2020年1月12日 (日)

4倍はキツイっす

01124 古いポルシェのエンジンが止まって再始動不可。オリジナルがポイント式かCDIか解らんけど、今は国産社外品のフルトラに交換がしてあった。
 車上で試験してコイルもユニットもダメっぽいのが解ったので持ち帰った。帰って測定するとコイルが死んでいる。良く見ると破裂していた。

01121  ユニットも試験機と別のコイルで試すとダメ。オンオフはしているけど逆起電力のピークが50Vくらいしか行かない。メインのトランジスタかクランプ回路が死んでいる感じ。
 ケースを流用しようと思って充填物を撤去し始めて後悔、メチャ硬い。解析する気も部品を流用する気も無かったけど、基板のパターンを見る限りでは定電流制御は行われて居ない感じ。メインのでっかいトランジスタと、小さなトランジスタが2個しか無いから。メインの駆動用とデスビからの信号処理かな、セメント抵抗はメインのベース抵抗か?。
01122  休み休みやって半日かかった(笑)。こんな事ならケースを買った方が良かった、ハハハ。
 休みの間にスペックを調べると、このユニットの駆動能力は2Ωまでと成っていた。それに対してメチャ強そうな0.5Ωのコイルが直に付けてあった。コイル成分を無視して計算したら4倍か・・・流石に破裂するわな。

01123  どんなコイルを使うことに成るか未定だけど、6気筒で1コイルはドエルタイム的に楽じゃ無い。かといってドエルコントロールまで入れるとマイコンが必要に成る。
 少し悩んで最大電流を規制するだけにした。それならこのユニットの価格程度で作る事が出来るし、激しいコイルを付けても破裂まではしない。
 ただ低回転域でドエルタイムが過大気味に成るので、あまりに激しいコイルは使えないと思う。
 まあ、オリジナルよりは高性能な物に作り替える事が出来る感じ。あとは部品の手配と作業だけ。

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2020年1月10日 (金)

鋳肌にベアリング?

01101 単純なO/Hで済むと思っていたポルシェ356用のダイナモ。少し気になったのはロータまで入れ替えて12V化してある所。
 分解してみるとロータ外周に擦った跡が。



01102  相手の界磁鉄心にも擦った跡が。






01103  Brg.がグラグラする。分解したらホルダがなんかおかしい。Brg.外周も一部しか当たってないし、押さえの板も妙な当たり方。




01104  Brg.外径は35.00mmだけど、ホルダの内径は2段に成っていて小さい方が35.61mmもある。





01105 大きい方は更にガタガタで36.90mmも有るではないか。しかも鋳肌に見えるぞ。





01106  反対側を見てみると、大きめに穴加工して波板みたいなリングで支持がしてある。この手の方法はモータとかでも時々見る。 樹脂とかゴムのリングが間に入っている構造。振動とか微動の対策かな?と思うけど、良く解らん。


01107  37mm+αまで中ぐりして、






01108 1mmのアルミ板でリングを作って、






01109 適当に圧入してOKとした。完璧じゃ無いけど元よりは良いしロータの接触も無くなった。まあ良いでしょ。

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2020年1月 7日 (火)

腹の探り合い

01071 年末に書いたポルシェ993と半導体式DMEリレーの「相性」問題。まともな技術者で有りたい気持ちが少しは有るから、色々考えて第一弾の試験機を完成させた。
 気になったのは993には診断機能が追加されているという部分。もしかして燃料ポンプの断線とか短絡くらいはチェックしているのでは?と言う訳。
 ストップランプをLEDに交換したら、高級な車ほどエラーが出てしまうというアレに近いんじゃ無いか。そんな思考回路でDME側の新段階路を騙す回路を追加してみた。
 もし考えの方向性が良かったとしても、電子回路的に期待されたインピーダンスと違うなどの、チビチビ煮詰めないと行けない課題は残っている。この辺りはお客さんの車両なのでお願いをしながら煮詰めるしかない。

 年末からずーっと動かずに喰いっぱなしでダラダラ過ごした。婆さんが明日死ぬかも?と言われて2週間以上も軽い緊張感が続いているという言い訳は有るけど、流石に動物としてダメだ。無理にでも動こう。

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2019年12月28日 (土)

