2018年6月16日 (土)

吹田まで653km

06161 午前中はスイミング、バタフライ月間なので今日もバタフライ。今日はあまりキツイメニューは無くて、良くあるバタフライのメニューだった。終わってからグーのクロールと普通のクロールを交互に泳いで悩んだ。

 YBRのガソリンが何時まで経っても無くならないので、今日もプールまでYBRで往復。帰ってきたら640km走っていたけどまだ揺するとガソリンがチャポチャポ言う。1L以上有りそう。。。
06162  でも作業する時間がこの週末くらいしか無かったので、タンクを外して燃料ポンプを交換した。今まではマジェスティ250の内部を軽く磨いたヤツを付けていたけど、今度はマジェスティS155とか書いてあったヤツ。
 見た目はインドヤマハの150cc用に似ているけど、こちらの方が消費電流が少し多い。でもマジェスティ250用に比べたらかなり少ない。
 ついでにリリーフバルブの金属部分がタンク底面に当たって音がしていたので、その対策としてジャンクポンプの燃料フィルターを切って括りつけた。
 その後で遠回りしてガソリンを入れに行ったのだけど驚愕の燃費が出て驚いた。スタンドに着いた段階で653km走っていたけど、ガソリンを口の中の筒ギリギリまで入れても11.09Lしか入らなかった。燃費は653/11.09=58.9km/Lも走っているじゃないか!。
 この間に5回も燃料を移し替えて燃料ポンプを交換したりしている。その度にガソリンが溢れているし、エンジンをかけて空ぶかししたりして無駄なガソリンも随分使っているはず。チンタラは走ってない、廻りの車に合わせて速いときは80km/hくらいで巡航している。それなのに・・・。このエンジンとFIは凄いな。無給油で大阪まで行ける。

06163  タンクを外したのでレギュレータをちゃんと付ける事にした。レギュレータは放熱の必要がある機器だから本体に放熱フィンがついているけど、フレームにもしっかりとボルト止めして有ってフレームへの放熱も期待されている。だから改造車で有っても同様に取り付けないとトラブルの元。
 とか偉そうな事を言っておきながら、いままではインシュロックでぶら下げて居たんだけど(笑)。
06164  もう一つ注意した方が良いのはコネクタ類の接触不良。フィールドコイル式の方は充電電圧に誤差が出る位だけど、短絡式のヤツは接触不良箇所が燃えたりする。
 説明が面倒だから簡単に書くと、接点とか半導体の飽和電圧が0Vの完璧な短絡式レギュレータが有ったとき、どんなにデカイ発電器の出力を短絡しても発熱はしない。だってロスがないんだから。
 でも、完璧なレギュレータでもコネクタに抵抗が0.1Ω有ったら話が違う。ここに14Vが印加されると140Aが流れる。発熱量は14x140=1960Wとなって、家庭用の最大級ホットプレートよりも強力な熱がコネクタの接触点に発生する。
 上記は極端な例では有るけど、単純化しただけで間違っては居ない。実際にうちに入ってくる燃えたレギュレータのかなりの割合はコネクタ部が燃えている。要はレギュレータの不良じゃ無くてメンテ不良からコネクタの接触抵抗が中途半端に増えて加熱しただけの話。でも、残念ながらこの話はなかなか通じない。いくら高性能なレギュレータを買っても途中に抵抗が有ったら意味が無いんだけどね。
 自分のが燃えたら恥ずかしいので、錆を磨いてコネクタを締めて、コネクタグリースを塗って組み立てた。

スイム 1.2km

| | コメント (2)

2018年6月10日 (日)

ラフなギヤなら作れそう

06101 先日書いた911のオドメータギヤ。このタイプはなかなか見つからなかったけど、e-bayで歯数まで一致したのを見つけた。でも送料込みで9,000円を超える価格にびっくり。
 税金とか年金とは違うので嫌なら買わなければ良いのだけど、その代わりに自分で作るしか無い。取りあえずやってみよう。
 刃物形状とかピッチとか色々試して見るといけそうな気がしてきた。

06102  働け!少女A。中森明菜は額に「薄幸」と書いてあるようで好きに成れなかったけど、「少女A」と言う言葉の語感は嫌いじゃない。




06103  スプライン状の素材を旋盤で輪切りにして、崩壊寸前のオリジナルギヤと並べてみる。なんか行けそうな雰囲気じゃないか。




06104  思い切ってオリジナルギヤを外した。外すと言うよりも破壊したと言うか、力を加えるとボロボロに崩壊したと言う言い方が正しい。
 仮組みした大事な1枚なのに何故かピンぼけ。



