« シフトロッドカップリングのブッシュ | トップページ | 安物の組合せは如何に »

2015年5月20日 (水)

定位置予圧

05201 ちょっと前に書いていた白骨号のフロントホールのベアリングを交換した。作業自体は割りと直ぐに終わるのだけど、Brgを交換するにはハブを外す必要が有り、ハブを外すにはキャリパを外す必要が有り、キャリパを外すにはブレーキ配管を切り離す必要が有り、配管を切り離すと液が漏れて嫌らしいし、あとでエア抜きをするのも面倒。と言うことで意外と億劫な作業。
 使ったグリースは安物の汎用リチウムグリースだけど、私の用途には十分な性能だろうし、痛んだアウターレースのBrgを使い続けるよりは安心できる方向だと思う。
05202  この部分、2個のテーパーローラを組み合わせて有るのだけど、マニュアルに依ると予圧をゼロで組むように指定が有る。表現的にはBrgとナット間のワッシャがギリギリ動く程度にナットを締めろと書いてある。
 普通のメカ設計であれば程度の差は有っても予圧をする事が多い。同じ構成のトラックなども軽い予圧をかけるように成っている。なぜポルシェの技術者は予圧を嫌ったのだろう。トラックや同形式の旧車との違いは何だろう。
 2枚目の図では材質まで解らないけれど、9番のハブだけがアルミ系で後は全部鉄系と成っている。アルミと鉄では熱膨張率が2倍くらい違うので、運転による温度上昇はBrg隙間を小さくする方向に働く事が解る。
 走行時のBrg発熱は大した事が無いような気もするけど、ハブにはブレーキディスクがボルト締めしてある。これの発熱は結構な物がある。ホイールと共締め構造ならホイールに熱が逃げていく事を期待できるけど、寸法的な取り合いからブレーキディスクとホイールはハブの両端に別々に取り付けられて居る。
 と言うことは、大気中に放熱出来なかったブレーキディスクの熱はハブに伝わる事に成る。ハブ全体を綺麗に温めた後で初めてホイールに熱が伝わる配置。予圧量の変化がかなり有りそうな気がする。
 トラックや旧車はどうなのか?と考えてみると、まずハブの材質が鋳鉄などの鉄系でシャフトなどの部品と熱膨張率が等しい。しかもドラムブレーキが大半でドラムはホイールと共締め構造が多い。熱のかなりの部分はそこまでで放熱されてしまい、それから先の軸受け部分にはポルシェほど伝わらないのだろう。

 リレーマラソンの筋肉痛は消えたけど、まだ怠さとか違和感的な物は十分残っている。他の速いオッサン連中はナマズでガンガン走って居るんだろうなあ。。。と思いながらも、私は無理せずにMTBを軽めに5kmほど乗ってお終い。

バイク 5km

|

« シフトロッドカップリングのブッシュ | トップページ | 安物の組合せは如何に »

コメント

予圧マイナスで組むと
こうなりますと言うお手本か???
ガハハハハ

投稿: MASA | 2015年5月20日 (水) 22時43分

 転動面が茶色に成っていたのは過大予圧のせいと思うけど、表層が剥がれたようなヤツは何なんかねえ?。

 もう買ったみたいやけど、5/24~5/31はストレート福岡店15%オフらしいよ。

投稿: みつやす | 2015年5月20日 (水) 23時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« シフトロッドカップリングのブッシュ | トップページ | 安物の組合せは如何に »