタネータ等はフィールドコイルの電流しか流れない。混用すると偉いことに成る。
 ワーゲンとか古いアメ車は部品が何処かに有るけれど、国産の古いのは中々手に入らない。そんなときの代替え品としては、電圧と電流値からいくとセルモータ用のブラシから削り出すのが一番良さそうな気がする。

 旋盤に付けて試験してみると発電はしている。ただ回転数の上限から上の方の試験が出来ない。ボール盤も精々3,000rpmまで。対して実際のダイナモ回転数は、プーリー比が1:2ならエンジン3,000rpmで6,000rpmも回っている計算になる。
 Vベルトで増速装置を作るのも面倒だし、それっぽい試験装置が有った近所の電装屋さんは廃業したし・・・色々悩んでいたら一つ思いついた。
 モータと発電機は同じ物。ある意味正しい。同じレベルの理屈で行くと、最大界磁で最低回転数で回っているモータと、フィールドコイルに最大電流を流してアイドリング辺りでユルユルと発電している発電機は同じと考えられる。
 考えを発展させていくと、界磁弱め制御で高回転低トルクで回っているモータと、フィールドコイル電流を減らされて高回転発電している発電機と同じ。。。
 界磁電流を色々と変えてモータとして実験してみたら良い感じだった。理屈というか数式的な裏付けが少し弱い。電磁気学とか交流理論とか、もう少し勉強しとけば良かった。

 今日のプールは肉体的には楽だった。全てのクラスが一緒だったのでペースというかサークル的にキツくない。ただ、いつもの様にドリルの内容が出来るかと言えば出来ない。こう言うときの基本的なドリルの方が難しい気がする。
 今日はクロールの息継ぎ前後の姿勢のドリルと、平泳ぎの手の前半と思われるドリルだった。クロールの方はかなり怒られた。首や顔がグリグリ動いている。これでは抵抗が大きい。
 平泳ぎは手だけの時はまだ良いけれど、脚を一緒にしたらリズムが滅茶苦茶。難しい。

スイム 1.2km

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2009年1月 8日 (木)

356だよ、356!

0108 BOSHの90mmタイプダイナモが2台。搭載されるエンジンは空冷水平対向4気筒でうるさいヤツ(笑)。それが乗るボディーは丸っこい356らしい。。。
 オイオイオイオイ、356と言えばポルシェ博士だよ!ジェームスディーンだよ!と一人で盛り上がっていた今日の昼間。
 個人的にはチャップマンのアイデアとかイシゴニスのパッケージングの妙の方に引かれる人間では有るけれど、並べられたらポルシェを選んでしまいそうな気がする。
 学生の頃は「実家に帰って山を売ってポルシェを買う」と言っていた。買う人が居ないと売買は成立しないという、経済の初歩が解っていない学生だった私。

 程度の良い機械式レギュレータの調整と検証が今回の仕事。この2個のダイナモは参考用というか、どうにかなるからどうにかしてみてと言う感じで預かった物。
 片方はブラシが無いので適当なヤツを削って作らないといけない。旋盤かグラインダのモータに付けて試運転すれば、大体の状態は解る。
 程度の良くない赤いレギュレータの方は、内部をトランジスタ式に入れ替えた場合の見積をしないといけない。と言うことは回路とか構成部品を拾わないといけない。
 オルタネータ方式なら実績が有るけれど、DCのダイナモは実験しかやったことが無い。電圧調整部とチャージランプ部は基本的にオルタネータと同様でいける。
 カットアウトリレーは大容量のダイオードに置き換えた方が、信頼性の面でも性能の面でも良いと思われる。
 問題なのは低電圧でフィールドコイルが最大励磁に成った場合の過電流制御。DCダイナモの特性的にこれが無いとヤバイと思う。レース用とか自分用なら省いても良いけれど、普通に使って貰うならつけといた方が良いと思う。
 この部分がオルタネータ用では無かった部分なので、新たに考えて作らないといけない。車載用なので凝った回路では駄目。抵抗で電流を検出して0.6Vに成ったらベース電流が流れ、コレクタがメインFETのゲートをグランドに落とす・・・。こんな感じで試験回路を組んでみよう。

 そのほかにも今日は、GPS関係の発送とか、やり直しの作業とか(←コラッ)、別件の試作品のケースの作り直しとかもやった。
 その上で3本ローラに1時間ほど乗って、あれこれとペダリングの効率を試行錯誤してみた。よく解らんけど下の方まで踏みすぎて居ることは確認できた。
 我ながらよく働いた1日だったと思う。大変宜しい。

バイク 42km

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2009年1月 7日 (水)

C#で行こう!

