力丸君のオイルシールが来た
昨日の睡眠不足が堪えたのか、なんか身体がだるくて眠い。トレーニングは意味がないような気がしたので止めにした。力丸君の部品が来ていたのもあって、そっちの作業を進めることに。
力丸君はホンダのクローラ式運搬車。これの左の車軸からオイルが漏れていて、かなり酷くなったので修理することに。
農機具によく使ってあるような泥水用オイルシールが入っていたけど、これのインナーと車軸の間が回ってしまっており、NOK?の人が苦労して考えた部分は回転せずに、本来は密着しているべき車軸との間で回転・シール作用を行っていた。
漏れるのも当然なので正規のシールに交換しようと思っていたけど、車軸を確認したら左右に1mm弱のガタがあった。泥水用のオイルシールは軸方向のガタはほとんど許容できない筈。このガタが起因となって、本来回転してはいけないインナーと車軸との間がずれ初め、最終的に回転してしまったような気がしてきた。
しばらく考えてカタログをめくり、導き出した結論が2重のオイルシール構造にすること。正規のシールは「MC4-25-52-9.5」と言う型番。これは高いこともあってダストシールとしてそのまま使う。
そして内側にちょうど10mmくらいの隙間が有るので、その部分に「TC255210」を押し込む。これがメインのオイルシールとして働く事になる。この手のオイルシールなら、軸方向の多少のガタは許容できる。
写真の上が泥水用。右側は交換したのか金属カバーの付いたタイプに成っていた。こちらは今のところ漏れていない。軸とのハメアイもしっかりしていた。
下の段は今回注文した「TC255210」。1個が500円弱なのでついでに左右とも対策することにした。
左側は簡単に装着完了。外側シールのリップが痛まないように、オイルシールとオイルシールの間にはグリースを充填しておいた。
右側はちょっと苦労。何故なら外側のシールがまだ生きていたから、間の空気が抜けないので圧入できない。仕方ないので外側のシールのアウターの一番上にエア抜きの小さな溝を掘って圧入した。本物のシールは内側だから良いでしょ・・・といつもの様にいい加減な作業(笑)。
その後は50ccも入っていなかった?ギヤオイルと、1ccくらいしか入っていなかった!??1次減速機と思われる部分のオイルを充填した。
穴が小さいので油差しにオイルを入れて、それを手で押して注入した。この作業が一番時間がかかった。
オイル量は想像で側面のボルト穴から溢れるまで。オイルの種類は「ホンダ」と言うことで普通のエンジンオイルにしてみた。農機は思想が違うかもしれないけれど、多分合っていると思う。
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コメント
どうもお久しぶりです。
TC255210 でググると 力丸君 の記事が上から二番目に表示されます。
すごいかも。
キャッシュから見てるのかなと思い、全く RightStuffを表示したことの無い
PCから見ても同じ結果でした。
投稿: 楽々園の秀 | 2008年10月10日 (金) 12時30分
ども、皆さんお元気でしょうか?こないだ広研に居たという先生に会いました。全くの偶然で。
最近のグーグルは商売絡みのページばかり出てきて、なんか使えないなぁと思いません?。たまに変な事を調べると、自分で書いたページが出てきたりしてがっかりします(笑)。
投稿: みつやす | 2008年10月10日 (金) 14時45分