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2015年2月24日 (火)

フォードカップのような物

02241 外注先から上がってきた品物の面倒な部分の組立とか、納期が入らない部品の代替え品を探したり、変更部分の検討とかしていたら1日が直ぐに終わってしまった。
 と言うことで昨日のネタを引っ張る事に決定。自作の粘度計で名付けて「ミツヤスカップ」に関して書いてみようと思う。
 吹き付け塗装自体は初めてじゃ無いけど、車1台を丸々塗るのは初めて。しかも使ったことのないウレタン2液性なのでちょっとびびって居た。
 と言うことで説明書とかを良く読んで、粘度管理が大事そうだという事は理解できた。でもその為の粘度計が高い。国内で一般的らしいイワタのNK-2という製品は5,000円くらいする。世界的に有名な?フォードカップは何処で買えるのかすら解らない。と言うことでいつもの様に「フォードカップのような物」を作ってみることに。
 ホームセンターを物色すると使えそうな物を発見。アークランドサカモトと言う会社の「カンロ杓子大 35cc」と言う製品。かき氷の蜜をかけるヤツに似ている。280円位だった。これの底に穴を開けたら良く似たものが出来るかも?と言う考え。
 イワタの資料を見ると「15秒以下は低粘度、15秒~25秒は中粘度、25秒~35秒は高粘度と呼んでいます。」との文章が有る。これから普通の吹き付け用塗料はNK-2で20秒くらいの粘度かな?と想像した。そのゾーンではフォードカップも良く似た数値。

 ただ実際の塗料を使って自作品を校正する事は難しいので、事前に水を使って怪しい校正を行うことにした。海外のフォーラムで「フォードカップに水を入れたら11秒で落ちる」と言う書き込みを発見したので、自作品も水で11秒に成るような穴を開ける事にした。
 穴の径と水の落下秒数の関係は以下の通り。Φ2.5mm→17秒、Φ2.8mm→14.5秒、Φ3.0mm→13.0秒、Φ3.2mm→12.0秒、Φ3.4mm→10.5秒、ここまで実験してΦ3.4mmに決定した。そして塗装の当日、実際に塗る直前の塗料の落下秒数を測定してみたわけ。
 プラサフ(COODE)を500gに硬化剤を100g混ぜた状態で29秒かかった。かなり濃い感じ。それにシンナーを推奨量の中間値75g混ぜてみると一気に11秒まで下がった。シンナーによる変化は激しい。
 そしてこの状態で塗ったわけ。初めて使うので良く解らんけど、塗り難いとかは感じなかったので取りあえずの基準に成る。
 次に黄色のレタンPG80を500gと硬化剤を50gとシンナーを250g混ぜた状態も測定。すると面白いことにこっちも11秒だった。そしてこっちも特に難しいとは思わずに塗れた。

 以上から考えられる事は、とりあえずミツヤスカップは濃度を比較する事は出来ていると考えられる。でも塗りやすい塗料の測定値が11秒だと少し短い様な気がする。今回の濃度の塗料を測定した場合、NK-2の中粘度の中央値である20秒くらいかかるのが良いのでは無かろうか?。と言うこと。
 見直す場合の穴径の最適値だけど、水で17秒かかったΦ2.5mm辺りが最有力候補かもしれない。とりあず次回のバンパー塗装時かポルシェを塗るときはΦ2.5mmのカップを準備して測定してみよう。2個作っても600円もしないのだし、あまり縁の無かった粘度の事を調べる良い機会に成って面白い。

バイク 12km
ラン (8km)

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コメント

カキ氷屋でアルバイトした事ないのでシロップの粘土はわかりませんが、滴れる水滴は16滴で約1CCと子供のころどこかで聞きかじり今日まで生きてきて不具合もありませんでした。自作の粘度計?は使い込めば換算や校正値も体に沁みてよろしいのでは!成功体験がすべてです。(笑)

投稿: 山向うの住人 | 2015年2月24日 (火) 22時55分

 今の穴径でもそれなりに解る感じですが、何というか100Vレンジで9Vと10Vの違いを測定しているようなもどかしさが有ります。
 2.5mmなのか3.0mmなのか解りませんが、たぶんもう1個は作ってみる事に成るでしょう。

投稿: みつやす | 2015年2月24日 (火) 23時39分

学生時代授業で、水、油など3つか4つの粘度の測定をやらされた事を思い出します。授業時間が決まってるので多くの種類は測定できませんが理論値と一致してるかの検証もアリ・・・・・気温・気圧などのファクターが抜けてる様に思いますが、実測値で決定する事は流石です。
黄色といえば、別の人のブログを拝見したとき、バイクのタンクも黄色だったと記憶してます。(たぶんレモンイエロ-?)黄色が好きだ!ってのも納得。トライアスロンのユニフォームも黄色じゃないですかぁー。
最近思うのですが今の歳になって、昔やった事がやっと生かされてる?感はあります。
以前、自宅で軽トラを1台を塗りました。ボコボコになりました。今回の作業は参考になりメモしておきます。