06105  仮組したギヤセットを組み立てて見ると軽やかに回る。所々粘性を感じるのは、オドメータ側のギヤに付着した青いギヤの樹液みたいなネバネバ液。
 何となく行けそうな気がしてきたので、ネバネバ液を掃除して、気合いを入れて本番のギヤを削りだして組み立てよう。
 今のところ無負荷ならステッピングモータは回るけど、電気回路的にもトルク不足の何かが有るかもしれん。それは全部を組んでからだ。

バイク 12km

| | コメント (0)

2018年6月 8日 (金)

空冷の仕事もやろう

06081 婆さんの件は嫁さんが家にいてくれる様になって心身共に楽に成ったのと、婆さん自体の状態も少し落ち着いて来たので色々な事が元に戻り始めた。とは言っても嫁さんの時間をそれに充てている訳なので、そのことによる弊害というか問題は別に出るとは思うけど。

 と言うことでしばらく書いていなかった空冷ポルシェの作業でも紹介しようと思う。何故か同じ系統の続くと続いてしまうのはいつもの事で、今回も半導体式DMEリレーの依頼が続いた。
 何時も2-3個は完成品とか改造元の破損品を在庫しているようにしているのだけど、今回は何故か丸ピンタイプが続いて最後のヤツはお客さんに改造元を探して貰った。ごめんなさい、ありがとうございました。

06082  こっちはオドメータの動作不良。良くあるタイプではなくて今までに見たことが無い内部だった。青いギヤが崩壊し始めて居るのだけどこれもモジュールが標準的な値じゃ無い。
 捜せば何処かで売っているかもしれんけど、前回やった2段のヤツもそうだけど車両側の仕様とかキロとマイルの違いなどで種類が沢山ある。なんかキリが無いなあ・・・と言う感じ。
 で、せっかくドリドリ君とA軸ユニットの「少女A」が有るんだから作ってしまおうと考えた訳。歯切りをするには大まかに訳で基準角度のラックで創成歯切りする方法と、総型バイトみたいな刃物で1枚毎に切っていく方法が有る。
 前者の方が刃物の製作は楽だけど、歯切りの動きが複雑。CNCならなんとか成るとは思うけどそれなりの時間が掛かる。後者は刃物の形状が複雑だけど、製作はインデックス的に少女Aが回ればOK。少し悩んで後者の方法を試して見る事にした。
 幸いにも崩壊してしまっては居ないので、現行の歯車に合わせて刃物を作り、それで1枚1枚切ってみようという段取り。上手く行くかな?。

バイク 12km

| | コメント (0)

2018年5月28日 (月)

少しずつでも定量化

05281 少しずつだけど、燃料ポンプの特性とか電流値を測定する器械を作っている。大した機械じゃ無い、圧力計とバルブが並んでいるだけの配管。でも何も無いよりはまともな考察が出来るんじゃ無いかと思う。
 左下にある小さいヤツが燃料ポンプな訳で、その特性をいい加減に把握するだけにしては大がかりな設備に成ってしまった。もう少しコンパクトでシンプルに纏めたいのだけど、汎用部品とか使って簡単に構成しようとしたらこんな感じにしか成らなかった。。。センスが無いなあ。

 今日もいつもの様にエアロバイクを漕ぎながら電気工事士の勉強でもしようと思っていたのだけど、晩飯を食ったら強烈な睡魔に襲われて倒れるように寝ていた。目が覚めたら横で嫁さんも寝ていた(笑)。
 何か悪いモンでも食ったかと思ったけど、身体は動いたので風呂に入って寝た。だから電気の勉強もトレーニングも何も無しだ。
 まあ身体の言葉に素直に生きた方が良いと思う。

| | コメント (2)

2018年5月27日 (日)

長い間ありがとう

05271 会社で使っている電話機を買い換えた。何回か修理を重ねてきたけど、修理しても「0」番と「9」番あたりがまったく反応しなくなったので買換を決定。
 この電話機は結婚祝いに貰ったヤツで広島の家で使い、こっちに帰ってきてからは家に電話が有ったので会社用にした。だから30年以上も使い続けて来た事に成るわけ。よく使ったモンだ、長い間ありがとう。
 で、買い換えた新しいヤツの写真は無いけど、今風の1万円以下で買える良くあるヤツ。子機は要らなかったけど子機無しを注文した方が高く付くみたいなので、子機有りのセール品を買った。
 受話器を耳に当てたままでPCとか図面の所に行き、夢中に成って電話機を引きずり落とす事が良く有る。そこで今回はコードレスのハンドセットにしてみた。凄いなと思ったけど、機能的にはヘッドセットの無い親機に子機が付いているだけの事だった。

