2年目なのに三回忌?
中村教官の三回忌に呼ばれていたので夫婦で出掛ける。2年後なのに三回忌なのは最初の年を1年目に数えるからと教えて貰ったけど、一回忌はその年じゃなくて1年後に行われるのと整合性が取れないじゃ無いかと思う私はおかしいのだろうか。
近所の葬式は浄土真宗が多いけど、中村家は曹洞宗?なのかシンバルの様な道具が出てきたりしてちょっと新鮮だったりする。時の流れとは大したもので、色々と思い出していても涙ぐんだりする様な感情は無く、単純な過去の記憶に成っているのに驚く。程度は違うとは思うけど、奥さんやアヤちゃんからもそんな落ち着いた気配を感じる。
昼食の後は教官の書斎の荷物を整理した。グライダー関係の本や資料が沢山有ったので、捨てるものと残すものを段ボール箱に分けて入れた。残す資料は久住の教官部屋に置くことに成った。航空マニアが好きそうな資料とか、瀬尾さんに売りつけたら良さそうな(笑)古い機体の写真や資料が沢山ある。写真とか手帳とかも出てくる。「こんな作業は1年後には出来なかったね」とか話しながらも、今なら出来るのはやはり時間のおかげかと思う。
普段より多量の昼食を頂き、持ち寄った多量のお菓子と果物をつまみ、昨日に続いて連日の食べ過ぎで一日が終わってしまった。
話の中でウインチの話題が出てきた。西部でトーストのウインチを購入する計画がある。関係の商社に見積依頼は出ているらしいけど、自動車なんかと違ってウインチには日本的な難しい規制は無い。話をしながら、単純にメーカーに発注して輸送して通関して国内輸送すれば良いんじゃ無かろうかと思い始めた。
トーストウインチを1台くらい輸入してみるのも悪くない。国内で数十台?は稼働していると思うので、その後はそれらの消耗部品や対策部品を作りながらノウハウを蓄積し、5年後くらいに自前の1台をでっち上げる・・・後進国の機械産業が産声を上げる常套手段かもしれない。
その延長線上として、学生の頃から考えていた電動ウインチが実現できるともっと楽しい。いくら自然の中のスポーツをアピールしたところで、1kmほど向こうで軽油やガソリンをバンバン燃やしているようではこれからの時代にアピール出来ない。静かで(見かけ上)クリーンで0回転でもトルクの出る電動モータこそがグライダー曳航用の動力として最適ではなかろうか。地理的に安川辺りから誘導モータとインバータ盤でも供給して貰い、格納庫から電源を取って試験的に運用してみても良い。
ハイブリッド車のユニットをベースに、小排気量エンジンを最高効率で常時運転しつつ、充電した電気でモータ駆動というのも考えられる。この場合のモータは元ネタの関係から、ブラシレスDCモータに成るんだろうか?。完全電気システムに比べると中途半端とも感じるけど、可搬性や給電不可の滑空場を想定するとこちらの方が現実的かもしれない。あれだけ売れているんだから、トヨタが2-3台分けてくれても良さそうに思う(^^)。
最近はオートバイの事と少しでもタイムを縮めることしか考えたことが無かったけど、久しぶりにグライダー関係の事ばかりを考えた1日だった。
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コメント
1年後のは1「周忌」ですよ。
投稿: 鬼 | 2007年5月 6日 (日) 21時51分
シンバルみたいなのは妙鉢(みょうはち)というそうです。葬式だけじゃなくて,法事にも使うのですね。
投稿: Nori-chan | 2007年5月 6日 (日) 22時18分
「一周忌」言う人と「一回忌」言う人がおるので同じ事かと思ってました。
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投稿: みつやす | 2007年5月 6日 (日) 22時21分
「妙鉢」ですか、勉強になります。葬儀の時はもう少し賑やかで派手だったような気がします。
投稿: みつやす | 2007年5月 6日 (日) 22時24分