投稿: そクラテす | 2015年2月25日 (水) 05時12分

 そうですバイクも黄色です。こっちはヤマハのインターカラーを真似したのですが、そう言う気持ちが起こるって事は好きなんだと思います。

 水の粘度が温度で数割は変わる事を知りこのカップで測定したのですが、違いを知る事が出来ませんでした。電気ポットの中に突っ込んだ事は嫁さんには内緒です(笑)。
 このカップでは数割の変化を知ることは難しく、何十倍・何百倍と言った指数関数的な変化しか解らないのかもしれません。

投稿: みつやす | 2015年2月25日 (水) 07時44分

スペシャも横から見ると紺色ですが、真後ろから見ると黄色です。

投稿: 楽々園の秀 | 2015年2月25日 (水) 08時08分

 確かにあれも1/4くらいは黄色が使ってありましたね。でもあれは現品限りを寸法だけで現物も見ずに注文したので、黄色に反応した訳じゃ無さそうです。
 それにしても黄色が多いなあ(笑)。

投稿: みつやす | 2015年2月25日 (水) 08時18分

私もこの柄杓をホムセンで見かけました。私の発送は、例の2サイクルエンジンオイルを500~1000倍に薄めて使用する際に、直接タンクに突っ込んで揺らしながら混合しようかなと、発想しましたね(o^-^o)

投稿: ラモ | 2015年2月25日 (水) 08時43分

 2サイクルオイルはいろんな色が有って、かき氷にかけたら美味しそうですね。
 オイルパンのアルミ粉をすくうのにも使えそうです(笑)。

投稿: みつやす | 2015年2月25日 (水) 10時07分

フォードカップの市場規模がどのくらいかは知りませんが、ネットでコスパの高過ぎる方法を広めていると、フォードカップ組合がゴルゴ13を差し向けてきますぜ。だんな!

投稿: スパイクのいず | 2015年2月25日 (水) 12時12分

2サイクルオイルはいろんな色が有って・・・・昔は、いろんな匂いもありました。いちご味。排気ガスがそんな香りが出る様に調合されて販売さてました。メロン風味もあったカモ??。

投稿: そクラテす | 2015年2月25日 (水) 12時25分

>スパイクのいず さん

 フォードカップ組合は日本に興味は無さそうですが、岩田組の刺客が来るかもしれません(笑)。

>そクラテす

 確かに有りましたね。使ったことは有りませんけど。ひまし油を使えば香ばしい香りと共にお通じも良くなって一石二鳥かも。

投稿: みつやす | 2015年2月25日 (水) 12時33分

いつも楽しく拝見させていただいてます。

フォードカップ(岩田)持ってますので、水で
測定してみましたが、約7秒ですね。
ちなみに千葉の水です(^^;。

投稿: baky | 2015年2月25日 (水) 16時23分

さらにちなみに容量は40ccくらいで、穴径は3.5mmくらいでした。

投稿: baky | 2015年2月25日 (水) 17時11分

 ありがとうございます。千葉の水ってサラサラなんですね(笑)。
 岩田が出している換算表を見ると、NK-2の7秒はフォードカップ4番の11秒辺りに相当します。と言うことは外国の水も千葉の水も同じくらいの粘度という事が解りました。

 こうやって見ていくと、ミツヤスカップは水と吹き付けに適した塗料の粘度を識別出来ていない事が解ります。原液の粘度とシンナーを加えた粘度は識別出来ますけど。
 穴径なのか穴の縦方向の寸法なのか縁の形状なのか解りませんが、もう少し改善して常用域の感度を高める必要が有ることが解ってきました。

投稿: みつやす | 2015年2月25日 (水) 20時45分

中の形状は45度くらいの角度がついた漏斗状になっています。ただ、私は塗装屋がこれを使ってるところを見たことがありません(^^;。

投稿: backy | 2015年2月25日 (水) 21時08分

ちなみに塗装屋さんたちは、ほとんどの場合、粘度を測定してはいないと思いますが、シンナーを気温によって使い分けています。

同じシンナーでも
1超々速乾
2超速乾
3速乾
4標準
5遅乾
6超遅乾
7超々遅乾
と、7種類くらいあったりします

車両や重機のメーカーさんなどで
ウレタンではない塗料用のシンナーでも
5~8段階くらいに使い分けます
室温でおおよそは決まってますが
最終は職人さんの「感」ですかね

ちなみにお送りしたのは標準でした

でも、500+50 に 250は
ちょっと多目でしたかね
でも、5回くらいに吹き分けたとの事
塗膜の厚さは十分かと思います
写真を見た感じではOKで。

投稿: S塗料 | 2015年2月25日 (水) 21時13分

 プロはそうでしょうね。素人の一発目はお手本も先生も居ないので数値に頼るしか有りません。その数値がいい加減で良いのか?とは思いますけど(笑)。

 レタンPG80の配合に100+10+50と何処かで見た様な記憶が有ったのですが、何かと間違えたかもしれません。取りあえず塗れたから良いことにしておきましょう。次回のグランプリホワイトはもう少し上達している事を祈って。

投稿: みつやす | 2015年2月25日 (水) 22時12分

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