2020年9月 1日 (火)

半導体化

09011_20200901211601 数日前からやっているメグロのダイナモとレギュレータ2台セットがやっと出来た。1台のダイナモが酷い状態だったけど、レギュレータの方もかなりのモンだった。
 このレギュレータは最初から状態が悪いのは解っていたので、依頼者との間で全部半導体化する事に成っていた。でも、端子とかは流用する訳でその端子が錆と過去の焼損でグダグダ。結局数個の端子はリベットを外して絶縁部品とかも作り直して付け直した。
 メグロとかW1時代だとオリジナルは全て機械式だけど、相当痛んだ機械式を機械式のままで修理するのはかなり大変。博物館とか機械式に拘りのある人の分は接点を移植してでも機械式で修理するけど、メグロクラスは今でも実用として使う人が居る。そんな人は見た目と機能が一緒なら、値段が安くて信頼性が高い方が良いと言う。
 まあ当然のことで私だって同じ事を言うと思う。機能まで変わってしまうと車体側の配線とかを弄る事に成るけど、今作っている半導体式のレギュレータだと機械式を全くそのままで置き換え出来る。だからそんな考え方も有りだろうなと思うわけ。
 当然、程度の良い機械式ならそれを温存しておいて、ボロボロのケースを捜してきてそっちの中に半導体式を入れる様な流れをお勧めはするけど。

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2020年8月30日 (日)

電装品にバリバリ

08301_20200831185501 メグロのダイナモを2台やっている。1台は以前にやったのの確認的な作業だから楽勝。でももう1台が水害車だったか?、サビサビの固着で手こずって居る。
 以前の私だったら確実に界磁鉄心を固定するサラネジを外す事が出来て無い。この歳に成っても人間少しは進化するモンだ。
08302_20200831185501 あまりの錆に堪らずバリバリを持ち出した。電装品にバリバリを使うとは思っても見なかった。  




08303_20200831185501  界磁鉄心も錆の固まりに見えたのでバリバリ。少しだけ保持力が落ちたかも(笑)。





08304_20200831185501 ロータ巻線を清掃してワニス含浸し、コンミュテータを再切削。
 界磁巻線を巻き替えてこちらもワニス処理。



08305  ブラシ押さえのバネが失われて居たので、適当にでっち上げた。





08306  やっとここまで来た。ブラシも良く似たヤツを微調整して作らないといけないけど、手が汚れるから明日やろう。

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2020年8月28日 (金)

へたったヤツは辞任

08281_20200828202601 凄く狭い範囲で、配線はグチャグチャだけどエアコンシステムのエミュレータを作った。そのおかげでコントローラのトラブル箇所と状況が詳細に解った。
 こいつは2枚の基板が向かい合わせに半田付けしてあり、何かする度に40点くらいの接続を脱着しなければ成らないのがメチャ面倒。
08282_20200828202601  ブロアの代用品として準備した2個の12V-DCファンが回り始めた。今回の故障箇所はこの部分だけなので、まあ限定的だけどエミュレータを使った解析と修理が一つ前進したと考えて良さそう。


08283  夕方作業はエンジンマウントを交換した。へたったヤツは捨てられるのが世の常だけど、交換したヤツが勝れているかどうかは解らない。
 使ったのは純正品じゃ無くて工業用の汎用品。倉敷ゴム辺りかな?と思って探したけど無くて、ブリヂストンに同一形状が有ったので注文してみた。でもゴム定数辺りが違っているかもしれん。
08284  古いヤツはこんな感じ。荷重が無くてもへたって居るのが解るから、まあゴム定数が多少違っていてもそれなりの効果は体感できそう。



