2024年4月24日 (水)

Good China and Bad China

04241_20240424222901  以前に書いた空冷VWのデスビをオースチンセブンに付ける話。その為に手配したデスビが大ハズレ品だった。
 4気筒のカム山が等しい高さに加工されているべきだけど、コイツは最大で0.2mmくらいずれて居た。例を挙げると一つの山でポイントギャップを0.2mmに調整したとしたら、別の山では0mmになるという状態。流石にこんなのは使える訳が無い。
 ちまたでは別の電機品でBOSCHの正規品の箱に入っていながら、最初から動かないヤツの話とかも聞く。一つ前に買ったバキューム進角付きはOKだっただけに何が起こるか解らん世界と覚悟が必要だ。
04242_20240424222901  こちらは白骨号のクーラーホース。今回間違って切ったホースは5mくらい有る。そりゃ値段も高くなるしガスも漏れやすく成るわ。。。



04243_20240424223001  中国からホースが来た。カシメの金具は5月2日とか成っているので、待たずに手持ちのアルミパイプで作業開始。
 金属ワイヤーブレードが入ってないホースは剪定鋏で切れる。


04244_20240424222901  実測して一番近い規格のを買ったのにえらく違う。もしかしてミリ規格とインチ規格とか有るんだろうか?。




04245_20240424222901  金具はオリジナルを流用する。カシメ金具が溶接でくっついたタイプだったのでグラインダで削り取った。
 横にあるのは手持ちの使えそうなアルミパイプ。金具の外径が10.45mmに対して新しく買った大径の(笑)ホース内径を9.0mmまで圧縮できる。これなら行ける様な気がしてきたので実物を作る事にした。
04246_20240424222901  オイルのリターンホースを作るときに買ったカシメ機。最近よく見る一方向から締めるタイプと違って、全周から締めるので理論上はこちらの方が良いはず。
 でも寸法の選定とか微妙なセッティングが影響する世界なのでどうなるか解らん。

04247  今風の規格なので外径は二回りくらい細い。5mのホースを通していくのは大仕事だけど、細くなったおかげで随分楽が出来た。
 もし純正がオリジナルの太さだとしたら、このホースに関しては今風の薄肉ホースを使った方が整備士は随分楽が出来ると思う。

04248  カシメ金具の溶接部が見えて居るのと、ただのパイプを使ったので、カシメ部の先が少し寂しいと言うかひ弱な感じがする。
 まあ問題無いとは思うけど、グラインダを掛けた所のサビが怖いのでさび止めだけ塗って置こう。
 明日はガス充填・・・と思ったけどガスがあったかな?。

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2024年4月23日 (火)

The viscosity of rotor spindle oil is VG10.

04231_20240423213701  注文していたヤマハの化学合成楽器油?が来たので試して見た。
 まずは頼む前にかなり悩んだ。この手の油はいずれ使うけど全部を買ってみるのは馬鹿らしい気がした。そこで未知の楽器用油に関して色々調べてみた。

 バルブオイルとかチューニングスライドオイルと呼ばれて居るのはフロントフォークとか2stのピストンみたいに、前後/上下に摺動するピストンバルブに使われる油。従って摺動面の潤滑と気密性が必要。
 ローターオイル系はロータリーバルブに使う油で、機械で言うとボール弁のボールの潤滑と気密に使う感じ。
 それとはちょっと違ってロータースピンドルオイルはローターバルブを駆動する軸だけの潤滑用で、レバーオイルはその周辺のレバーの支点辺りだけに使う油。いずれも気密性は考慮する必要は無い。
 そこで購入の候補をロータースピンドルオイルとレバーオイルに絞って注文する事にした。楽器屋さんのブログとか見てこの辺りが粘度的に近いかな?と思ったのと、気密性が不要なので性能的にも楽器以外の用途に良いかも?と言う気持ちから。

 来てみて振ってみたら悪くない感じ。ロータースピンドルオイルはVG10のスピンドル油に近い感じで、レバーオイルは薄めのエンジンオイルに近い感じ。
 そこで振った感触の順に並べて斜面のテストをしてみたのが2枚目の写真。左から一滴ずつ垂らしていったので微妙な時間差はあるけど、各オイル毎の違いは解ると思う。
04232_20240423213701 この結果から感覚的に粘度を決めてみると、左からVG3、VG10、VG10、VG32と成った。
 今回の結果から「VG10程度の化学合成のミシン油」が欲しい人は、ヤマハのロータースピンドルオイル(RSO5)を買ったら良いとアドバイス出来る。
 ただバルブオイル系の硬い方、レギュラーとかヴィンテージは試して無いので、そっちがVG10程度の粘度があれば量も多いのでそっちの方が良いかもしれない。
 ただ、バルブオイル系は容器の口が少量を注油するには目薬の容器みたいで使いにくい。対してローターオイル系の容器は先端が尖っていて、そのままでも小さな機械に注油できるのが好ましい。

 と言う事で、だれかVOR3かVOV3の試験をして下さい。

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2024年4月22日 (月)

Made in Japan is the best...?