相性と言ったら負け

12281 先日作業した993のDMEリレー2個で不具合が発生した。同じユーザーさんで2個が違う症状。今のところメールでの連絡だけなので訳解らん状態。
 以前に書いた気がするけど、993のDMEリレーに関しては数年前に1件だけ原因不明の不具合を経験している。その時はティプトロの変速ショックという訳が解らん症状が出て、こちらで同じ仕様の車が見つかったので試して貰った。でも症状は出ずに良く解らず、色々やってプリチャージ機能を殺したタイミングで収まったので取りあえずそこでお終い。

 ユーザーさんの都合もあるので延々とトラブルシューティングだけをする訳にも行かない。でも今回で2回目と成ると放置は出来ない。たぶん自分で把握できていない「何か」が有るのだと思う。
 この「何か」を「相性」と言う言葉で誤魔化してやり過ごす手法はパソコン関係で良く見受けられるけど、営業的にはOKかもしれんけど技術的にはハッキリと「負け」だと思う。
 今回で「何か」を見つけて完全な状態に近づけたいけど、お客さんとしては完成品を買っただけで普通に使いたい訳だから深追いは難しい。出来る範囲で追求して行きたいと思う。

 と言うことで、ポルシェ993に関しては一時的に半導体式DMEリレーの受注を中止したいと思います。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

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2019年12月27日 (金)

いのちの歌

 竹内まりやが紅白に出ると書いてあった。意外だ、シンガーソング専業主婦だから大晦日はおせち作りで忙しかったんじゃ無いのか?。山下家は今年はおせち無しだったと旦那にぼやいて欲しい。
 「オンザユニバーシティー・・・」で始まって最後は「人生の扉」、一つ前は「うちに帰ろう」が自分的に良い順番だと考えたのに、良く読んだら「いのちの歌」が1曲だけみたいだ。ちょっとがっかりだけど、順に追っかけるようなのはソングスでやれば良い訳だし、出雲大社か竹野屋旅館の特設ステージで歌わすくらいの演出が欲しい。

 変化する時代と老化する自分やファン層を冷静に見つめながら、求められ受け入れられる製品を出し続ける姿。そう言う部分が竹内まりやの素晴らしさだと思う。
 森高千里は少し違っていて、あくまでもアイドルの姿勢や立ち位置を貫こうとする姿が美しい。女優やタレントに逃げる事をしないのは、或る意味ロックな生き方で感銘を受ける。
 干物みたいな脚にランパンを履いてマラソン大会に出る爺さんや、劣化し始めた身体を競泳水着に押し込んでマスターズでマジに泳ぐオバチャン達に通じる物が有る。いい加減に止めたら?と言う気持ちに成るか凄いと応援したく成るかの違いは、本人のストイックさでは無かろうか。
 うちの婆さんの命はまだ繋がっている。先生から最後のお話が有ったにも関わらず、反応が戻って口から水を飲むように成ってしまった(笑)。こっちもなかなかやるなあ。

12271  先日不法投棄された投光器を分解してみた。充電式なのに充電器が無いジャンクだから中身を確認しないと怖くて使えない。
 意外としっかりしていてアルミ?のダイキャストケースに入っている。電池はリチウムの18650が8本パック。制御基板が入っている様に見えないのだけど、本当にダイレクトに繋がっているだけなんだろうか。
 電圧はトータルで8.1V位出ているので、2本が直列配置と思われる。2本を直列にして4組を並列にしたのか、4本を並列にしてその2組を直列にしたのか解らん。
 取りあえずCVCC電源で充電してみた。8.4Vを少し超したくらいでは充電は自動停止しなかった。LEDの電流制御はセメント抵抗でシンプル。ヘタに定電流回路とか入れるよりも、トータルでは負けてない事が有ったりするから侮れん。

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2019年12月21日 (土)

Ignition circuit of 3.2L DME

12211  Ignition circuit of 3.2L DME has three functions. They are "Ignition", "Current limitting" and "Voltage limitting".
 Green zone is "Ignition". Red zone is "Current limitting". Blue zone is "Voltage limitting".

12212  The drawing manner of BOSCH's circuit diagram is difficult to understand for me.
 So I redrawed diagram by my method.




