2025年6月10日 (火)

Projector Lens LED Lights for H4

06101_20250610223701 車検の全日に注文していた中国製プロジェクターLEDユニットがもう到着した。2.5インチが2個と3インチが2個。
 それぞれ2個セットで4,500円と5,500円くらいのヤツなので性能は解らん。でも国内で売っているヤツも元ネタはこの辺りだろうから外れじゃ無ければ行けるはず。
06102_20250610223701 右ハンドル用を探すのは困難。3インチの方は左ハンドル仕様なので内部の遮蔽板を作り替える必要が有った。
 光源に近いのでかなりの精度が必要な筈。近い板厚は真鍮板しか無かったので真鍮にした。これなら後で半田で修正出来るから良いかな?。
06103_20250610223701 改造した3インチタイプ、まあ悪く無い。カットライン上は綺麗に遮光されているので眩しくも無いだろうしロービーム車検も通りそう。



06104_20250610223701 このユニットを買ってみた最大の理由がこのハイビーム配光。中央に寄っていてハイビーム車検に通りやすそうだし、上に(=前方遠くに)光りが伸びていてスポット的な見え方をするかも?と期待。


06105_20250610223701 数少ない右ハンドル用が用意してあった2.5インチタイプ。これもロービーム検査に通りそうな配光。
 ただ前面にギザギザのカットの有るレンズを置くとどうなるか解らない。


06106
 バランスの良さそうなハイビーム。装着して走ってみるとどうなるか解らんけど。





06107 クロスビー?用のKOITO製プロジェクターLEDユニット。2年前の車検ではこれを右側に装着して車検に受かった。左は今も使って居る市光のユニット。
 こうやって見ると中国製に比べると落差が大きいのと水平じゃ無い。そして少しぼやけている。これは標識などが見える様にあえて上に光りを逃がしているのかもしれない。
06108 KOITOのハイビーム。まあ普通の感じ。太陽光の具合やカメラの条件を厳密にそろえて無いので中国製とこの写真だけで比較は出来ない。
 でも瞬間的な明るさだけなら中国製の方が明るいような気がする。検証するには実車の左右に装着して比較したら直ぐに解ると思う。
 もしこれらの中国製プロジェクターLEDユニットが上手に使えるなら、ヤフオクでジャンクを探して苦労して殻割りしてベースプレートを作って・・・とやらなくて良いので楽になる。

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2025年6月 9日 (月)

Japanese spiny lobster

06091_20250610221701 先日スバル360のオドメータ修正の事を書いたら同じ作業が入って来た。
 うちの仕事はこう言う展開が多いのだけど、インターネット時代というか、個人の情報発信が先に繋がる事を実感する。


06092_20250610221701 同じ構造なら同じ手間で出来るけど、違って居たら困るな・・・と思いながら分解。少しだけ違う所が有ったけど基本的に同じ会社の違い時代の製品だったので問題無く終えた。


06093_20250610221801 昨日の昼飯。ナンとバターチキンのセットが送られて来たので昼飯にしてみた。例のインド嫁からじゃ無いけど。
 ナンはワッフルメーカーで焼くために小さく切ったけど元は大きい。カレーもナンも日本人向けにマイルドに調整された様な感じで食べやすかった。逆の言い方をすれば異国感が希薄だった。
06094_20250610221701 ヨーグルトが有ったので、食後のデザートとして乾燥デーツを追加して食べた。
 味としては悪くないけどヨーグルトと合わせうるには種が無い方が良いと思う。



06095_20250610221701 夜は伊勢エビ。こっちの方がメインだと思う。刺身に出来ると書いて有ったので尻尾の方は刺身にして、頭の方は半分に割って味噌汁にして嫁さんと食べた。ちゃしろにも少し分けてやった。
 意外にも刺身の方が濃厚な感触が有り、味噌汁の方は淡泊であっさりとした上品な味だった。

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2025年6月 8日 (日)

This reflector is cloudy

06082_20250608203401 今回の車検は純正レンズの中にスズキのハスラーなどに使われて居るプロジェクターLEDユニットを入れた構成で受けて合格した。
 こんな風な事に成って居るのは4年前の車検で光量不足で落ちたから。その原因は反射鏡のメッキが劣化したからで、そのときはメッキ調スプレーはダメで蒸着のアルミテープを貼って合格した。1枚目写真の左側がそれ。
 これでは行かんと思って色々悩み、ジャンクのLEDユニットから中身を取り出して白骨号に移植した。その状態で2年前の車検は合格し、そして今回の車検も合格した。
06083_20250608203401 旧車として王道の解決策は反射鏡の再メッキにH4バルブだと思うけど、再メッキは結構高いのと新車時に戻ったとしてもかなり暗い。
 と言う事で反射鏡の状態に左右されないプロジェクターLEDユニットを内蔵することにした。
 この手のユニットは930用として販売はされているけど、10万、20万の世界なので手が出ない。そこで5,000円以下で手に入るジャンク品の軽自動車用ユニットを採用。