08285  上のネジを締める為にバッテリ横のカバーを外したけど、その時に嫌な物を見てしまった。
 塩水とか酸とかは、錆を落として上にペンキを塗るくらいじゃダメみたいだ。基板でやっているように、温水で煮てからさび止めが必要かもしれん。
08286  今日はここまでで止めようと思っていたけど、アンドリュー君の動画に触発されて適当なトレイを作ることに。
 ゴミみたいな部品をボロの中古に交換して「looks like new」と言う辺りが好きだ。メートルねじが出てきても「shit」とか「fuck」とは言わずに「thanks metric」と言うのを聞くと、汚い格好だけど良いところの生まれなのかな?。
08287  適当に切ったチェッカープレートに穴を開け、プレスで適当に曲げる。





08288  ウエルドナットは無いけど生地の六角ナットが有ったのでそれを溶接しよう。あとは意味不明のアースポイントみたいなヤツも必要かな。
 溶接までは出来んかった。

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2020年8月27日 (木)

M型じゃ無いかも

08272_20200827205401 来ていたけど放置状態だったユンボのファンベルトを交換した。表面がめくれ始めて、流石にこれは寿命だと思って測定して注文していたヤツ。
 ぬるい産業機械だからJISの標準品だろう。幅と周長を測って「M型の36インチ」と断定。
 でも外したのは断面形状が少し違う。もうちょっと高級な自動車などに使われている様な感じ。そして装着しようとしたら微妙に短くてパンパンに張ってしまった。
08271_20200827205401  張りすぎの原因はヤンマーの設計者にも有る。2枚目画像の下の方、緑の点線位置に支点となるボルトがありそこを中心にスイングする。
 でも赤の部分が接触して長穴の全ストローク動かない訳だ。このエンジンは他にもたくさん使われて居るので、長穴のステーはもっと大きなオルタネータを想定したヤツの様な気がする。直径が大きければ赤部分が干渉しない。ユンボ用に小さなオルタネータにしたけど、ステーをそのまま流用したんじゃ無かろうか。
 簡単に検索したくらいでは純正のベルト仕様が解らなかったけど、もしかしたら36と37の間くらいのミリ規格のベルトかもしれん。37インチでは少し長すぎる気がするし。
 さて、どうしようか。正規の製品を調べて買うべきか、37インチのM型を再手配するべきか、張りすぎのままで馴染むまで使い続けるべきか。最後の案にはウォーターポンプの軸受が死ぬというオマケが付くかもしれん(笑)。

08273_20200827205401  仕事で机の上がメチャクチャな状態に成ってしまった。
 964のエアコンユニットを弄っているのだけど、ある条件を出すためにあまり関係の無さそうなセンサとかフィードバックが必要に成ったりする。
 最終的にはDMEみたいに全機能を包括したエアコンエミュレータを作るべきなんだろうけど、サーボモータやら色々有ってDMEよりも面倒で複雑に成る。
 今回は該当部分だけを何とかでっち上げて作業するにしても、正月くらいまでにはエミュレータを完成させたい所。

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2020年8月22日 (土)

変な錆び方

08221_20200822212001  不調で入ってきたポルシェ930のDME。受け入れ時の検査では症状に繋がるような不調は発見されず、唯一おかしかったのはアイドルスイッチが入っても直ぐにアイドル制御しない事。
 意外に思うかも知れないけど、930のアイドルスイッチとフルスロットルスイッチは内部でアナログ的にミックスされていて、それぞれのオンオフの組合せを4個の電圧、例えば0V、2.5V、3.5V、5.0Vみたいな感じでアナログ処理されている。
 だからこの辺りの微妙な動作はアナログ的な抵抗値とかその辺りの不具合が考えられる。
08222  分解してみると変な錆が付いている。






08223  部分的に錆が有る。なんだろう、一時的な雨漏りとか強い結露とかだろうか。その割りに抵抗類の足は錆びてない・。




08224  基板のロック部品と擦れてパターンが痛むのは初期バージョン。後のバージョンではこの部分にパターンを通さない様に改善されている。



08225  基準のROMを入れて実負荷をかけてみても普通に動く。
 アイドルスイッチとフルスロットルスイッチの入力が、ランダムに入り切りしたような状態に成っていたのかな。なんか違うような気がする。

