2024年2月24日 (土)

It stopped raining.

02241_20240224184101 久しぶりに天気が良いので白骨号の作業を進める。変な形の治具とか作って鈑金屋の真似事。




02242_20240224184101  右のドアミラーの周辺がかなり変形して居たけど、パテで誤魔化せる位まで修復出来た。




02243_20240224184101  左に比べて右のドアは状態が悪いなあ。これもこの車の歴史だ。新車で買っても自分で事故をする事が有る。古い物を使い続けるという事は、修理し続けるだけじゃ無くて蓄積してくるネガティブな事を受け入れると言う面も有る。

02244_20240224184101  変な理屈を言いながらも右ドアを剥離してエスコまで塗った。





02245_20240224184101  左はエスコのブツブツをサンディングしてその上からプラサフを塗った。あとはパテで気に成る所を修正していく必要が有る。かなり難しそう。



02246  昨日の夕方にノンクロムプライマーを塗っていたアルミ製のドアミラー。これに関しては実験的にプラサフを塗らずに上塗りを直接塗ってみた。
 ダメならやり直せば良い。小物は気が楽だ。

02247  昨日届いた純正部品。ヘッドライトウォッシャーの形状が合わない。調べて見るとノズルは85年式用で正しいけど、バンパーが84年以前の物と言う事が解った。
 この車を買ったときはバラバラに成っていて、前の持ち主に依るとFRPのバンパーが付いて居たらしい。それを純正に戻そうと部品を買い集めた所で力尽きた感じ。
 と言う事で85年式が見つからずに年式違いを買ったんだろうと思う。手間だけで言うとノズルを買い換えるのが楽だけど、年式警察みたいな人に指摘されるのも嫌なのでバンパーを修正しようと思う。
 うーん、なかなか終わらんけど先が見えて来たので気分は悪く無い。

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2024年2月23日 (金)

I fainted.

02231_20240224181801 ポルシェ930のエアフロ。ハンチングの異常という事らしいけど、多分エアフロだけでは治らん様な気がする。
 取りあえず受け入れ検査的に外から測定。これで内部のバネ力を弄って有るかどうか位は判断できる。

02232_20240224181801  次はアナログメータを使ってインチキのリニアリティ検査。正確な角度と出力電圧の関係は蓋を開けないと測定出来んけど、抵抗体がすり減って変化が滑らかじゃ無い事くらいはハッキリ解る。


02233_20240224181801  アイドルより少し開けた所でほんの少しふらつきがあったので蓋を開けたら、こんな感じで抵抗体がすり減って筋が出来て居た。
 この位なら摺動子の位置をずらすだけで行けるけど、抵抗体が完全にすり減ったら補修した上で摺動子の位置をずらす必要が出てくる。
02234  同じのが続くと書いたけど、前日と同じ930の89年?くらいのアラームユニット。




02235  前回の修理で疑問だった右側のパターンカットとジャンパ線。これも全く同じ作業がやってあると言う事は、メーカ出荷レベルでの作業という事だ。BOSCHかHELLAか知らんけど、こう言うのを見ると気持ちが和んで安心する。

02236  損傷はダイオードの焼損。そしてパターンも燃えて消失して居る。ここまで燃えるという事は逆接か何かだろうか?。
 治るかな?。複数来るなら試験機を作って置いた方が作業が速い。


02237  祭日にもかかわらず仕事をして居たら、ポルシェ様からのプレゼントが届いた。
 前回に頼み忘れて居た部品とドア回りのゴム部品を注文していたのだけど、今回も数日で届くから凄すぎる。ただ今回は1個だけドイツ在庫に成って居たけど。
 38年前の車の部品なのに凄いなあ・・・と思って居ると中に紙が入って居た。その紙を手に取ってご請求額という数字を見た途端に気を失って倒れてしまった。色んな意味でポルシェ様は凄いな(笑)。

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2024年2月22日 (木)

Can I sell it?