05272  YBR125だけど少し変な所がある。それは燃料が減らない事。キャブの時代もどんな走り方をしても40km/L以上は走っていたけど、今回のFI化の後でもなかなかタンクが空に成らない。
 今までに4回はガソリンを抜いて燃料ポンプを交換したり細工をしたりしている。その度に多少の燃料ロスがあるし、その後のアイドリングとか空ぶかしのロスも有るだろう。それでもなかなかタンクが空に成らない。
05273  今日は天気も良いし嫁さんも家に居たので午後からぶらっと走りに出た。いつもの道は走り飽きたので小石原方面へ。嘉麻峠を登って道の駅まで来た。バイク乗りが沢山止まって話をしている。
 私は何となくあの手の雰囲気が苦手なので、そのまま峠を下って夜明けまで行ってしまった。夜明けの交差点の先でトイレに行って珈琲を飲んだ。ガソリンは大して減ってない。
 ずーっと後を走っていた最新型のランクルが隣に止まった。なんか文句でも有るのかな?と思って見ていたら、雪駄履きで坊主頭のオッサンが降りて来た。ヤナ雰囲気だと思ったら「あの宮若市からですか?」と。「はい、トヨタの宮若から・・・」と話が始まる。
 見た目も怖いし助手席にはケバイ美人が乗っていたけど、話すとめちゃ普通の人だ。田川から来て高塚のお地蔵さんまで行くらしい。お互いに「お気を付けて」と別れて気分が少し明るくなる。
 ほぼ同じタイミングで後に箱を付けたカブ110の人も来た。でもその人からは話し掛けられなかった。私は雪駄履きのグループの人なんだろうか?。まあ確かに坊主頭で見た目も怪しいけどさ。。。

 そのまま来た道を帰ったけどガス欠には成らなかった。タンクの中にはまだガソリンが見える。1/4くらい残って居るんだろうか?。素直に乗ったら50km/Lを超えそうな勢いだ。この走行性能と燃費のバランスはスーパーカブを超えていると思う。カブでは田舎道とかバイパスを80km/hで巡航とか出来ん。まあ目的も違うけどYBR125は素晴らしい機械だ。
 取りあえず空に成ったら燃料ポンプをインドヤマハ製に交換しよう。

バイク 12km

| | コメント (2)

2018年5月26日 (土)

フィラメントワインディング法

05261 午前中はスイミング。今月はクロール月間という話だったけど、最初からバタフライが有ったりして良く解らん感じ。結果的に4種目をバランス良く泳いだ感じに成った。
 家に嫁さんが居るので自主トレでも泳いで帰った。なんか自主トレでは気合いが抜けていたのか、直ぐにキツイ気がして50mで止めては休憩する事を繰り返した。まあ歳かもしれん。

05262  YBR125に使う燃料ポンプの有力候補を修理した。それはインドヤマハの150cc車に使われていたポンプで、マジェスティとかVOXのポンプが250kPaでリリーフさせながら運転すると1.7Aくらい消費するのに対し、インド製?は1A弱しか消費しない優秀さ。
 その分だけトルクに余裕が無いのかもしれんけど、まあそれはそれで次のネタとして考えたら良かろうと思う。取りあえずサビサビで穴まで空いているポンプを修理しよう。
05263  ワイヤブラシとパーツクリーナとラッカーシンナで掃除したあとで、クイックメンダーを軽く1層塗って穴埋めと下地作り。次にゴミ箱からリレーのコイルを拾い出し、そのエナメル線をグルグル巻いて耐圧対策。最後にもう一回クイックメンダーを塗ってお終い。
 完璧な修理が出来た(笑)。これで嘉麻峠を越えてあちらの世界まで行っても大丈夫だろう。断定は出来んし小心者だから、何回か道の駅で折返しの試験をするけどね。

スイム 1.2km
バイク 12km

| | コメント (0)

2018年5月23日 (水)

灯油臭いけど定量化が必要

05231 YBR125の燃料ポンプ位置、水中ポンプ方式で場所を変えてからも真面目に働いている。ただマジェスティ250用だから強すぎるのか、音が大きいのが気になる。そして強すぎると言うことは無駄にリリーフさせて、電力を無駄に使って昇温させているという事。
 その辺りを解決しようと思うのだけど、ネット上には燃料ポンプに関する定量的なデータは皆無に等しかった。まあいつものことだ、私が興味を持った技術的な事に関して、ネットに的確な情報が有った試しが無い。やっぱり人種が違うんだと思う。