04221_20240423202901 テストリードの先に付けるミノムシクリップのアダプタを買い換えた。
 大電流とか精密な用途には使わないけど、それでも今まで使って居たのは体感出来るくらい抵抗が増えて来たので。


04222_20240423202901  以前に買った中国製のテストリードが良かったので中国製にしようか?と思ったけど、国産の三和にしてみた。




04223_20240423202901  接触抵抗は明らかに低下したし差し込んだ感触もしっかりして居る。でも手に持った感触が宜しくない。
 樹脂の部分は安っぽい硬さとバリが有るし、ケーブルは中国製のシリコーンケーブルの方が何倍も良い。もっと言うなら古いケーブルの方がしなやか。
04224_20240423202901  ワニ口は私の用途にはデカかったのでミヤマ電機の一番小さなヤツに付け替えた。このミノムシクリップの開閉の感触も良く無い。
 同じミヤマのクリップだけど、古いクリップよりもカバーの部分がキツくて硬く成って居る。普通この手の物は年と共に硬くなるけど、比べたら今でも古い方が感触が良いのは何故だろう。
04225_20240423202901  カバーの柔らかい樹脂に関しては、環境ホルモンとか色々な要因が有る様な気もするけど、古い製品と同等以上の使い勝手を提供して欲しかった。
 日本では無くて三和が悪かったのかもしれんけど、YouTubeに有る様に「フルーク使いのアメリカ人エンジニアが驚愕!!」「俺たちのサンワがやってくれた」とは成らんかった。

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2024年4月21日 (日)

Climate Control Unit

04211_20240423201401  964と993に付いている大層な名前の制御機器。これのボリュームを左に回せば温暖化も直ぐに解消される(笑)。
 複数の不具合があるみたいなので、高性能?試験機に付けて一個ずつ検証していく。でも以前に書いた様に車体側もかなり複雑なシステムなのでトラブルシューティングはなかなか難しい。
04212_20240423201401  これはコンデンサファンとオイルクーラファンだったか?、高速と低速を制御するリレー。DMEリレーみたいな感じで内部に2個のリレーが入っている。
 中を見たら半田クラックが多数あったので、再半田して置いた。実害は無かったと思うけど、もしかしたら不安定さは引き起こして居たかもしれん。
04213_20240423201401  この車両は発電電圧の低さもある。シガーライタに付ける簡易電圧計でも13.3Vくらいまでしか上がらん。
 それとは別に半日くらい置いただけで11.7Vとかまで下がる。バッテリーは去年交換したらしいのに。
 地面にある白い線はフロントにあるバッテリのマイナス端子から引っ張って来ている線。これとエンジン本体とかファンアウジング(=オルタネータのGND)とかとの電位差を測定する事で、マイナス側の接触不良とか電圧降下の概略が把握出来る。
 ポルシェは回転中のオルタネータのお尻にアクセスできないので、プラス側で同じ事が出来ないのが残念というか難しい所。

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2024年4月20日 (土)

We went to Cliff;s Cubano.

04201_20240423200501  白骨号の全塗装もほぼ終わり、ちゃしろの席も綺麗に成った。5ヶ月ぶりにキューバサンドの店、クリフクバーノへ行ってみた。




04202_20240423200501  ボーダーコリーのロッキー君は完全に成犬の雰囲気に成っていた。そしてフリスビーのフェッチも上手にこなす。




04203_20240423200501  無職の三男に聞いたら行きたいというので連れてきた。コイツは変わった食い物とかコーヒーとかそういうヤツにウルサイ。




04204_20240423200501  「なんか美味しい物下さい」とおねだりするちゃしろ。





04205_20240423200501  ロッキーも横に来て「ボクにもください」攻撃。
 平和な時間が過ぎていった。犬を飼っていて良かったと思う瞬間。

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2024年4月19日 (金)

Thin synthetic oil

04191_20240419222301  向かって右はVG10の良く有るスピンドル油で確実に鉱物油のはず。向かって左は化学合成油。
 以前から欲しいと思っていたのだけど、今回中古のミシンを買って整備するにあたり、出来れば蒸発や劣化や硬化の少ない化学合成油を使って見たかった。
 ミシンだけに限らんけど、この手の「ミシン油」を注す用途のトラブルのうち、いくつかは化学合成油を使う事で解決出来そうな気がしていた。でもVG10程度で少量で買える「化学合成油のミシン油」は見つからなかった。
 ところが、今回「スピンドル油 化学合成油」で検索したらヤマハの「ロータースピンドルオイル」とやらが出て来た訳。私は知らなかったけど楽器にそういう部位があって、ヤマハらしく化学合成油を供給していた訳だ。
 勝手な想像で一番薄いヤツが良かろうと思ってこれを買って見たけど、降った感じだとVG7.5からVG10の間くらい。垂らしてみたらVG2からVG5の間くらい?と言う感じで想像よりも薄かった。
04192_20240419222301  ちなみにVGの値はどんな感じで標準化されて居るか知らんので数値の細かい所に突っ込まない様に(笑)。
 右がVG10で左がヤマハのスーパーライトバルブオイル。全然違う。プロの指の動きにはVG10だと硬すぎるんだろう。楽器の世界恐るべし。
 これはこれで時計とか計器的なヤツに使い出がありそうだけど、VG10相当も手元に置いて汎用的に使いたい。でも種類がありすぎて次は何を買って良いか解らん。無難そうなRO4かな?。旧車用(笑)と書いて有るVOV3かな?。

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Let's get her new clothes.