02221_20240222225701  昨日のインチキベアリング。話をしたら作ってくれと言う事に成ったので真面目に3個を作った。
 砥石とか条件を試行錯誤したらパッと見インチキとは解らん程度の仕上がりに成った。でも見た目だけで真円度とか円筒度はベアリングレベルでは無いと思う。
02222_20240222225701  まあ今回の用途は歯付ベルトだから減速機の部品を作るような事は考えなくても良い。
 ハメアイは次のベルト交換の作業性を考えて、少しだけ隙間ばめにした。基準寸法が12.45mmみたいなので、穴径は12.454から12.458辺りに入るイメージで削ってみた。この位だと手でギリギリスムーズに挿入出来る感じ。
02223_20240222225701 こっちは白骨号のドアハンドルのボルト。奥のヤツは付いて居たヤツで中央の六角形の鍔が腐ってグサグサに成って居た。材料を探したら快削?のSUSが有ったので削ってみたのが中央のヤツ。
 六角をフリーハンドで削ったので汚くなってしまった。細かい作業でもキチンとA軸を使わないとダメだ。
02224_20240222225701 組み付けたら指で引くロックレバーの位置が綺麗に揃った。
 今日は1日中雨だったので塗装は出来なかったけど、明日は降らないみたいなので下塗りだけでもやっておきたい。

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2024年2月21日 (水)

I modified the bearings for a Porsche 964.

02211_20240221230001  ポルシェ964のツインプラグ用のデスビ。ドイツ人らしく無い力業の部品。
  ベアリングを抜いて分解してくれとの依頼。と言う事は簡単には抜けんと言う事だろう。


02212_20240221230001  アンギュラ玉かマグネトー軸受のアウターが残って居る。引っかかりは角Rだけ。




02213_20240221230001  カシメの凸部はナイフで削る。2STのヘッドのスキッシュ部をナイフで削った話をしたら、そんな事は出来ないと言われた事が有るけどアルミは簡単にナイフで削れる。



02214_20240221230101  底面のニードルベアリングはポンチ1個で止まっているだけ。ギヤのスラスト力で押しつけられるから問題無いと言う設計思想みたい。



02215  なんとか抜けた。こう言う使い方をすると工具は消耗品と考える必要が有る。先端がちびたら使え無い。




02216  サイズを調べたら単列アンギュラ玉の7201の内径だけ拡大した特殊品と言う事が解った。構造的にアンギュラを使う意味が解らんし、軸方向の固定がいい加減なのでデメリットの方が多そうな気がする。
 ポルシェ様の設計に文句を言ったら罰が当たるけど、少し気に成ったので深溝玉の6201の内径を研磨して同寸法のベアリングを作って見た。
02217 何となくそれっぽいのが出来た。能力的には6201でもほぼ同じなので問題は起こらない気がする。
 7201の改造品にした理由は7201だと内輪を分離出来るから加工が簡単な事くらいしか思いつかない。
 大前提としてブシュ時代の妙なシャフト径を使い続ける設計思想の方が変だと思うけど、もしかしたら当初はブシュだったのかも知れない。
02218  このタイプの内側マイクロメータは使い方が難しい。素人ほど3点で測定するホールテストみたいなヤツを使うべきだ。




02219  雰囲気は悪く無い。オリジナルは進角機構もベアリングも錆でドロドロに成って居たから、それよりは新品のインチキベアリングに交換した方が何倍も良いと思う。
 お金の有る人は純正ベアリング?を使うリビルト業者に出した方がもっと良いのは確か。
 でも、機械設計者としてこの構造で単列アンギュラを使うのはどうかなあ・・・と、最後までポルシェ様の設計に文句を言いたい私(笑)。

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2024年2月20日 (火)

My door handles have a skin disease.