0107 最近やっと、限定した用途にならPICを便利に使うことが出来るように成ってきた。
 難しいことや高度な事は無理だけど、趣味や仕事で必要な特定の用途なら実用的に活用が出来ている。
 本棚を見るとダイエットしたトラ技が数冊並んでいるけど、その中の1冊が1995年の12月号。「ワンチップ・マイコンで行こう!」だった。PIC16"C"84が紹介してある号。
 当時の私は何か感じる物があり、この号の広告を切り離して保管していたらしい。それから何かを始める度に「あぁ、PICが使えたらなぁ。。。」と思い続けて10年あまり。やっとこの2-3年で私の脳みそが動き始めたらしい。
 私も大バカ者じゃ無いので(笑)、ずっと10年間も勉強を続けて居たわけじゃない。でも煮え切らなくて動きの鈍い人間では有るので、具体的にスタートするまでに10年かかってしまった訳だ。

 最近数値地図のデータを弄っている。今は秀丸の置換やマクロで処理しているのだけど、そのことを話した知人からハッパをかけられた。ちゃんとしたパソコンのソフト作りに取り組め。C#はフリーだから今ならC#に挑戦しろと。
 その通りだし自分自身もそういう事がしたくてたまらないのだけど、この性格だからなかなか最初の一歩というか最初の壁を乗り越える事が出来ないで居る。
 今でも置換したりして処理はしているのだから、プログラムのフローを考える事は出来ると思う。何が問題かと言えばツールに関係した部分の使い方というか「呪文」みたいな部分が難しい。
 PICの場合も全く同じだった。この呪文の意味を理解し、自分なりに呪文を唱えたり出来るように成ってきたら、フロー自体は頭の中に有るのだからスイスイ進むように成ってきた。
 C#はどうだろうか、還暦くらいまでは使えるように成っているだろうか(笑)。

 小雨が降り続いていたけど走ることにした。何となく走りたい気分だったから。
 西中から裏の峠を越えてトヨタグランドへ。1名のランナーが車の横で準備をしていた。トラックを走ろうかな?とも思ったけど、あまりにビチャビチャだったので挨拶だけして引き返した。
 アップダウンのある工場の外周路を通って帰ってきた。後半は少しペースを上げた。自然とペースが上がってきた感がある。無理をせずに身体が行こうとしている方向へ行くのが良さそうな気がする。

ラン 10km

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2009年1月 6日 (火)

職人って

0106 寝る前にTVでやっていたヘラ絞り職人の話を見た。何というかまぁ凄い世界だった。
 自分の旋盤で真似事をやってみたくなったけど、下手にやると大怪我しそうなのでよく考えてからやってみよう。
 初期のプロジェクトXみたいな番組だと思う。TV人?は直ぐに「感動」を与えようとするけれど、貴方が考えた「感動」は要らないから、もう少し素直に情報だけを流して欲しいと思うのは私だけか?

 息子のゲーム機のことを思い出した。友人がシールを貼ってくれたらしい。元ネタはパソコンのデータを印刷した物らしいけど、デザインカッターで「手作業で」切り抜いて作っているらしい。
 本当に手で切っていると未だに信じられないけど、ヘラ絞りの完成品を見てもその製造過程が信じられないと思うので、それぞれが私の想像力を超えた職人の作品なのだと思わざるを得ない。

 走ってばかりなので自転車に乗った。外は寒そうなので軟弱にも3本ローラ。最近は外でロードに乗ってない。良くない傾向かもしれないけれど、春には何か変化が有るかもしれない。
 年末年始の期間は狂ったような?ペースでキャファ通信が配信されてきた。じっくりと全部を読む時間がない。その中にペダリングに関する内容も有った。
 辻本さんの書くことには成る程と思うこともあれば、違うんじゃ無いか?と思うことも或る。今回のペダリングに関してはあまり目新しい事や吃驚するような内容は無かったけど、そのことを考えながら脚を回してみた。