 今はポルシェ純正でもH4互換のLEDバルブが売り出されているみたいだけど、これもH4互換だから反射鏡の状態に左右される。うーんと思いながら調べて行くと劣化した反射鏡の中に入れる汎用プロジェクターLEDユニットが売られて居る事が解った。
 構成的には私のヘッドライトと同じだけど、私のは自作したアルミ板が後ろに有って見栄えがイマイチ。それに対して後ろに反射鏡が有るとそれっぽく見えると思う。
 国内でも売っているけどアリエクスプレスだと元ネタと思われるのが安く売っているので手配してみた。それが来るまでに傷んだ反射鏡をメッキ調スプレーで再塗装したのが2枚目の画像。
06081_20250608203401 3枚目はパキスタンのヘッドライト職人。昨日に続いてAIに書いて貰ったけどヘッドライトがデカすぎる。ランチャストラトスが装着していそうなサイズ感だ。

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2025年6月 7日 (土)

Is AI smart or stupid?

06071_20250608092301 面倒臭い案件が有るのだけど、車検が終わって気持ちがゆったりしているのでAIで遊ぶ余裕が出来た。
 燃料噴射ノズルを持ったセクシーな美女の画像を作って貰ったのだけど、エンジン用インジェクタとガソリン注入用ノズルの違いが解らなかった様だ。オネエサンは良い感じ。
06072_20250608092301 930の3.2L用オリジナルのインジェクタ。数年前に外して今は中国製のBMW用を使って居るから保管していたヤツ。
 再試験してみたけど特性は揃って居て流石に古いポルシェ様というかボッシュ様。


06073_20250608092301 これは最近になってアリエクスプレスに登場した3.2Lの純正品番のインジェクタ。でも純正はピントルノズルなのに対してコイツは4穴タイプ。見た目は私が使っているBMW用と同じなので、内部を少しだ変更したか型番だけ打ち替えただけと思われる。
 アリエクスプレスは安いから諦めも付くけど、今は同じ見た目のヤツがそれなりに高い部品屋のサイトにも掲載されて居たりする。高いので試しに買う事は無いけど、買ってみて4穴タイプだったらアリエクスプレスで数千円のヤツだから外れだ。
06074_20250608092301 初期のボクスターとか涙目911に使われて居るインジェクタ。全開の流量特性は似ているけど ハイインピーダンスだから過渡特性がどのくらい違うか疑問。



06075_20250608092301 初期のボクスターの後期型(変な日本語)に使われて居るインジェクタ。形状が変わってEV6タイプに成って居る。
 これもハイインピーダンスタイプなので過渡特性がどう違うか測定が必要。


06076_20250608092301 6本とも同じインジェクタで試験するのも良いけど、流量の違いだけを知りたい時はこんな感じで2本ずつ種類を変えてやれば違いがハッキリ解る。
 インジェクタの互換性に関しては海外のフォーラムだと割と議論に上がって居るけど、大半が全開流量とインピーダンスの比較だけで過渡特性に言及した物はほぼ無い。仕方無いから自分でやろうという話。
06077 最後にAIが書いてくれた興味深い画像。
 セクシーな美女がポルシェ930を整備している所を書いて貰った。素晴らしい。
 オフィスや個人宅にプリンタが普及し始めた頃、手書きはちゃんとチェックするけど印刷してあると無条件に信じてしまう様な気持ちに成った。
 写真に関して、しばらくはそういう状態が続くんだろうと思うと興味深い。

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2025年6月 6日 (金)

A young woman guided me.