05232  仕方ないから自分で試験する事にした。車体に装着している分を含めて手元に4台のポンプが有る。これらのデータを取っていけば最低限の方向性みたいなモンは見えてくるんじゃ無かろうか。
 そう思って適当に繋いで試験を始めたのだけど、なんかやる度に灯油が漏れて作業服について臭くて堪らん。左端のインドヤマハのポンプなんか錆で穴が開きかけて居るのに、チェックバルブだけはしっかりしていて何時までも圧を保持しているから、分解の度に灯油の霧が飛び散る。
 真面目に配管してバルブとか付けて系統を組もう。まあ塩ビのホースしか使わない何時もどおりのいい加減な作業だけど、「強化ポンプ」とか「黒い樹脂のポンプは駄目」とか言う世界よりも前に進むと思う。

バイク 12km

| | コメント (0)

2018年5月20日 (日)

蛍は写らない

05201 日曜日だけど今日はこんな作業をした。内部に妙な部分が出てきて巻き替えが止まっているヨタハチのDCダイナモだけど、時間が掛かると乗る時間が無くなる。幸い後期型のオルタネータを持っていると言う話が出たので、それを取りあえず付けて乗って貰う事に成った。
 で、装着しようと具体的に見て見るとヨタハチの純正品では無くて小松の建機用?オルタネータだった。でもサイズが近いので友人のヨタハチに確かに付いていたらしい。
 その話を元にブラケットをでっち上げて装着し、レギュレータは死んでいたので取りあえず「ハンドレギュレータ」でF端子をバチバチと接触させて試験までやった。

05202  夜はそろそろ蛍の季節かな?と思い、ちゃしろを連れて近所の川に行ってみた。すでに10匹くらいは飛んでいて見ることが出来たけど、乱舞という程では無かった。
 ちゃしろは蛍には全く興味が無く、草むらを嗅ぎ回って飽きたら帰ろうとした。うーん、風情の無い犬だ。

 昨日のホースバンドの工具サイズ。カタログとかアメリカの工具とか見ていると少し解った。インチ系では1/4と5/16が標準的みたい。ミリに直すと6,35mmと7.94mmに成る。アメリカには「1/4 or 5/16 Interchangeable Flexible Shaft Hose Clamp Driver. 」とか言う便利工具も有るくらい。
 これから想像できることは・・・日本のカタログで同じシリーズなのに小径のナットサイズは7mmで大径は8mm表記のヤツが有る。1mm違いを作るとか変だなと思っていたけど、この場合はかなりの確率で1/4と5/16の事だろうと思う。
 過去に6mmだったか7mmだったか忘れたけど、ミリ系のボックスドライバがピッタリのホースバンドも有った。だからミリ系の製品が有ることは確かだけど、インチ系の1/4と5/16を誤解して(させて?)流通して居る例も沢山ありそう。

バイク 12km

| | コメント (2)

2018年5月18日 (金)

あなたは人気者

05181 昨日に続いてポルシェの電装品ネタ。911のヒータとかエアコンに使われているブロアモータは良く故障する。故障と言うよりも寿命が短いという言い方が正しいと思う。しかもそれは極一部の部品の寿命で、その部品のほぼ全てはネック側の軸受。
 ボールベアリングに交換する手も有って自分自身のヒータブロアもボールベアリングにしてみたけど、割りと短期間に特有の音が出始めた。国産のブロアモータをいくつか調べてみたら今はボールベアリングを採用しているのも有る。何か構造的な工夫などが有りそうだ。
 と言うことで今のところは外径が球面に成った含油軸受という、オリジナルの設計手法に忠実な部品に交換する方法を採用している。これで気になるのは含油軸受周辺のフェルトの量。これが追加の油を保持しているのだけど、国産車のモータに比べたら体積比が5倍とか10倍は違う感じ。当然ながら短寿命のBOSCH製のほうが小さい。
 と言うことでここのフェルトの量を増やした修理をやりたいと考えて居るけど、小さな部品にめんどくさい細工をする必要が有って実現出来ていない。自分用に1台だけなら直ぐに出来るけど、仕事として利益を上げながら安定して供給するには相当の検討とか実験が必要に成る。
 と言うことで、今の段階でもオリジナル同等(以上?)の修理は出来るけど寿命は大して長くなってません。銅系の高級な軸受を使っているけど寿命が3倍も4倍もは伸びんだろう。だから自分でメンテ出来る人は車検毎くらいに注油を心掛けて欲しいと思う。これでたぶん半永久的に持つはずだから。

