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2008年12月 8日 (月)

N360の発電系統

1208 今日のお客さんはGPSではなくてこっちの方で旧車の電装品のチェックと再生修理の相談。
 犬鳴峠を超えて来ていただいたUさんの車は適度にヤレたホンダのN360。「完璧にレストアしました!」じゃ無い所がイイ感じ。
 このN360のレギュレータ再生を中心に、充電系のチェックというかリフレッシュというか、そんな感じの作業内容。
 本来のN360だとセルダイナモだけど、このN360にはN600のセルモータとオルタネータが組み込んである。セルダイナモの信頼性というよりは、エンジンの元気が良すぎる感じなので(笑)その対策かもしれない。
 Uさんは私よりも詳しいと思うくらい十分に調査勉強されていて、こういう人が相手だとメールの遣り取りと通販でもスムーズに処理が出来るかもしれないと思った。
 XS1に良く似たレクチファイヤをチェックしていたら、端子から太めの配線がポロッと取れた。あれれ・・・と思って眺めていたら、もう1本も取れた。断面を見たらほぼ全面が切れて腐食している。素線1本程度で繋がっていたと思われる。残りの1本は断面積1/3くらい残っていた。
 セレンみたいな金属板積層構造に見えるけど、6個のダイオードが組み込まれた3相全波整流の構造。6個のダイオードは全て正常だったので、外れた配線を新たに作ってこの部分は完了。
 エンジン側のフィールドコイル、ローターコイルなどの抵抗値は正常。エンジンへの短絡というか絶縁不良も無い。良かった。
 あらかじめ送ってもらっていた資料を元に、仮組みしていたレギュレータを付けてエンジンを始動してみる。14.5Vでピタッと制御された。
 イグニッションスイッチと思われる電圧降下が結構有るので、XS1等のようにIG線で検出すると誤差が大きすぎる。検出点をはバッタリーかレクチファイヤ出口の方が良い感じ。
 あとはチャージランプが点いているので、これのオンオフ回路が必要に成る。仕様に関して大体纏まったので、あとは予備品の機械式レギュレータを仮に付けて今日の作業は完了。

 N360と言えば下宿の隣の部屋に住んでいたS氏を思い出す。この車もセルダイナモが調子悪かったみたいで、良く押しがけしていた。駐車するときは必ず下り坂を選んで止めていた。
 我が家の数代前の軽トラもこの系統のエンジンだった。リフトも無いのに庭で一人でエンジンを降ろし、ボーリングしてワンサイズオーバーのピストンを入れた。
 椿本かどこか知らないけれど、Vベルト屋が良くOKしたなぁと思える独特のベルトの取り回しだけが記憶に残っている。

 ちょっと走ってみようかと思っていたけど、雨が降っていたので外はやめ。いつもの様に3本ローラをクルクル回した。
 今日は何となく調子が出なかった。理由は解らないけどこんな日に無理をしても仕方が無いので早めに止めた。

バイク 28km

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コメント

本日はありがとうございました。

帰りは気分も爽快。快調に帰ることができました(笑)

原因が特定できて良かったです。
お邪魔するまで、結構いろいろバラして調査しましたが、灯台下暗しでした。

まさか、あそこが断線しているなんて、分かりません。
ここまで、長い道のりでした(笑)

投稿: | 2008年12月 8日 (月) 23時26分

 こちらこそ楽しませていただきました。あの後思ったのですが、オルタネータ出力とレクチファイヤを繋ぐ部分ですが、作業性と抜け止めの意味で4極の一体型コネクタにした方が良いかもしれませんね。
 お名前を「S」さんとしていたのに気がつきました。済みません。

投稿: みつやす | 2008年12月 9日 (火) 08時23分

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