06061_20250606225901 何時もは第2ラウンドに行くけど今日は第1ラウンドにしてみた。用紙を印刷する機械の場所が変わっていて戸惑ったけど、ほぼスムーズに書類手続きが終わって検査レーンへ。
 08:59ごろに着いたら5番目だった。直ぐにチャイムが鳴って若い検査官が来た。新卒かな?と思う程若くてオドオド感の有る若者。ほぼスムーズだったけど後ろでしゃがみ込んでなかなか帰って来ない。ナンバー灯が切れたか?と思って居たら「バックフォグは・・・」と言う。「付いて無いです」と言うとそれで済んだけど、欧州車という事で、でっかい赤いガーニッシュを見て勘違いしたかな。
 「何か変更は有りますか?」と聞く。内装の張り替えをしたのでビニールレザーのJABIA難燃証明番号を用意していたけど、「無いです」と言ったらそれで済んだのでお終い。
 ユーザー車検だと言ったら「補助員を付けますのでハザードを出して下さい」と言う。ハザードを出して待っていたらツナギを着た25歳くらいの女の子が窓の横に来て「私が担当します。よろしくお願いしま~す」と言う。なんか違う店に来たかと思った(笑)。
 それからは彼女が用紙のスタンプまでやってくれたので楽が出来た。唯一戸惑ったのは速度計の検査。「パッシングですか?ボタンですか?」と聞いたら「ボタンです。私が押します」と言って窓からメータを覗き込む。
 白骨号はメータと実測が合っているから良かったけど、テスター屋に「55キロでパッシング」とか言われて居る人は困った親切さだと思う。もしかしたら不正をさせない為に「お前が確認して押せ」と言われて居るのかもしれない。

 そんな小さな戸惑いは有ったけど、全てが順調に進んで10:00には家に帰って来れた。邪魔になる場所に2年後まで有効のシールを貼ったら全てが完了だ。
 整備の神様ありがとう、担当のオニイチャンもオネエサンもありがとう。そして古い車ほど増税する政治家と役人共は地獄に落ちてしまえ。

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The grease is white

06041_20250606222301 ディスクは少し減っていたけど、摩耗限度内だったので縁の出っ張りだけディスクグラインダで削り落として作業終了。




06042_20250606222401 サイドブレーキは面倒なので分解は無し。エアーを吹かして摺動部に横から筆で二硫化モリブデン系のグリースを塗ったらO/H完了。



06043_20250606222301 13年前はナフコのリチウムグリースを使った気がしたけど、今回はマルテンプ何ちゃらと言うウレア系にした。
 メーカの資料に依ると玉軸受けに非常に適して居るらしい。これはころ軸受だけど大して変わらんでしょ(笑)。
 この手のBrg用化学合成グリースは透明系だと思っていたら白だったのでびっくりした。赤とか青のグリースは派手すぎて避けたい気がするので白で良かったかも。
06044_20250606222401 パッドグリースは今までMonotaroのヤツを使っていたけど、無くなったので前回からこれを使って居る。
 2年使ってもまだ同じネチャネチャ具合で残って居たのでびっくりした。Monotaroのグリースでも異音は無かったので、このグリースが効いているかどうかは解らない。
06045_20250606222301 足回りの最後は自作のサイドスリップテスタで確認。ほんの少しだけトーアウト気味だったので微調整してみた。
 この板の長さは400mmしか無いので、色々な誤差を考慮すると400mmで±1mm以内に納めて置かないと不安。今まで落ちたことは無いけど毎年受験前は不安で仕方無い。
06046_20250606222301 数年前の検査で「JWLマークか純正マークは有りますか」と言われて散々探した記憶が有る。それ以降はこんな感じでマーキング。このシールの裏側に三角にPの純正マークが入って居る。


06047 白骨号は対象外だけど、2021年以降の車はナンバーの取付角度が±10度。試しに測って見たら25度も有ってびっくり。
 検査官はこの手のプロだから言われないとは思うけど、念のために「1985年式は対象外ですよね」と練習して置いた。

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2025年6月 5日 (木)

I think the left and right lamps are different.

06051_20250606224401 光軸を調整する前にヘッドライトユニットの中を掃除。反射鏡のメッキが劣化して光量で落ちたので、スズキのLEDユニットを無理矢理内蔵してインチキLEDヘッドライトにして居る。
 この前にノーマルのギザギザのレンズを付けて居るので配光的にはあまり良く無い。でも2年前の車検は通ったので今回も劣化が無ければ通るはず。
06052_20250606224401 ロービームの配光を作る遮蔽板。光源はでっかいチップLEDが1個だけ。消費電流はH4よりも低いし、BAT電圧より低い領域で定電流制御されているので930の腐ったスイッチ経由でも定格の明るさが出るのは素晴らしい。

06053_20250606224401 何時もの様にシャッターにマーキングして光軸調整。
 ロービームはこんなもんか。最初からハイビーム検査なので車検に関係無いけど、実用域ではこっちを多用するので大事なところ。


06054_20250606224401ハイビーム。右が少し暗い。両方とも同じユニットに見えるけど、バラバラで買ったジャンクだから仕様が違うかも知れない。もしかしたら劣化したから交換したヤツかも知れない。


