ASK13の耐空検査整備
先週のディスカスに続いて今日は復座のASK13。ASK13と言う機体は私が学生になる前から復座練習機として飛んでいた。基本的に同じ設計のままで今も跳び続けている事に驚かされる。
滑空比が50とか60とか言うのも優れた設計とは思うけど、ASK13の様な設計も別の意味で優れた設計なのだろうと思う。
今日は雨の予報だったことと、借りてきた整備記録などの書類が有ったので軽トラで行くことにした。1名で下道を走るだけなら、今の軽規格は何の不足も無い。それどころかエンジンのパワーを気持ちよく使い切る感触が心地良い。
弁当を忘れずに買って09:00前に格納庫到着。今日は学生も数名居るので先週よりは人員的に楽が出来た。基本的な整備関係は午前中に終えることが出来た。
午後からは計測関係。こちらもほとんど問題無い。左エルロンの舵角が上下とも許容範囲ギリギリだったので気分が良くない。少し悩んで後席後ろのトルクチューブから生えているアームのリンク比が変わるように、主翼に繋がる垂直のロッドを少し弄った。
あとはTCDが出ていたダイブブレーキレバーの「硬さ」を確認して範囲内に調整。ここは真夏の訓練では硬くなる所だけど、今は寒くなるタイミングなので基準値よりも軽かった。
耐空検査員をお願いしている河邑氏が来ていたので、書類をチェックして貰った。数カ所直すところが有ったけど、まあ何とか成りそうな雰囲気(^^)。
三等航空整備士と書いていたけど、法改正で統合されたから二等と書くように言われた。新しいライセンスを申請したら二等で来るらしい。何の実利も無いけれど、ソフトが無料でバージョンアップ出来たような感じか?
帰りも雨。一人で車を運転していると眠くなる。どうにも我慢が出来なくなりかけた嘉麻峠の登りが始まりかけた頃、私の前に数台の車が並んだ。
私の直前の車が"いらち"みたいで、その前の車に接近して煽りがちに走る。そのせいで1台、また1台と路肩に避けて車が減っていった。それにつれて走行速度も徐々に上がっていく。
頂上まで3kmくらいの地点で前の車だけに成った。かなり速度が上がってきた。でも付いていけない程では無いのでそのまま付いていった。エンジンのパワーは8割位を使い切っている感じ。
でもタイヤが駄目だった。買ってから10年以上交換していないトラック用のタイヤ。溝は有るけどウェットのグリップは頼りない。ハイグリップじゃ無くても良いけど、そろそろ新品に交換してやろうと思った。
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