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2011年3月 2日 (水)

軸はミリでもボルトはインチ

0302 A型フォードのダイナモ。80年前の車らしい。「なるべく新品の感じは無く、当時から使ってますよ~みたいな雰囲気」でのO/Hと12V巻き替え依頼品。
 そう言う気持ちはよく解る。ピカピカで新品以上に再生されたレストアも素晴らしいけど、オリジナル部品が機能を有しているなら出来るだけそれを生かしてあげて、年月の重みも一緒に使ってあげるという考え方。
 ベアリングは消耗部品なので交換。驚いたことにミリ規格だった。フォードの考え方なのか、GEか何処かの電装メーカの考え方なのか、どう測定してもミリ規格だし、途中でミリに改造したような形跡は無い。
 それなのに?ねじ類は全部インチだった。まあこっちの方が当たり前と言えば当たり前。出来るだけオリジナルを残すように作業していたけど、界磁鉄心を止めている皿ビスだけは無理だった。
 かなり苦労したけど1個は救出できた。でももう一個は最初から溝が壊れかけていて、前任者が外せなかった感がある。と言うことは最長で80年の固着か!?とか思いながら作業した。
 でも結局駄目だったので、1本だけ壊して取り外して再製作と成った。ねじ山の角度を見ていると60度じゃなくて55度のウィットねじに見える。錆で肉痩せしただけかもしれないけど。
 削り出しの生地のままでは錆びやすいので、明日にでも2個ともメッキ屋に持っていってメッキをして貰う予定。界磁のねじだけピカピカは変かもしれないけど、調子の悪いところを整備して、駄目になったねじを新しくしたと考えれば、ピカピカのねじが点在している方が当たり前な生きた自動車かもしれない。
 まあ、目立って気になるなら上からマジックでも(笑)塗って貰おう。

 書き忘れていたけど皿ビスの加工、ねじとテーパは内田洋行の教材用旋盤で加工し、マイナスのすり割りはドリドリ1号ことPSF240-CNCで加工した。
 刃物はモノタロウのハイスのエンドミルでΦ2mm。主軸回転数がmax.2000rpmなので刃先速度は13m/min.に満たない程度。と言うことでこの直径ならハイスでも超硬でも大差なかったりする。
 ドリドリ1号はミニフライスなので剛性は期待できないけれど、この位の加工なら全然問題無くこなす。「鉄」を削って実用的な部品を製作する事が出来る。
 宣伝と言うよりも、間違った情報がネット上に溢れている事が我慢できないので、こうやって少しずつでも事実を書いていこうと思っている。

 今日はバイク。いつもの様にMTBで家の廻りの山道とか、庭に登る坂道をグルグル走り回った。
 今日は今までと少し気分が違った。それは、かぼす君が「スイムとバイクは技術的比重が高い・・・」みたいな事を書いていた事が気になっていたから。
 バイクに関しては絶対的なパワーが主で、それ以外の要素は心肺機能くらいしか考えたことが無かった。それなのにバイクが強い彼は技術的だと言う。うーん。
 そう言えばかぼす君はそんなにゴツイ訳じゃ無い。どちらかと言えばトライアスリートの中ではランナー体型のグループに入ると思う。でも自転車が速い。と言うことは彼の言うようにパワー以外の要素が大事なのか???そんなことばかり考えて漕いでいた。

 とか、こんな事を書くとウミウシ君が嫉妬してしまうかもしれない。今度は彼の所からネタを貰ってこよう。

バイク 10km

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