02201_20240221162001 エラーが出るというABSユニットのアクチュエータ部。良く解らんので取りあえずチェック。
 リレーが2個付いて居た。端子に少し腐食があるけどこれが原因じゃ無いと思う。念のために中を開けて回路と動作を確認したけど問題無し。
02202_20240221162001  リレーの下の台座は何かが入って居る感じだったけど、単なる配電盤レベルの配線だった。




02203_20240221162001  回路をスケッチしながら動作を考えた。3本林立しているバルブは賢そうなコントローラが駆動しているみたいだ。2個のリレーはDMEリレー的な感じで、各ユニットへ電源を供給するくらいの役割みたい。
 3個のバルブは取りあえず動いて要るけど、高圧の試験装置とか作って無いのでABS的な特性までは確認出来ない。モータは正常に動いている。現時点で出来るのはこの位だな。
02204_20240221162001  天気が悪くて白骨号のボディーは何も出来ない。雨の止み間にドアミラーを分解して塗装を履いた。こんな構造なのか。。。
 アルミなので本当は塗装を剥ぎたくなかったのだけど、所々パリッと剥がれて居たので仕方無く全剥離。鉄板部分は黒い下塗りだけど、アルミ部分は肌色の下塗りだ。私はノンクロムプライマーを使う予定。
02205_20240221162001  夜は雨が降り出したのでガレージの中でドアノブを磨いてみた。
 皮膚病的なブツブツが沢山有って手では追いつかない。ベルトグラインダでガーッと削ってみたら、どうも黒っぽいメッキ?がしてあって、そのメッキの下がプツプツと膨れてきてこんな状態に成ったみたい。
02206_20240221162001  全剥離は大変なのでやってない。9割のメッキとプツプツの部分はアルミ鋳物?的なヤツ。これの下塗りは何を塗るべきか?。
 何を塗ったとしても、割と早期に剥がれてしまいそうな気がするなあ。

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2024年2月19日 (月)

The same thing keeps happening.

02191_20240219230201  同じ作業が続く事が有る。CDIが続いたりオルタネータが続いたり、今回は930系のヒーターファンコントローラ。
 全く関係の無い2名の方から同じものが同じタイミングで到着するのは不思議だ。


02192_20240219230201  1台は大リレーが断線していたけど、もう1台は大リレーと小リレーの両方とも断線していた。これは初めての経験でもしかしたら過電圧とか有ったのかもしれないと想像。
 故障部品を交換するのは当然だけど、お客さんに相談して今までに故障した実績のある部品も予防的に交換する様にしている。
 ここまで開けて作業するなら追加の部品代とか手間は大したさじゃ無い。
02193_20240219230201  YouTubeにも上げているけど、エンジンルームのブロアの電流を検出して、それが一定値以上だったら初めて足元のアディショナルブロアへ電源が供給される仕組み。
 そのあたりをやっているのがこの銀色の箱。私の想像だけどエンジンルームのブロアが回って無いのにアディショナルブロアだけが回ってしまうと、ミキシングフラップの所から冷たい空気を吸い込んでしまう恐れがあるからじゃ無かろうか?と思って居る。
 そこまで気にしなくても良さそうな気がするけど、理屈っぽいドイツ人的な思想が感じられて面白い。

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2024年2月18日 (日)

It was the hardest thing I have ever done.

02181_20240219213901 前回のエアコンユニットも苦労したけど、今回のこれは入庫時よりも症状が悪くなったりして、自分が壊して締まったか・・・と精神的にも大変だった1台。
 最終的に全ての機能が生き返ったから良かったけど、作業中に症状が酷く成って修理出来ない事も有り得るので、総合的に考えて納期やら金額を設定せんと行かんなあ、と考えさせられた。
02182  こちらは比較的お気楽なフラップモータ。






02183  見ての通り摺動子が焼損して無くなって居るヤツが有る。ここはモータの駆動電流が流れるのでいい加減では良く無い。




02184  今回は部品取りを支給してもらって居たので、それから程度の良い摺動子を外して移植した。
 あとは通常のパターンの修理とかをやったら完成。


02185  白骨号の右ドア。この部分は塗装を剥がずにパテが盛ってある。色々なやり方がある。そしてこの車の歴史を感じる。




02186  こっちも下半分は完全に生地にしてからパテが入って居る。こっちの塗装はパリパリ剥がれたりはして無いので、左よりも右の方が下地処理が良好だったと言う事かな。
 天気の良い間にエスコまで塗りたかったけど、やる事も有って右はここまでしか進まなかった。

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2024年2月17日 (土)

I feel the history of this car.