バイク 40km

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2009年1月 5日 (月)

仕事始め

0105  やっと普通の生活に戻れる。正月でリズムが狂ってしまい、そうなるとどうでも良いブログですら正常に更新できなくなる。
 かろうじてデスクトップにメモだけ書いておくけど、寝る前の一瞬に更新するとか、翌日のメールを一通り読んだ後にアップするとか、そういうリズムに乗った作業が止まってしまう。
 人間は良いリズムを心掛けて生きることも大切だと気付いた。

 仕事は或る程度溜まっていて、それを処理しながらこういったデータを作ってみた。手作業じゃないけど、数値地図からGコードを生成させるのは結構面倒だった。何処かに一発で出来るソフトが有りそうな気がするが見つけられない。
 パソコンのプログラムを書くまでは行かないにしても、文字列を処理する簡単な言語くらいは操れる様になっておきたいと思う今日この頃。

 昨日走ってないので今日は走る。一昨日走ったときに左の土踏まずの前の方にマメが出来かけた。どうなっているか不安だったけど、何となくくっついた様で今日は問題ない。
 西中から裏の峠を越え、新笠松に降りて後は倉久を経由して帰ってきた。トヨタ関連の会社はまだ動いてない様子。中国人の女の子が二人で歩いていた。
 そういえば2日にルミエールで中国人の若者と話をした。彼は中国の正月にも帰らないと言っていた。出稼ぎなのだから中途半端な旅費を使う訳には行かないのだろう。
 彼らは宮田の地で気持ちよく働くことが出来ているのだろうか。東京や京都の映像を見て「日本」に出てきたのなら、さぞかし落胆しているだろうなと苦笑するしかない。

ラン 11km

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2009年1月 4日 (日)

削った

 仕事に少しだけ関係のある物を削った。朝から晩までずっとそのことばかりやっていた。高校時代にオートバイを弄っている頃を思い出した。
 あの頃は毎日でもこのエネルギーが続いたけど、今は1日が精一杯。こう言うときに年を取ったなぁと感じてしまう。

 居間の蛍光灯を交換したのに2本だけ調子が悪い。管が悪かったにしては2本が解せない。カバーを開けてみてみると、ソケットのところに行く配線が駄目になっていた。
 何時も使っている照明なので外すことが難しい。正月が終わって昼間の人が居なくなったタイミングで、外して配線をやり変えよう。
 昨日21km走ったので今日は休息日。と言うか作業に夢中で時間が解らなかった。たまにはこう言うのも悪くない。

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2009年1月 3日 (土)

新年会

 中村教官宅で新年会。亡くなられてから何年経ったのだろう。もう忘れたくらい経過したと言うことか。奥さんも普通の感じなので行っても気を遣わなくて良くなった。
 昨日走った感じが悪くは無かったのと、天気が良かったことの相乗効果で走っていくことにした。着替えを嫁さんと息子に持たせて、ウインドブレーカを羽織って走り出した。
 泉水越しを超えて室木線跡の道を延々と走る。ゆめタウンの裏を通ってその先のコンビニで休憩。アイスクリームが食べたくなったのでケースを見たら、100円以下はブラックモンブランだけだった。
 お世話になっている方がお世話になっている会社?がこの会社なのを思い出し、95円のブラックモンブランを買って外で食べた。
 脚は怠いけど止まるほどじゃない。だいぶ回復してきた感がある。1時間50分くらいで到着した。

