DNAの引力
今日は土曜日なので少しだけ早めに仕事を終わり、明るいうちに走りに行った。西中で水を飲んで裏の峠を越え、倉久経由の11kmコースを走ってみた。
途中で次男の同級生の外人さんの家に寄り、ピザ屋を始める為に自分で立てている小屋を見せて貰った。普通の家だった。窓は二重ガラスだった。薪ストーブの後ろには乱れた感じの石が組んであった。とても個人が作ったとは思えない。
工作方法とか材料の入手方法とか色々と話を聞き、寒くならないうちに帰路についた。私も同じ様な事をしているつもりだったけど、作業の質がプロと子供くらいの差があった。私ももうちょっときっちりとした作業を心掛けよう。
今日は嫁さんが遅いので息子達と晩飯を食べた。長男が「"I鉄工"と言うところに部品を頼みに行ったか?」と聞いてきた。どうして知っているのか不思議だった。
今日会った同級生から、「お前のオヤジは機械の設計とかしているか?」と聞かれたらしい。と言うことはそいつは"I鉄工"の息子と言うことか。。。
なんか運命というか、遺伝子と言うか、好みというか、とても不思議な物を感じてしまった。
数ある鉄工所の中から、私は何となく雰囲気でいくつかの鉄工所を選んだ。その中で飛び込みの試作部品を受けてくれたのは"I鉄工"だった。私も悪くない印象を持った。
息子は息子で3年間の高校生活を過ごし、卒業して1年経過して会うような友達の一人が"I鉄工"の息子だった。特に明確な理由で彼を選んだわけではなく、何となくそういった関係に有るのだろうと思う。
私の遺伝子がその鉄工所のオヤジを選び、その鉄工所のオヤジの遺伝子を受け継いだ息子が、私の遺伝子を受け継いだ息子を選ぶ。とても不思議で興味深い。
ラン 11km
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