05182  こっちは今日の時点で食道のテーブルの上に有るちゃしろ君のおやつ類。全部が彼に対するプレゼントな訳で、前にも書いたけど徳の高い犬というか偉く人気が有る犬だなあ・・・と羨ましく(笑)思う日々。
 ちゃしろは私と散歩している訳で、ちゃしろを見ている人は同じ時間だけ私も見ているはず。なぜ私にはプレゼントが来ないんだろう?。もうしばらく待ってみよう。
05183  「あなたは人気者」で検索すると森高の動画が出てくる。生意気でオドオドしているような若い頃の森高も良いけど、綺麗に劣化した今の森高も良い。でもこの頃の森高が一番綺麗な気がする。
 そんな彼女もしばらくしたら尿漏れパッドのCMに出るように成るんだろう。安直だけど「私がオバサン・・・」を流しながら旦那とオープンカーでドライブだな。
 そう言えば私が予想した竹内まりや夫妻の健康食品のCM。バックに「人生の扉」が流れて提供はサントリーの予定だけど、こっちもなかなか始まらんなあ。

バイク 12km

| | コメント (4)

2018年5月17日 (木)

ヤングマンも何時かは死ぬ

05171 婆さんのことばかり書くのも気が滅入るので最近はYBRの事ばかり書いてきた。それにも少し飽きて来たので(笑)今日は仕事の事でも書いて置こうと思う。

 ポルシェ911のオルタネータ。レギュレータ一体型だから比較的新しいタイプと思われるけど、もしかしたら古い車体にオルタネータだけ最近のヤツを付けたのかも知れん。
05172  入ってきた時に内部から絶縁体の欠片が出てきてヤナ予感がしたけど、予想通りにフルコースの作業と成ってしまった。
 スリップリングは残りが有ったので旋盤で研削して真円にした。そしたらスリップリングAssyとか巻線からの配線を固定している樹脂がボロボロ落ちてきた。仕方ないから強制的に剥いでいつものクイックメンダーで同じような形に補修。なんか色が悪いな。。。

05173  よほどの事が無い限りベアリングは全部交換するのだけど、コイツのネックベアリングはプレートで押さえずにポンチで固定して有った。作業が割りと綺麗なのでメーカレベルかも知れんけど、完全に等間隔でも無いから手作業でやっているのは確か。
 リュータに尖った超硬ビットを付けてカシメ部分を掘り、さらにハウジングを軽く焼いてやっと旧ベアリングが抜けた。後はナイフとかヤスリとか色々道具を駆使して真円?に修正して完了。
05174  と言いたかったけど、私がポンチで再カシメをしたら次の作業者に笑われる。今の時点で生産数の7割が残っていると言われるポルシェだから、特に今後の空冷は事故でも無い限り減ることは無かろう。と言うことは5年先か50年先か知らんけど、私が白骨に成った頃に今頃ヤングマンだったヤツが中を開ける訳だ。そして「何処の爺さんだよ、こんな整備をしたのは。カシメの連続でガタガタに成って救いようが無いよ。。。」と愚痴を言う。
 それはやっぱり耐えられんと言うか、整備士の良心が痛むので押さえの板を作って止めた。精密鈑金の外注に出して再メッキとかしたら1ヶ月仕事に成るので、手で切ってローバル塗って誤魔化したけど。
05175
 そして最後はレギュレータが死んでいた。このタイプは過去にやったことが有るのでデータが残っていて配線は一発で解る。記録は大事だ。
 レギュレータの内部を入れ替えたら全ての完成。でもロータの抵抗値が下限ギリギリくらいに低いのが気になる。ギリギリだから良いだろうとも思うけど、巻線内部でショートが発生し始めているのかもしれない。いや、高出力タイプならこの位の抵抗と電流は有ってもおかしくない。。。色々考えて悩んだけど、現時点で発電はするし抵抗値も安定しているので納品することにした。
 全てのオルタネータの基準値を持っている訳じゃ無いし、時代も出力値も様々なヤツが入ってくる。誰かが過去に巻き替えたりして修理しているかもしれない。今回みたいな判断は難しいなあ。

バイク 12km

| | コメント (2)

より以前の記事一覧