 いつもの様に飲んで食っての数時間。中村教官のことと、昨年亡くなったN嬢の事が度々話題に出る。地獄から二人で見ているとか、次は誰か?とか。まあそういう年に成ってきたと言うことだろうと思う。
 アヤちゃんはずっと家に居た。何故、北海道にスキーに行かないのだろう。何故、韓国に買い物に行かないのだろう。何故、電話がかかってきて午後から出掛けないのだろう。自分の娘じゃないのに凄く気になる。今年で28に成るとか言うし。
 I君は相変わらず3割くらいの力で仕事をしている様だ。この調子で役員までいくのか?Kさんはメタボ検診が危うい感じだけど、息子が大学生なので一安心。S君はバツイチ独身を謳歌している。T君は面倒見の良いパパ。独立は本気か?H君が普通にお父さんしているのが今でも信じられない。。。結局毎年変わらない。一人、また一人と中村教官とN嬢の待つ世界に旅立って行くのだろう。

 帰りは流石に車で帰った。家に着いてから空を見たらギラギラでもの凄い透明感だった。明日の朝は冷え込みそう。

ラン 21km

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2009年1月 2日 (金)

正月ボケ

 なんか一日中ボーッとした状態だった。餅つきから始まった不規則で不摂生な食事を中心とした生活が、確実に動物的な動きをむしばんでいることを感じることが出来る。
 まあ、こんな事を感じることが出来ているうちは大丈夫なのかもしれない。。。

 妹の家族が来ているので、今日も普段は出ないような「御馳走」が出てくる。出ると食べる。しかも食べ過ぎる。解っていても目の前に出されると食べる。
 妹の旦那は技術屋さんなので、嫁さんが命名した「ドリドリ1号」が動くところを見て貰った。かなり感動してくれて嬉しい。
 晩飯の前になり、このままではヤバイと思って走りに出た。少しだけ大回りにして、西中の裏の峠を越えずにトヨタの寮の裏を通って羅漢橋の方面に出た。
 あとは玄海100kmのコースに沿った道を通って帰った。少し身体が重い感じがする。

ラン 13km

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2009年1月 1日 (木)

あけましておめでとうございます

0101 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今年も昨年同様に、定まらない内容をダラダラと書いていきます(^^)。

 昨日の夜は普段よりも少しだけ夜更かし。とは言っても01:00前には寝ていたので、小さい頃のようにお正月だから夜更かしできたと言う感動は無い。
 何時も書いているように、正月なんて誰かが決めただけで何も意味がない。お祝いするなら夏至の南中時とか、春分の日と秋分の日とか、そんなタイミングの方が良いに決まっている・・・
 とか言いながらも、正月だからと世間並みに会社を休みにしているし、自分自身も乱れた食生活を続けている。有言不実行の典型みたいなヤツだ。いつもの事ながら情け無い。
 少し胃がもたれた状態で起床。遅いブランチを食べ、その後はダラダラ。トヨタ九州が出てないので、実業団駅伝を見ても何となく気分が盛り上がらない。選手達はどんな気持ちで居るのだろう?
 ダラダラしていても仕方がないので、夕方から走りに行った。いつもの西中から裏の峠を越えてトヨタグランドへ。
 いつもの1月1日ならルーカス君が一人で練習をしていた。でも彼はアメリカの高校へ行ってしまったので今年は誰も居ない。
 誰もいないグランドをゆっくりと一周し、使い捨てカイロが落ちていたので拾ってゴミ箱に入れた。良いことやったのだから、ゴール前の争いなら俺を勝たせろよ、神様。とか思いながらグランドを出た。
 起伏のある歩道を通って倉久方面に向かっていたら、前方から一人のランナーが走ってきた。体型や走り方が長距離的じゃ無い。長い髪が揺れているのでサッカーの選手だろうと思った。
 すれ違うときに挨拶された。こちらも挨拶しながら良く見たらエリサちゃんだった。彼女は1月1日の霙の降る中を一人で走っている。ルーカス君は居なくなったけど妹が居た訳だ。
 あそこの兄妹を見ていると、何時も気持ちが引き締まる。奴らはハーフで肉体的に恵まれて居るから強い。確かにそう言いたくなる。でも、彼と彼女に負けた選手のいったい何名が正月の霙の中を走っているのだろう?
 もし彼らが恵まれた素質を持って居るのならば、それは肉体ではなくて継続的なトレーニングを厭わない精神構造では無いかと思う。
 神社にお参りに行くよりも、1年の初めに相応しい幕開けだった。

ラン 10km

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