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2017年7月30日 (日)

P260aとP252a

07301 今日は朝一から飛ばした。ちゃしろの散歩から帰って朝飯を食って、そのまま直ぐに作業場に行ってミッション用の治具作り。
 ポルシェの915形ミッションを組むには、P260aと呼ばれる治具を用いて仮組みし、シフトフォーク関係の位置を決める必要が有るらしい。1万ちょっとで売っていたけど、素直に買うのは面白くないし、ドリドリ君なら直ぐに作れそうな気がしたので自作することに。

07302  寸法は分解したケースの穴を測定してCADで作図。さらにドイツ人技術者に成った気分で、この寸法は64.17じゃ無くて64.00だろう・・・等と想像し、それっぽい図面をでっち上げた。
 あとはGコードを作ってドリドリ君に削らすだけ。素材は変なオッサンが不法投棄していったアルミの厚板が有ったのでそれを利用した。基本的に上手く行ったけど2点ほど失敗も。

07303  1点目は見ているのが面倒に成ったのでちゃしろの所に行ってヨシヨシしていたのだけど、作業場から大きな音が聞こえて飛んで戻った。そしたら構成刃先が出来て居たようでガタガタ言いながら切削していた。大急ぎで切削油をかけて何とか収まった。流石にアルミでドライはダメだわ。
 2点目は仕上げ面にタップ穴が出てしまったこと。目分量でこの辺りなら避けられると配置を決めたのだけど、どうも5mmくらい目分量がずれていたようでみっともない結果に。

07304  P260aが09:00前には出来てしまったので、次は超ロングソケットのP252aを作ることにした。これには元ネタの41mmソケットが要る。削り出しと購入とどっちが良いか少し迷い、1割引に引かれてストレートに買い出しに行くことにした。
 3/4sqの41mmソケットを買ってきて、油谷産業で買って物干し竿にしているSUSのパイプの残りと、要らない1/2sqのソケットを溶接して超ロングソケットを作った。
07305  本当は炭素鋼のパイプを探していたけどSUSしか無かった。ソケットはニッケルとかクロムが入っているからSUSパイプの方が相性が良かろう・・・無理矢理気持ちを納得させてTIGで溶接。
 でも溶接機の調子が悪い。どんどん電流が低くなってきて、最後は300Aに合わせても50Aも出なくなった。さあ困った。。。
 仕方ないので手棒で溶接することにした。手棒は下手だし溶接棒もZ-44しか無い。でも勢いの有るうちに作業したかったのでZ-44で無理矢理溶接した。
07306  本来なら軸を固定するP355aという固定治具も要るのだけど、これを作るのは面倒だったので5速ギヤを代用品として使って弛めた。
 インチキ溶接が割れるかも?とドキドキだったけど、呆気なく230Nmのナットは緩んだ。あとはプレスで全部のギヤとスペーサ類を押し出して入力軸の分解完了。

07307  今回だけで3種類の特殊工具を作った事になる。この手の工具は無くても作業できるかも知れないし、実際にやっている人も居るみたい。海外のフォーラムでも「all about tools」と書いている人も居れば「overkill」と書いている人も居る。
 私も昔なら汎用工具で「チャチャッとやれよ!」と言うタイプだったけど、今は出来るだけ正しく力の伝わる工具を使おう、準備しようと思うように成った。
 色々な人や会社を見てきて、その手の人や組織の方が結局は楽で速くて生き残っている様に感じるし、国レベルでも日本はドイツに生産性で大きく負けて居る。「overkill」かもしれんけど、しばらくはこの路線で行ってみよう。

 その前にバイス台の回りを片付けんといかんな(笑)。片付けの魔法でも買ってくるか。

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コメント

変なオッサンも 役にたつやろ!!
今度また 変な物捨て行くわよ!!ガハハ

投稿: MASA | 2017年7月31日 (月) 00時08分

 たまには役に立つね。プラマイで行くとマイナスが多いけど(笑)。

投稿: みつやす | 2017年7月31日 (月) 07時10分

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