02171_20240219211901 情けない作業がしてある電動ミラーの配線。取りあえず半田付け部を外すしかない。





02172_20240219211901  こんな時に自作したマキタのポータブル半田鏝が役に立つ。





02173_20240219211901  ドアの塗装を剥いでみた。純正の黒い下地の所は極力残すようにして居るけど、そんなに上手に研磨は出来ない。
 下半分は広範囲にパテが入って居たけど、事故?の範囲が完全に生地が出して有った事が解る。ここのパテは密着が悪くてパリパリ剥がれて来ていた場所。
02174_20240219211901  全部剥いでからエスコを塗った。ドアを外してないので縁の部分が中途半端に成るけど、両側から攻めたりして何とかさび止め処理だけは十分にやりたいと思っている。

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2024年2月16日 (金)

He disappeared into the labyrinth.

02161_20240216184401 CDIと一緒に来たデスビ。このタイプには珍しくガタが殆ど無かった。でも各部が固着して居たり樹脂製のスラストワッシャが割れて居たりして、乗ってないけど放置状態の車両だったのかもしれん。


02162_20240216184301  未だにバラックのデスビ試験機。。。これはバキューム進角も付いているのでそちらの確認中。
 構造からも想像出来るけどバキューム「遅角」タイプだった。


02163_20240216184301  夕方になって白骨号の作業を少しだけ。
 左の窓枠を外してみた。





02164_20240216184301  ポルシェ屋のオヤジから「ここのねじを落としたら袋小路になって居るから」と注意を受けていたのに、ワッシャを1枚落として締まった。
 迷宮のアンドローラは小泉今日子。


02165_20240216184301 一番錆の酷い所。まあ何とか成りそうだ。






02166  意外にもドアの下はそんなに錆が酷く無い。この時代のアルファなら指が通ると思う。




02167  誰がこんな事をしたんだ!。怒りと悲しみがこみ上げて来るけど、適当な所にコネクタが無いのも原因の一つだ。責任は前回の鈑金塗装屋とポルシェの電装設計の両方に取って貰おう。
 でもどうするかねえ。。。コネクタ取り合いに改造するしか無いかな。

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2024年2月15日 (木)

3-pin type CDI

02151_20240216182301  3ピンのCDIとポイント式デスビ。まずはCDIからO/Hと言うかリフレッシュ的な作業を開始。




02152_20240216182301  メインコンデンサは2割ほど容量が減少して居て、内部抵抗は新品で使って居るヤツの3倍くらいになって居た。でも普通に使えて居たと思う。
 トランスは問題無い。


02153_20240216182301  特にギャーッという部分は無かったので、通常の作業を済ませて試運転と測定。





02154_20240216182301  発振回路とコンデンサ回りの試験の時は放電電圧は関係無いのでテストプラグで放電。




02155_20240216182301  6000rpm相当時に308V出て居るので問題無い。前回はメイントランジスタが死んで居たので大ごとに成ったけど、今回はスムーズな作業で良かった。



02156_20240216183301  忘れて居た。3ピンタイプは半分くらいの確立で端子の回りの黒い樹脂が欠損している。
 今回も欠損していたのでインチキ修理をしたけど、オリジナルが割れるような環境か力が加わるのなら、インチキ修理では長持ちしない様な気もする。
 まあ割れたまま納品するのは何となく嫌なので、自分の気持ちに対する誤魔化しみたいなモンかもしれん。

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