06055_20250606224501 シャッターでは見にくいのと、車を動かす度に糸を張ってマーキングするのは面倒。と言う事で3x6のベニヤを買って来て光軸調整板を作った。
 ロービームだけど左右でパターンが違う様な気がする。左はもしかしたらロービームで受かるかもしれない。
06056_20250606224401 ハイビーム。ハッキリと右はパターンが違うと思う。そして最高光度点の明るさも低い。少し不安だ。
 前々回の光量不足で落ちた以外は、このやり方で光軸で落ちたことは無い。今年はどうかな。。。ハイビーム検査に限定すれば、もっと中央だけに集まったスポット的なランプの方が調整もしやすいし通りやすい。

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2025年6月 3日 (火)

Re-glue the balance weight.

06031_20250606214201 定番のスバル360のタコメータ。前回と違ってコイツは動くので、念のために入庫時のデータ取りをしておく。




06032_20250606214201 前回は使用中に取れてしまったバランス重りだけど、今回は意識的に剥がして再接着する。
 もうちょっとまともな台を用意した方がお金が取れるな(笑)。


06033_20250606214201 基板側は基本的に全部品の交換。基板も設計はしてあるけど、今の所全ての基板が生きていて新しい基板を使う事は無い。要らなかったかも。



06034_20250606214201 良い感じで復活した。スバル360は私が子供の頃の車だ。うちの父親は三菱ミニカを買ったけど、同僚はスバル360を買った。母親はスバル360の格好が大嫌いで、同僚の人が家に来る度に「あれは好ーーかん!」と言っていたのを思い出す。

06035 K-ジェトロのディストリビュータの辺りに付くエア通路見たいなヤツかな?。部品を取るとバスケットのサイズが合わないと言う事で現物合わせの製作依頼。
 0.5mmくらいのガスケット紙かと思ったら、0.1mmとか0.2mmとかそういうレベルの厚みらしい。
06036 そんな厚みのガスケット紙は無かったのと、良く解らんので0.15mmのファイバーで作ってみた。
 オイル漏れするような場所じゃ無いから行けそうな気がする。どうかな?。

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2025年6月 2日 (月)

You bought this 13 years ago.

06021_20250606212901 今年は白骨号の車検の年。7月の梅雨明け時なので何時も暑い。2ヶ月前から受けても損をしない様になったので、少し早めに車検整備を始めた。



06022_20250606212901 ディスクのバックプレート。オリジナルは黄色のクロメートメッキだけど、メッキ屋に行くのが面倒だったのでナフコの油性ペイント黒で塗って置いた。



06023_20250606212901 随分前にフロントのBrgを交換した。ギチギチに締めて有ったので強すぎる予圧のせいと思うけど、ローラに虫食いが有ったので。
 それからはマニュアルに書いてある通りにワッシャが動く程度にしか予圧して居ない。でもこれを守ると組んだ後でタイヤを強く揺するとガタが有る。かと言ってガタを無くすまで締めるとワッシャは動かない。ウーンと悩む場所。
06024_20250606212901 オイルシールは再利用しようかと思ったけど、流石にそれは不味い気がしてMonotaroで注文した。
 すると貴方は2013年の8月にこれを買っていますと出てびっくり。ここを整備してからすでに12年も経っていたのか。歳を取るはずだよ(笑)。
 私も白骨号も白骨にならずに動き続けて居る事を、色々な神様に感謝して今日はおしまい。

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2025年6月 1日 (日)

PORSCHE K-Jetronic ?

06011_20250606211101 インジェクタのチェックという話なので電磁式のヤツとばかり思って居たら変なヤツが来た。
 純メカ式でディーゼルのノズルみたいだけど開弁圧が圧倒的に低い。これがK-ジェトロというヤツか?。

06012_20250606211101 何かが出るかどうかだけならゴムの先端が付いたエアガンでプシューッとやれば良いけど、点検と言われたからには格好だけでも定量的なふりをしたい。



06013_20250606211101 ノズルのお尻に付くアダプタを作ってホースが繋がるようにした。





06014_20250606211101 塩ビの水道管で作った容器に灯油を入れ、減圧弁経由の空気圧で押し込んで開弁圧を見ていく。
 最初はイマイチのヤツが多かったので温灯油で超音波洗浄をやったらほぼ良い感じに揃ってきた。

06015_20250606211101 でも1個だけは開弁圧が明らかに違うヤツが有り、もう少し悪あがきするか相談したら1個は新品を取ることになった。
 いい加減とは言え、定量的な数値が提示できるのは仕事としては最低限必要な事かも知れないなと思う。

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«stoichiometric air-fuel ratio