12213  This picture is testing for voltage limiting. I always test when I bought new IGBT.




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2019年12月20日 (金)

Divoomの電池交換

12201 何年か前に買って、英会話教材を聞いたり森高を聞いたりするのに使っていたMP3プレーヤ。しばらく放置していたけど英語の勉強でも再開しようと思って引っぱり出したら調子が悪い。
 音はチャンと出るのだけど、ランダムに音が切れて最初から再生に成ってしまう。どうも電池が死んでリセット状態が発生しているような感じ。
12202  中を開けたら電池が妙な感じにプクプクに変形していた。あららと思ったけど、燃えなかっただけ運が良かったと考え直した。
 ついでに調子が悪かった電源スイッチも修理。全く同じスイッチは持たなかったので、良く似た形状のストレートタイプを分解して中の接点だけ入れ替えた。

12203  使った電池は多量に貰った中国製の怪しいヤツ。その中から容量がデカイのを選別して有るので、2600mAhくらい有るヤツを使うことにした。
 ぎりぎり入りそうだけど入らない。仕方ないから基板廻りに付いていた音響的なボックスを外して捨てた。年寄りの耳は悪いから違いは解らんだろう。
 小さいのに聞き取りやすい音が鳴るなと思っていたけど、開けて見てスピーカが面白い構造をしている事が解った。右と左にそれぞれ直径4cmくらいのフルレンジ?が付いていて、真ん中に1個だけ楕円形のコーンが有る。
 最初はこれがウーファーかと思ったけど良く見たらコイルも磁石も無い。こう言うのってドローンコーン式と言うのだったか?。オーディオオタクじゃ無いから良く知らん。
 取りあえず治った。数時間はリセットされずに連続再生出来るように成った。これで私の英語能力も劇的に向上するぞ(笑)。

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2019年12月19日 (木)

Heat margin of resistor

12192  I measured the temperature of resistor of 3.2L DME. It is over 90deg.(C). I think it's too hot.


12194  So I calculated the power consumption of the resistor.
R=0.1/2=0.05ohm
V=RI=0.05*10=0.5V
P=area of left graph=1/2*0.5*10*6/10=1.5W.
P(one resistor)=1.5/2=0.75W
Engine is running at 2700 rpm when above calculation. If I increase the revolution of engine, power consumption of resistor is increase too.
12191  BOSCH chose 1W resistor. I replased it 3W.





12193   The temperature decleased to 69deg.(C). I satisfied.



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2019年12月17日 (火)

Don't judge a coil by its color

12171  There are four coils for 3.2L PORSCHE.






12172  Most flasy "MSD Blaster 2" coil.






12173  Silver BOSCH "0 221 118 322".
There is a little difference from the old coil.




12175 Old black BOSCH 1.






12174   Old black BOSCH 2.






12176  Current waveform of old BOSCH.
Max. current is 9.8A.





12177  Current waveform of flasy MSD.
Max. current is 7.4A. Old BOSCH is most intense.
 My grandmother said Don't judge a coil by its color.


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2019年12月16日 (月)

3.2L用DMEのIGBT化

12161 自分用のDMEは数年前にIGBT化をしており、既に数年間は普通に使ってきた。故障して居た訳じゃ無いけど、将来的に故障した時の修理方法の検証と、最新のイグナイタ用IGBTを使う方が性能面でも期待出来たから。


12162 今回はDMEの点検・リフレッシュを依頼されたお客さんが希望されたので他人用としては初めてのIGBT化と成る。
 自分の時と同様に、2mmくらい有る銅板にIGBTを半田付けし、カプトンテープを2重に貼った上でオリジナルのアルミ放熱器に接着した。

12163  これが最善かどうか判らんけど、取りあえず自分のDMEでほぼ毎日使って数年の実績が有るからダメでは無い。
 保護素子を付けて最大電流を調整したら取りあえず完成。


12164   黄色がコレクタ電圧で赤がコレクタ電流波形。電流が10Aくらいで規制されて居る事と、逆起電力が240Vくらいでクランプされている事が解る。
 回路図的な話は何時か書こうと思っているけど、これら全てがディスクリートで組んであるから凄く面白い。

12165   BOSCHの純正だとどんなスペックのトランジスタか解らんので、240Vのクランプ電圧を上げる事は怖い。でも今回のIGBTなら最大定格が450Vと解っている。
 5枚目はダイオードを1個追加して370Vまで上げて見た波形。お客さんに渡すのはどうするか相談後だけど、プラグの要求電圧が上がった時に240Vだと失火気味に成るけど370Vならギリギリ点火できる様な局面はあり得る。
 でも非常に調子がよいエンジンで要求電圧が低めで快適に回っている時は、両者の差は全く無い。そこまでコレクタ電圧が上昇する前にプラグ側で放電してしまうから。

 この手の話は今後は英語で書こうと思っていた。気持ちの上では既に出国して居る(笑)のと、どんなにボロボロの英語でも読む人の数が桁違いだから。
 でも、やっぱり難しいねえ。次からやりますから英語の神様、許してください。

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