04193_20240420134201  絶縁被覆がボロボロだったフィールドコイル。本体の巻線はOKだったけど取り出しの部分に痛みが有ったので一部の取り出し線だけ交換。
 後はミイラみたいにテープを巻き直したらOK。オリジナルの紙に対して今はグラステープを使って居るけど、これが50年60年先にどういう変化を見せるのかは不明。データ的には紙よりも圧倒的に良さそうだけど、その頃に私は生きてないのでどうでも良い(笑)。
04194_20240420134201  モータリング試験では正常に回り出した。やっぱりブラシの減りに気づくのが遅れてコンミュテータが焼損したみたいだ。
 とは言ってもフィールドコイルの絶縁被覆がボロボロだったので、O/Hのタイミングとしては結果オーライの感じ。

04195_20240420134201  一緒に来たレギュレータはマイナス側制御で電流制限リレーが別に有るタイプ。このタイプは見るからにしっかりして居るけど、コイツも電圧の微調整だけで済んだ。



04196_20240420134201  発電試験はチャージランプによる呼び水的な助けがまるで無い状態で、フィールドコイルを直結して試験。立ち上がりは約1700rpmで6V出るので普通の感じ。
 VWとか356は色々ありすぎて解らんけど、クランク軸との回転比が1.7か1.8くらいとすれば1000rpm弱で6V出て居る事に成る。
 実車のイメージ的には低めのアイドリングだとチャージランプがチラチラする程度かな。

 

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2024年4月18日 (木)

two-tone coloring

04184_20240418213401  ダッシュボードに使ったビニールレザーが少しだけ残って居た。車内を見渡すとドアの上の「縁」に使ったら良さそうな雰囲気。
 早速外して表面を削ってみたら劣化して無いオリジナルの色?が出て来た。これなら確かに赤ワインの色だ。
 この部品はアルミ板のプレス品。木だったり紙だったり、色々な材質が使われて居て面白いと言うか訳わからん。
04185_20240418213801  前席と後席の一番上の縁の部品だけ張り替えた。これでダッシュボードとリヤのスピーカーボードを繋ぐ感じに成って、最初からツートーンでしたよ。と言えば通るかもしれない?雰囲気に纏まった。


04186_20240418213401  普段は後席の背もたれは平らに倒していて、その上がちゃしろの席になっている。だからこの景色はレアな景色。
 取りあえずこれで予定していた作業は一段落ついた。結局5ヶ月かかった事に成る。あとは作業ミスで切断してしまったクーラーホースの復旧が残って居る。

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Rotten insulating paper

04181_20240418213401  昨日のDCダイナモ。ロータ側は何とかなりそうで安心したけどフィールドコイル側もボロボロだった。
 内部がドロドロだったので洗浄したら、絶縁チューブとか絶縁紙がボロボロ剥がれ落ちて着た。

04182_20240418213401  仕方無く界磁鉄心を外してみるとこの有様。最低でも絶縁紙だけでも巻替えないといけない。最悪の場合は線もやり替え。




04183_20240418213401  再利用を前提にそーっと絶縁紙を剥がしてみたら、内部の巻線は生きていて絶縁もしっかりして居た。
 良かった、詳細の点検は必要だけど絶縁紙の巻き替えだけで何とか行けそうだ。

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2024年4月17日 (水)

Is this burnout recoverable?

04178  356のDCダイナモとレギュレータのセット。使われて居たヤツなら、こうやってセットで来ると症状が把握しやすい。




04179  モータリングでほぼ回らない。場所によってはクッと動くときがある位。これなら回転試験をするまでも無く発電できてない。
 なんか焼けた様な雰囲気があるけど。。。



041710  ハッキリとコンミュテータが焼けて傷だらけに成って居た。
 ブラシが摩耗した事による接触圧低下に依る物だったら他の場所が壊れて無いから軽傷で済むけどどうだろう?。


041711  簡易的な試験ではロータが生きている感じだったので旋盤で削ってマイカ深さを調整した。
 焼けたときに「焼き鈍し」になったのか、今までに無いくらい銅が柔らかくて粘かった。溝が全部消えてしまったくらいで、絶縁用の溝を掘るのに一苦労。
 今日はここまで、次はグローラでロータを検査して、あとはフィールドコイル側に移る予定。機械的には変な所は無さそうな感じで良かった。

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«This old lady is wearing a fancy colored blouse.