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2020年8月11日 (火)

粘着気質と狩猟気質

08111_20200811211501  先日とは別のユニットだけど、なんか延々と964のリアスポイラーユニットを何台もやっている。
 というのも警告灯で奇妙な症状が出て居て、それをどんどん突き詰めて行ったらオリジナルの定数がおかしくないか?と成ったから。

08112  海外で回路図を公開している人が居たので印刷して比べたけど、電源線が繋がって無かったり数値が入って無かったりしたので心細くなり、結局自分で追っかけて書くはめに成った。
 回路図まで書いて動作を把握したらやっぱりおかしい。4.7uFが付いていたけど47uFくらいが適当な感じがする。
08113 そういえば、最初の1台をメモしながら分解したけど、その時の電解コンデンサはこれ。この中に47uFが1個と4.7uFが4個有るけど見分けが付かん。
 これはメーカが付け間違えたか、私がメモを間違えたと思い始めた。そして今日の朝に何も考えずに分解した分をゴミ箱から漁ってみると、なんと47uFが2個に4.7uFが3個だった!!??。
 これって、最初の1台は47uFの場所を間違えたと思ったけどそうじゃ無くて、47uFを2個付けるべきなのに1個は4.7uFを付けてしまったと言う事だろうか。
 そしてたまたまその1台を見て残りを連続作業をしてしまった私は、間違った1台目と同じ妙な修理完成品を作ってしまったと。。。この部分は動作不良では無くて、スポイラー上昇時に警告灯のタイミングが変わるだけの話。だから見逃されて来た可能性もあるのかなあ?。
 2台目以降も作業前に写真を撮ったりメモをしたりすれば瞬時に判明していたのに、脇が甘いからこういう悩ましい事例が出てしまう。うーん、納得いくまで突き詰めよう。

08114  こちらは今日のちゃしろ君。夕方の散歩が終わり家の裏を通って歩いて居たときの事。
 パッと動いたかと思ったら口にヘビを咥えて振り回し始めた。半袖短パンでリードを持っている時に止めて欲しい。
 日頃の行いが良いので、今日は汁もかからなかったし、ヘビの身体が私の脚にあたる事も無かった。
08115  取りあえず誉めておいたけど、もう少しおっとりと暮らして欲しいと思う。

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2020年8月10日 (月)

ファイン過ぎるセンサ

08101_20200810204801  パワーコンディショナの消費電力表示を見ていると、どうもポンプの停止が悪い時があるみたいなのでセンサを外して掃除した。
 これは川本のファインセンサーと呼ばれている、流量と圧力の検出が一体と成ったセンサ。でも我が家のように汚れやすい井戸には繊細すぎる感がある。
 こう言うのはもうちょっといい加減で、ガタガタで精度が悪いけど最後まで努めを全うするタイプにして欲しい。

08102_20200810204801  こっちは仕事で、BOSCHの6ピンタイプCDIの修理。ちょっと面白い症状が有ったので書いておこうと思う。
 ESRが191オームは始めて。以前に30オームくらいのヤツを火花試験したら、目と耳で解るくらい1オーム以下のヤツと差があった。でも火花が飛んでいればエンジン性能的には体感出来んかもしれん。
08103_20200810204801  もう一個は端子の腐食。何故か解らんけどこのCDIに特徴的な端子が腐食していて、脱着作業中にもげたので再製作した。変な薬剤でも付着したか?。
 あとは良くある作業を地味にやって完成した。テストも問題無く終えたので今日の仕事はお終い。

08104  晩飯の後でテレビを観ながら、卓球選手に成らなくて良かったと心から思った。
 石川佳純は美人だけど怒られたら怖そうだ。

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2020年8月 8日 (土)

光の三原色?

08081_20200809204601 白骨号のブレーキランプを明るくするプロジェクト。 こんな物を作ってみた物の、純正の赤色カバーを通すと一気に暗くなり、ノーマル球と同等の見え方には24Wも必要と解って意気消沈している所までは書いた。


08082_20200809204601 何時までもいじけて居るのは男らしくないので(笑)、悪あがきとしてLEDユニット表面のオレンジ色樹脂を剥がしてみた。
 硬化しかけのシリコーンシーラントみたいな感じで、爪でゴシゴシしたら何とか剥がれる。でもいくつかは重要そうな「小粒」まで取れてしまった。

08083  この状態で点灯してみると、白では無くて紫というか何とも言い難い発光体が出現。
 いよいよ解らん様に成ってきた。取りあえず赤のユニットだけを5個も買ったのは失敗で、5個買うなら各色を1個ずつ買うべきだったと気が付いた。
 失敗してから気が付くのは能力が低い証拠(笑)。

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2020年8月 7日 (金)

見積って言われてもなあ

08071 お世話になっている車屋さんの関係で舞い込んできたヤツ。スナップオンのタイミングライトとボッシュのタイミングライト。
 取りあえず見積が欲しいらしいけど、こんなのやったことが無いからパッと見ただけで「1万円!」とか言えない。

08073  仕方ないから軽く見ていこうとするけど、センサの線が切れていて取りあえず状況を見る事すら難しい。
 仕方ないからセンサの線を引っ張り直して症状を探って見たけど、もうこの状態でかなり「修理作業」に食い込んでいるわな(笑)。

08072  まあ興味が有るから進めて見る事にしたけど、なんか解らんなあ。タイミングライトだけで「進角」モードとか有るけど、どうやって進角を測定するんだろう。

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2020年8月 6日 (木)

小池百合子は特別な夏、桜田淳子は十七の夏

08061_20200806205201 天井作業は縁部分に入った。土壁に合わせて周囲を切って貼るから能率が悪い。
 全部貼り終わったら土壁に漆喰を塗ろう。古い民家と無機質な会議室の合体で不思議な空間が出来上がる予定。


08062_20200806205201  仕事の事も少しだけ。
 964用かな?と思うオルタネータ。発電はしているけどガタガタだからBrg.交換の依頼。
 全ての部品が赤く錆び付いていてプレスとジグとバーナが要った。はぁ。


08063_20200806205201  この手はネックBrg.が特殊だったような気がする・・・と思いながら探したら有った。素晴らしいぞ、我が社(笑)。




08064_20200806205201  テールベアリングの保持器が崩壊していた。これは良くある事で射出成型?の保持器は脆い気がする。




08065_20200806205201  分解したくないから内パスで測定。小関 智弘氏の本に出てくる旋盤工なら1/100mmまで解るけど、私は解らないから適当。




08066  適当に削りだした。うちではPOMから削りだしているけど、数年で崩壊したというクレームは無いので成型品よりは強い気がする。




08067  ネックBrg.の入る径は17mmみたい。






08068  本当にBrg.の内輪が接する部分は15.88mm。。。。はあ???。





08069  フレッティングコロージョンに依ってここまで減ったのだろうか、それとも一部は薄いリング状に17mmが確保できていたので、誤作品を無理矢理組んで出荷したのがすり減ったのか。
 奥側のシャープな形状を見ると後者の様な気がするけど、どっちか解らん。それにしてもこんなの始めて見た。
 もう一つ面白いのはネック側のBrg.に一切マーキングが無いこと。内輪にも外輪にもゴムシールにも何も記載が無い。テール側のBrg.には「PORTUGAL 6201 C3」と有る。
 取りあえず動くようにせんと行かん。0.55mmのSUS板が有ったので巻き付けてBrg.を打ち込んだらキチキチに止まった。まあ強度的には良くないと思うけど、今まで持っていたから直ぐに折れる事は無かろう。
 私なら少し覚悟して普通に使うけど、一般的には無条件にガンガン使って下さいと言える状態では無い。その辺りは依頼者の判断。

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